日記は愛犬・愛猫の大切な記録になります。日記を書くことはもちろん、読み返すことも大きな楽しみとなるはずです。「オスワリができるようになった」「愛猫が新しいおもちゃを喜んだ」など、どんなにささいなことでも愛犬・愛猫にまつわることなら、宝物のような出来事ではないでしょうか。生年月日やお家に来た日、品種、毛色、名前の由来なども忘れずに記録しておいてください。
日記を付けることに少し慣れてきたら、愛犬なら「今日歩いた散歩のコース」や「散歩のときの愛犬の様子」、愛猫なら「どんな遊びをしたか」「今日はどこで寝ていたか」などくわしく記録してみてください。
愛犬・愛猫日記は、健康管理にも大変役立ちます。また万が一、体調不良になったときも記録があることで診察の助けになります。1年通して書いたものを見直すと、季節ごとの愛犬・愛猫の体調変化や、食欲の増減などもわかってくるのもメリットです。
記録する内容は、体重などの基本情報のほか、元気の有無や食欲も書いておくのがおすすめです。自宅での体重測定は簡単です。愛犬・愛猫を抱っこして体重計に乗り、そのあと飼い主さんだけで体重を測れば愛犬・愛猫の体重がわかります。飼い主さんご自身の体調管理にもなります。
正確な体重は時々動物病院で測定してもらってください。また健康診断をしたら、その結果も記録しておくといいですね。
爪を切った日、耳掃除をしてもらった日、シャンプーした日などケアをした日を記録しておくと、「うちの子の爪切りは1ヶ月に一度のサイクル」「うちの子は耳が汚れやすい」「シャンプーは3週間に一度」など、ケアの目安もつかむことができます。
パソコンやスマホの操作が得意なら、デジタルでの日記作成がおすすめです。いつも持ち歩くスマートフォンなら、お出かけしているその場で日記を書けるので便利です。撮った写真や動画も、すぐに貼り付けられるメリットがあります。
また画像を加工したり、文字の大きさや色を変えたり、絵文字を使ったりと、オリジナルの日記も簡単に作ることができます。
スマートフォンでは、ペット日記のアプリもあります。無料で使えるものもたくさんあるので、スマートフォンを使うのが得意な方は、いくつか試して使いやすいものを選んでください。
また日記をブログにして公開すると、たくさんの人に見てもらえる楽しみがあります。同じ犬種や猫種を飼っている方や動物好きの方とつながることができるのも、ブログならではの楽しみといえるでしょう。
一方手書きの日記も捨てがたいもの。飼い主さんのお気に入りのノートやスケッチブックに思い思いの日記を書いてください。手帳くらいの大きさだと、いつもポケットに入れて書き留めることができます。
気分や出来事によって、ペンのカラーを変える楽しみもあります。ただこすって消えるタイプのペンは、保存には向かないので使わないほうがいいでしょう。
手書きなら愛犬・愛猫のイラストを描いたり、プリントした写真を切り取ってコラージュして貼ったりするのも楽しいですね。愛犬と散歩したときに拾った落ち葉や、押し花を作って貼ったりするのもおすすめです。
愛犬・愛猫の写真を撮る飼い主さんは多いと思います。日記用に楽しい写真も撮ってみてはいかがでしょうか。「注射のあとのご機嫌斜めな愛犬の表情」「キャットタワーからみんなを見おろす愛猫」などいろいろな表情を日記に添えてみてください。
好きなおもちゃや好きな場所、よく行く公園、かかりつけの動物病院などの写真も撮っておくと楽しい日記になります。飼い主さんやご家族との2ショットもぜひ日記に貼りたいですね。写真は普通紙に印刷するほか、シールになっている紙に印刷することもできますよ。
「毎日書かなきゃ」とか「行を埋めないと」思うと、だんだん負担になることがあります。日にちが開いてしまうことでおっくうになってそのまま…ということも。
続けるには、何より無理をしないこと。「絶対に」とか「必ず」と思わず、気づいたことがあったら書き記しておこう、というくらい気楽に取り組むことが大切です。疲れたときは、写真だけでもいいですし「楽しかった」の一言でも十分です。愛犬・愛猫日記、思いつくまま気楽に始めてみてください。
心臓は全身に血液を送るためのポンプの役割を担っています。通常、血液の流れは一方通行で、全身を巡った血液は大静脈→右心房→右心室→肺動脈→肺→肺静脈→左心房→左心室→大動脈→全身へという流れで循環しています。心臓のポンプはより強く血液を送り出すために、心臓の中に弁を備えており、血液が逆流しないような構造になっています。
