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ペット栄養管理士
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愛犬愛猫にとって大切なフードの再確認!いつまでも元気でいるために

ドッグフード・キャットフードの選び方と与え方の基本

ドッグフード・キャットフードの選び方と与え方をおさらいしましょう。

・フードは総合栄養食を選んでいる?
ドッグフードやキャットフードは、「総合栄養食」を選んでいますか?総合栄養食は、そのフードとお水があればワンちゃんやネコちゃんの健康が維持できるものです。
ワンちゃんやネコちゃんが必要とする栄養バランスで作られています。

「一般食」「副食」とパッケージに書かれているフードは、人間の食事でいう「ふりかけ」のようなもの。それだけでは栄養不足になるので必ず総合栄養食を食べさせることが基本です。

・年齢やライフステージ合わせて選んでいる?
成長著しい子犬や子猫の時期、大人になって健康を維持する時期、活動量が減ってくる高齢に時期は、必要とするカロリーや栄養バランスが異なります。

ドッグフードやキャットフードには「子犬用」「子猫用」「1歳以上」「10歳以上」「シニア」など表示されています。愛犬・愛猫に合わせたフードを選びましょう。わからないことがあったら、動物病院で相談してください。

・目的別フードを選ぶのもアリ
「避妊・去勢手術をした犬用」「被毛の健康を維持」など、愛犬・愛猫の状態によって目的別フードを選ぶのもいいですね。ただし健康上の心配事がある場合は、まず動物病院を受診しましょう。

・きちんとフードを量っている?
愛犬・愛猫それぞれ必要なカロリーが異なります。目分量ではなく、計量カップで必要量を量って与えましょう。適当な量を与えていると、ちゃんと栄養が摂れているかがわかりません。
太りすぎたり痩せすぎたりするだけでなく、体調を崩す原因になる恐れもあります。
「うちの子はどのくらい食べればいいかわからない」という場合は、かかりつけの動物病院で相談することをおすすめします。

・フードボウルは毎回洗っている?
食事のたびに、愛犬・愛猫のフードボウルはきちんと洗います。だ液がついたままの食器を洗わずに使っていると、細菌が繁殖しやすく不潔です。お腹を壊す恐れもあるでしょう。

専用のスポンジを使用し、ペット用の洗剤か、無香料無着色の洗剤で洗います。しっかりすすいだら、乾かしてから使用しましょう。すぐに使いたい場合は、清潔なペーパータオルで拭きとってください。

・フードを変えるときは少しずつにしている?
フードの変更は、1週間ほどかけて少しずつ行いましょう。いきなり新しいフードを一気に与えると、お腹を壊してしまう恐れがあります。

今まで食べているフードを少し減らした分、新しいフードを加えましょう。食事のたびに、今までのフードを減らして新しいフードを増やしていきます。

・フードの保存方法をチェック!
涼しく、直射日光の当たらない場所に保存します。開封後は密閉容器に入れて、早めに食べさせましょう。フードには脂肪分が含まれているため、開封すると酸化が始まりフードが劣化するのです。劣化したフードは、愛犬・愛猫の体調不良の原因になります。

冷蔵庫に入れると、結露が生じてカビが生える恐れがあるのでやめましょう。食べる量が少ない場合は、最初から小分けになったフードがおすすめですよ。

ウエットフードは、開封前は長期保存できる点がメリットです。開封すると傷みやすくなるので、食べ残しは処分しましょう。

・療法食は動物病院で処方してもらう
療法食は何らかの病気になったワンちゃんやネコちゃんのためのものです。必ず動物病院で診察を受けた上で、処方してもらいます。獣医師による健康状態の確認も必要です。
指示に従って、受診してください。自己判断で購入して食べさせるのは、やめましょう。

フードをあまり食べてくれないときは……

愛犬や愛猫が、フードをあまり食べてくれないと心配ですよね。フードを食べなくなったときは、次のことをチェックしてください。

・動物病院を受診して健康状態を確認
まずは動物病院を受診します。いつからフードをあまり食べないのか、便の状態はどうかなどメモして伝えると診察の助けになるでしょう。

・おやつを食べさせ過ぎていないかチェック
もし特に病気などがなければ、おやつの食べ過ぎではないか見直してみましょう。おやつの目安は、1日に必要なカロリーの10~20%程度です。

しつけやお手入れのために、ごほうびでおやつをあげているとお腹いっぱいになってしまいます。おやつを食べた分は、フードを減らすことが大切です。

・運動不足がないか
愛犬の場合は、お散歩の時間が少なくないかなど確認しましょう。活発な子は、ドッグランなどで運動させるといいですね。愛猫とはおもちゃで遊んだり、キャットタワーを置いたりして運動量を増やします。

・落ち着いて食べられる場所?
テレビが近い、多頭飼いで他のペットたちが邪魔をするなどの環境では落ち着いて食事ができません。静かに食べられる場所かチェックしてみてください。
多頭飼いの場合、並んで食べるよりも別々に食べる方が落ち着いて食べられます。ケージに入れたり、別の部屋で食べさせたりしてみてください。

まとめ

愛犬・愛猫が健康を維持していくためにも食事は大切です。総合栄養食を食べさせているか、年齢やライフステージにあったフードを選んでいるか、フードはきちんと保管しているかなど今一度確認してみてください。

あまり食べなくなったときは、まず動物病院に行って健康状態を確認しましょう。おやつの食べ過ぎや運動不足、食事環境もチェックしてください。愛犬・愛猫が元気で過ごすためにも、ぜひ確認してくださいね。

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