ウィズぺティ
初めての方へ会員登録ログイン買い物かご
TOP > 会報誌「ウィズペティ倶楽部」 > 愛犬・愛猫をを車に乗せるときの注意点って?安全快適のために
ペット栄養管理士
ウィズペティ
愛犬・愛猫をを車に乗せるときの注意点って?安全快適のために

車に乗る前に知っておきたいこと

・愛犬・愛猫はクレート・キャリーケースに入れる
愛犬・愛猫は、必ずクレートやキャリーケースに入れて助手席・後部座席の足元に起きます。後部座席の上に置く場合は、シートベルトで固定しましょう。

ペットを車内で自由にさせるのは「道路交通法違反」です。抱っこでは、万が一の事故の際命にかかわるリスクも。特にネコちゃんの場合はパニックになって暴れ、運転席の足元に隠れることも。
車の窓から顔を出しているワンちゃんもいますが、飛来物が当たる危険性もあります。
窓から飛び出して迷子になると大変です。遠出した先で迷子になると、簡単に見つけ出せなくなります。
「ちょっとそこまでだから」と抱っこで車に乗せることは絶対にやめましょう。

車に乗せる前に準備したいこと

・車に慣れさせる
まだ車に乗ったことがないワンちゃんやネコちゃんは、まず車に慣れさせるところから始めましょう。慣れてきたのを確認してから、距離をします。

特にネコちゃんは、「初めて」があまり得意ではありません。あらかじめ、ネコちゃんの匂いを車につけておくのもおすすめです。

クレートに入れて車に乗ったら、エンジンはかけずに過ごします。リラックスできるようになったらエンジンをかけましょう。エンジンの音に驚かなくなってから、少しずつ走行距離を延ばしていきます。

ワンちゃんも、エンジンはかけずに止まっている状態から慣れさせてください。車内で好きなおもちゃを使いながら一緒に遊んだり、大好きなおやつを与えたりします。
リラックスできるようになったら、近くの公園やドッグランなど楽しいところに出かけます。
慣れてきたら徐々に移動距離を長くしていきましょう。
「車に乗ると楽しいことがある」と覚えさせることがコツです。

・酔い止めを処方してもらう
愛犬・愛猫の車酔いが心配な場合は、かかりつけの動物病院に相談して酔い止めを処方してもらいましょう。

車で移動する日の注意点

当日は、次のポイントに注意してください。

・お出かけ直前は食事を与えない
車に乗る直前は、食事を与えないでください。直前に食べさせると、車酔いを招く恐れがあります。当日の愛犬・愛猫の食事やおやつは消化時間を考えて、少なくとも3時間前くらいにすませておくといいですね。

・排泄をすませておく
できればお出かけ前に排泄はすませておきましょう。

・車のニオイに注意
乗り物酔いを招きやすいので、芳香剤は使わないでください。タバコの煙もNGです。ワンちゃんやネコちゃんの匂いが付いている敷物などを置いて、安心させましょう。

・車内はエアコンを入れて換気をよく
ワンちゃんもネコちゃんも、高温・高湿度が苦手です。エアコンを入れて少しだけ窓を開け、換気をよくします。
クレートの中が熱くなっていないか、定期的に確認してください。

・休憩は1時間に1回くらいとるつもりで
長距離の場合、休憩はまめに取りましょう。目安は1時間に1回程度です。愛犬の場合、安全な場所で少し歩かせるのもいいですね。おしっこはペットシーツにさせて、便は必ずビニール袋にとって持ち帰りましょう。

・水分補給
興奮しているとワンちゃんもネコちゃんも、喉も渇いています。休憩のたびにお水を飲ませてあげましょう。

・ワンチャン・ネコちゃんだけを車に置いて離れない
車の中に、ワンちゃんやネコちゃんだけを置き去りにしないでください。
「コンビニに少し寄るだけ」「今日は涼しいから」と、車の中に残すのは絶対にやめましょう。
たとえ涼しい季節であっても、日差しで車内の温度が上がる恐れがあります。ほんの少しの時間でも、熱中症の危険が高く危険です。

車に乗るとき持っておきたいグッズ

必要なグッズや持っておくと便利なグッズがあります。持ち物リストを作ってチェックしておくと忘れる心配がありません。

・フード・おやつ
大好きなフードや、おやつを用意しておきましょう。密閉できる容器やファスナー付きの袋があると便利です。

・飲料水・容器
常温の水を与えます。市販のミネラルウォーターを与える場合は、飲み慣れている軟水がいいでしょう。ペット用のミネラルウォーターなら安心ですね。飲みやすい容器も必ず用意してください。かさばらず便利な携帯用もあります。

・乗り物酔い薬
動物病院で処方された薬を忘れずに持って行きましょう。

・リード・首輪・鑑札札・迷子札
目立つ色のリードや首輪は、目立ちやすくおすすめです。鑑札札や迷子札も忘れずにつけておきます。ネコちゃんもハーネスを着けておくと安心です。

・ペットシーツやマナーベルト
万が一の排泄に備えて必ず用意しておきます。ペットシーツは多めにあると便利ですよ。

・ペット用のウェットティッシュ
体が汚れたときに便利です。

・排泄物やゴミを入れるビニール袋
臭いが漏れにくいタイプのビニール袋があると、車内が臭くなりません。赤ちゃんのおむつ用でもいいですね。

・匂いが付いた敷物やおもちゃ
ワンちゃんやネコちゃんがリラックスできるよう、匂いが付いた敷物や遊びなれたおもちゃを持っておくといいでしょう。

・ワクチン証明書コピー(ワンちゃん)
ドッグランなど利用する施設によっては、ワクチン接種の証明書が必要です。動物病院で相談しておきます。

・シューズ(ワンちゃん)
「ワンちゃんとキャンプ」などアウトドアで遊ぶ場合は、シューズがあると肉球のケガ予防になります。

まとめ

ワンちゃんやネコちゃんを車に乗せて出かけるときは、まず「安全」を優先します。そして、快適に過ごせるように気を配ってあげましょう。初めて乗せる場合は、エンジンをかけないところからスタートして、少しずつ慣れさせます。
必ずクレートかキャリーケースに入れて、固定することも重要です。「自由に動き回らせる」「抱っこだけ」は危険なので注意してくださいね。
ワンちゃんやネコちゃんを車内に置き去りにするのもNGです。
車酔いが心配な場合は、かかりつけの動物病院で酔い止め薬を処方してもらいましょう。

ページ先頭へ SSL グローバルサインのサイトシール