弁は以下の4か所に存在します。
三尖弁…右心房と右心室の間にある尖
肺動脈弁…右心室と肺動脈の間にある弁
僧帽弁…左心房と左心室の間にある弁
大動脈弁…左心室と大動脈の間にある弁
僧帽弁閉鎖不全症とは、僧帽弁が閉じ切らなくなり、左心室から左心房へ血液が逆流してしまうようになった状態です。
僧帽弁閉鎖不全症になってしまうのにはいくつか要因があります。その内の一つは心拡大から生じるものです。心臓が大きくなると、心臓の内腔が広がり、弁が届かなくなってしまいます。そうなると隙間から血液が漏れ、逆流を起こします。
細菌感染などによっても起こる場合があります。全身性に感染を起こすと細菌が血流にのって心臓にも到達し、細菌性の心内膜炎をおこします。それによって弁が肥厚したり変性することで本来の機能が損なわれ、弁がぴったりと閉じなくなってしまうのです。
また、弁を支えている腱索というひも状の組織が切れてしまったり、心臓の筋肉が肥厚することで弁が反対側に反転してしまい、逆流が起こることもあります。腱索が切れてしまった場合、突然心臓の中に大きな逆流が起こるので、突然倒れてそのあとから呼吸が苦しい、などといった急性の症状を発症します。
いずれの場合も心臓のケアはそれぞれ生涯必要になってきますが、その原因によっては初期の治療が異なることがあるため、正確に診断してもらうことは重要です。
キャバリアやシーズー、マルチーズ、チワワなどは僧帽弁閉鎖不全症の好発犬種としてよく知られています。僧帽弁閉鎖不全症はどんな犬でも、時に猫でも見られる病気ですが、好発品種とされているワンちゃんの場合は、若い時に一度(家族として迎え入れた時など)、シニア期に突入するときに一度(7歳前後)、心臓の検査を受けることをお勧めします。
早期に発見できれば、心臓病があってもより長く一緒にいることができます。
慢性に進行する僧帽弁閉鎖不全症では、初期症状はほとんどありません。お散歩も普通にできますし、軽い運動をしたり走ったりしてもそれほど苦しそうな様子は見られないでしょう。ただ、激しい運動となると疲れやすさが目立ったりするくらいです。
症状が進行するにつれ、元気のなさ、疲れやすさが目立つようになり、少しの運動で呼吸が荒くなったり、興奮したときに舌が青くなるチアノーゼを起こしたりするようになります。また、大きくなった心臓が気管を圧迫、振動させることによって咳が出やすくなることもあります。
末期になるといわゆる心不全の状態となり、運動に耐えられなくなったり、肺がむくんだ状態の『肺水腫』を起こすようになり、咳や呼吸困難が目立つようになってしまいます。全身の循環が悪くなると腹水や胸水がたまるようになり、明らかな元気の消失や食欲低下につながります。また、不整脈が起こるようになると、突然倒れたりする場合もあります。
僧帽弁閉鎖不全症であることを見つけることはそれ程難しいことではありません。聴診器を丁寧に当ててもらえば、心臓に雑音が混ざっていることで分かりますので、ワクチン接種や耳や皮膚病などほかの病気で病院を受診したときに偶発的に見つけられることが多い病気です。
しかし、雑音=僧帽弁閉鎖不全症ではありません。僧帽弁以外の弁から雑音が生じていることもありますし、ごくまれですが重度の貧血の場合にも雑音が聞こえることがあります。
そのため、次のステップとして、レントゲン検査や心臓の超音波検査、場合によっては心電図検査や血液検査、血圧測定などを組み合わせてその原因を探っていくことになります。
最も重要なのは心臓の超音波検査です。心臓の中の構造に異常がないか、弁がどんな状態になっているか、どの程度血液が逆流していて、心臓の機能がどこまで障害されているのかをリアルタイムで評価することができます。検査には麻酔などは必要なく、痛みもありません。雑音があるといわれた場合には必ず受けておきたい検査です。
これらの結果を踏まえたうえで、今後、どういう症状が出てくるリスクがあるのか、それを予防するためにどんなお薬を使用したほうがいいのかを判断していきます。
治療は一般的には内服薬による治療です。心臓病は完治することはなく、症状を改善させるものなので、投薬は一生涯続きます。
主に使用されるものには血管を拡張させて心臓の負荷を減らす血管拡張薬や、排尿を促して肺水腫などを改善させる利尿剤、心臓の収縮力を補助する強心剤などです。また、症状によっては不整脈を抑えるお薬や、上がりすぎた心拍数を少し抑えるお薬など、他にもたくさんのお薬があり、その子その子に合わせて種類・量・投薬回数を調整して処方されます。
大切なことは、用法・用量を守ることです。自己判断での休薬や治療の中断はかえって危険で、それが命に関わる場合もあることを知っておきましょう。
心臓病のお薬は症状が進めば進むほど種類も量も増えていき、投薬が難しくなる場合もしばしば見受けられます。そのような場合はかかりつけの先生に相談し、ほかのお薬や剤型に変更できないか聞いてみましょう。また、投薬を補助するやわらかいタブレット状のおやつなどを活用してみるのもおすすめです。
重症化して肺水腫を起こし呼吸が苦しい状態になった場合は、入院して点滴で強心剤や利尿剤を投与しながら、酸素室で治療する場合もあります。呼吸状態が安定したら退院できますが、それを繰り返してしまうことも多くあります。
そのような場合、いざという時のために『在宅酸素』を使用するという選択もあります。これはレンタルで小型の酸素発生器とケージを借りておき、苦しくなったらすぐに自宅で酸素室に入れる、というものです。もちろん、状態が悪ければ病院に連絡をするのが第一ですが、夜間、病院が開いていないときに症状がより悪化してしまうのを予防できます。病院などで紹介してくれますので、パンフレットをもらっておくと安心です。
ペットが心臓病になってしまった、となるとなんだか落ち込んでしまいますが、初期であればあまり悲観しすぎないでください。心臓病を抱えている子はたくさんいますが、お薬を飲みながら元気に暮らしている子はたくさんいます。重度の場合は、どうやって病気と付き合っていけばいいのか、不安があれば獣医師や看護師に相談してみてください。
僧帽弁閉鎖不全症と一口に言っても、初期のものから重度のものまで段階はその子その子によって様々です。
初期のものでは普通に生活することができ、毎日のお散歩やお家の中での遊び程度であれば苦しくなったり倒れたり、ということはありません。むしろ適度なお散歩は肥満予防などの観点から健康維持のためには必要です。気を付けたいのは、疲れさせすぎないこと。運動はあくまでも『適度な』程度というのが重要で、激しく走り回ったり過剰に興奮してしまうようなものはあまり推奨できません。また、暑い日に長時間お散歩することも控えましょう。
重度の僧帽弁閉鎖不全症の場合は運動制限・安静が指示される場合もあります。排泄のためにお散歩が必要な場合は、歩きやすいコースで短時間のお散歩にし、排泄が終わったら無理せずおうちに帰りましょう。冬は急に寒い環境に連れて行くと血圧の上昇から心臓に負担がかかるので、防寒をしっかりしましょう。
定期検診を受けることはとても大切です。初期であれば1年に1~2回検査をしてもらい、必要であればお薬を調整してもらう、これをしていれば急激に悪化して命を落とす、ということはありません。
症状がある程度進行し、利尿剤などを処方されるようになったら、定期検診の間隔はもう少し短くなります。利尿剤の量が適正かどうか、レントゲンで肺の状態を見たり、血液検査で腎臓に負担がかかっていないかどうかをチェックする必要があるからです。
お薬は体を楽にするためのものですが、使い方を間違えると害にもなってしまいますので、定期検診は欠かさず受けましょう。
自宅で気を付けてほしいことは、咳の頻度や寝ているときの呼吸状態、尿の量です。
咳が増えてきた、寝ているときの呼吸の回数が以前よりも多く、浅く速い呼吸になっている場合は肺水腫のサインのこともありますので、病院に行きましょう。また、利尿剤を飲んでいるのに尿量が少ない場合は腎臓に負担がかかって腎不全になっている場合もあります。正確に測る必要はありませんが、大体一日にどれ位尿が出ているかは把握しておきましょう。
心臓は生きていくうえで最も重要な臓器です。しかし、異常が起こり始めても、すぐには症状が見えてきません。大切なのは、病気に関して関心を持つことです。毎年の予防接種や、フィラリア予防の時にはせっかく病院に行くのですから、聴診器をあててもらい、自宅で気になる症状があれば気兼ねなく相談してみましょう。そうすることがペットの健康を長く守ることにつながります。
ワンちゃんのしつけをしたりする時に、ご褒美におやつを上げたりします。
上手に出来た事をたくさん褒めて上げるのはとても大切な事です。
ワンちゃんはご褒美にもらえるおやつを目の前に大喜びです。
ところが、飼い主さんがそのご褒美をくれません。
何もわからないワンちゃんは「あれ?」と戸惑います。
その後直ぐに上げるのならまだしも、そんなことが続けばワンちゃんにしてみたら、飼い主さんへの不信感が湧いてきてしまいます。
そうなると、一番困るは飼い主さんです。
しつけも出来なくなります。
飼い主さんのいう事なんて聞かない子になってしまいます。
そうならないためにも、上げる時はちゃんと上げて下さい。
寝ているワンちゃん、可愛いですよね。
ついつい、可愛いので構いたくなってしまう気持ちはわかります。
寝ていても敏感に人の気配を感じ取ります。
もちろん深い眠りの時もあります。
ワンちゃんだって人間と同じで、睡眠は大切です。
睡眠が足りないと体調を悪くしたりする原因になることもあります。
可愛いあまりに触りたい気持ちはわかりますが、グッとこらえてゆっくりと寝かせて上げて下さいね。
ワンちゃんの聴力は人間の4~5倍と言われます。
ですから、大きな声を出すとビックリしてしまったり、怯えてしまいます。
咄嗟に「コラ!」「ダメ!」「危ない!」などと大きな声を出してしまう事もあると思います。
でも、普通の声で十分に聞こえていますから、極力気をつけて上げて下さい。
夏になると花火大会や盆踊りなど、楽しいイベントがたくさんありますね。
ワンちゃんだって家族だから、一人だけお留守番はかわいそうという飼い主さんの気持ち、とてもよくわかります。
しかし、実はワンちゃんは人が多く賑やかだったり、大きな音がする場所が好きではありません。
前項でも言ったように、ワンちゃんの聴力は人間4~5倍です。
そして、人間よりも聞き取れる周波数の範囲が広く、かなりの高温まで聞き取る事が出来ます。
色んな音が聞こえるだけでもストレスなのに、大きな花火や太鼓の音が大音量で聞こえてるワンちゃんには、ストレスを越えて恐怖に感じているのです。
ワンちゃんはスキンシップによって飼い主さんとの信頼関係を築きます。
そのスキンシップが少ないとワンちゃんの体調の変化にも気付けます。
しかし、スキンシップが好きだからと言って、後ろから抱きしめられたり、高い位置から覆いかぶさるように抱き着かれる事は嫌いなんです。
まあ、体罰が好きな人はなかなかいないとは思いますが、当然ワンちゃんだって嫌いです。
体罰はしつけにはなりません。
叩きたくなるような気持になってしまう事もあるかもしれません。
でも、叩いてもワンちゃんは何も理解しません。
何かあるごとに「叩かれる!」と怯えてしまうだけです。
ダメな時は「ダメ」でいいんです。その時は無視したり、ゲージの中入れたりして「楽しくないイメージ」を与えるようにしましょう。
叩かれると怯えてストレスなるような事は絶対に避けて下さい。
ワンちゃんは意外とデリケートです。怯えたストレスで体調を崩したり、抜け毛をしてハゲてしまったり、問題行動の原因にもなり兼ねません。
ワンちゃんは飼い主さんが大好きです。
きちんと教えて上げれば、いけない事をしたら「やっちゃった!」と反省するようになります。
愛情は与えても、体罰は与えないで下さい。
ワンちゃんは飼い主さんが家族とケンカする事を、とても嫌います。
夫婦喧嘩、親子喧嘩などが始まると、スーっとその場からいなくなってしまったりします。
言い争う2人の間で「やめて!」と言っているかのようにワンワン吠える子もいます。
泣いていると、ペロペロと舐めて慰めるような行動を取ったり、家庭内の争いがワンちゃんはとても嫌いです。
ワンちゃんの表情や仕草はとても可愛いですね。
困った表情や嫌がっている仕草すら愛らしく、飼い主さんにはたまらなく愛おしい事でしょう。
しかし、ワンちゃんの気持ちも考えて上げれるようになりたいですね。
ワンちゃんの聴力や嗅覚の鋭さや、視力の低さなど人との違いを知っておく必要がある事もご理解いただけたと思います。
穏やかでゆったりと過ごせる環境もそうですが、あなた自身がやられたら嫌な事はワンちゃんもきっと嫌なんだろうなと考えてから遊んであげて下さい。
飼い主さんとの信頼関係を大切にしてくれるワンちゃんです。
ワンちゃんをホテルに預けることはよく聞いたことがあると思います。
では逆にネコちゃんは?うちの子はほかの子が苦手で…。広いスペースを確保してもらえるかしら…。と考えるネコちゃんの飼い主さんは多いのではないでしょうか。
最近ではケージフリータイプのホテルもいくつかありますが、従来のホテルだとケージの中で預かるのが一般的です。猫は犬よりも広い空間を必要とします。
そのためケージの中だけでは狭いのでは?と感じる飼い主さんが多いものです。
そんな時に利用していただきたいのがペットシッターです。
ペットシッターは自宅での世話が可能ですのでネコちゃんの生活環境を変えずにシッティングを行うことができます。
またケージが「狭い」という心配もありません。もちろん家の中でシッティングさせていただくのですから特別ケージを用意して生活してもらうなんてことはありません。いつも使っているケージで過ごしてもらうことが可能です。
ワンちゃんよりも繊細なネコちゃんだからこそ飼い主さんのいない間の時間はゆったりと過ごしてほしいですよね。
ペットシッターならそんなお願いを叶えることができます。
ペットシッターも聞いたことがあるし、キャットシッターも聞いたことがある。
うちの子は猫だからキャットシッターにお願いしたらいいのかな?と、次はどのシッターさんにお願いしたらいいのか悩むことはありませんか?
根本的な部分はペットシッターもキャットシッターも同じです。
ペットシッター(キャットシッター)として活動しているシッターもいます。
通常のペットシッターですと犬猫両方のシッティングをしているシッターが多いです。
他にもドックシッターなど犬専用のシッティングを行っているシッターもいます。
せっかくなら猫のことについて詳しく猫専門でシッティングをしてもらえる人ならなおさら安心ですよね。そのためにキャットシッターという名前で活動しているシッターがいます。
近所にキャットシッターのシッターがいればそちらにお願いするのが良いでしょう。
どのように探したらいいのか迷う方もいらっしゃいますがインターネット検索で「キャットシッター 〇〇市」「ペットシッター 猫専門」などで検索すると数多くのシッターのホームページにたどり着くことができます。
また数多くのシッターから検索したいという方は一覧で掲載しているサイト
『ワンにゃんさぽ』https://www.dog-cat-support.info/pet_sitter
『日本ペットシッターサービス』https://www.pet-ss.com/
で検索していただけると様々なシッターを探すこともできます。
基本的にはワンちゃんと同じシッティングをしてもらえますが大きく違うのは散歩があるかないかです。
ネコちゃんは基本的に散歩がないので家の中でのフリーの時間をしっかりと確保してもらえます。(飼い主様の希望になどによりシッティング内容は変動します)
① 食事
② トイレ掃除
③ お手入れ(ブラッシングやおもちゃ)
④ フリータイム(部屋の中でのフリー)
⑤ 緊急時の対応(万が一の場合、病院に連れていくことがあります)
料金は依頼する時間帯にもよりますが平均して1日2,000円~4,000円程度です。(繁忙期などは3割増しになったりもします)
事前の打ち合わせで打ち合わせ代金として2,000円かかることがあります。
打ち合わせ金額の中にはカルテ作成料金や、交通費、諸費用が含まれています。
シッティング時間は30分~60分(その他は延長料金)で対応してもらえます。
ワンちゃんの場合は散歩の時間も含みますので最低でも60分のシッティングが必要になりますが、ネコちゃんの場合食事とトイレ掃除があれば十分ですという方は30分のシッティングで十分です。
そのほかにすこしでも部屋の中で遊ばせてあげたいなどの場合は60分のシッティングにして30分ほどフリーにして遊ばせてあげることもおススメします。
※料金に関してはシッターごと料金を用意しているので実際に依頼したいシッターの料金表などを確認して下さい。
シッターの選び方や料金や時間など説明してきましたが実際にどんなシッターを選んだらいいのかを説明します。
シッターを選ぶ基準として
・動物取扱業の資格を保有しているか
・ホームページがあり料金表や追加料金についても記載があるか
・打ち合わせなどを事前に行ってもらえるシッターか?
を確認する必要があります。
取扱業の資格を持っていないというシッターはもってのほかですが、ホームページの料金表などに追加料金やその他の諸費用に関して特記がない場合は問い合わせるなどの注意が必要です。のちに高額請求される危険もあります。
また打ち合わせの実施はとても重要です。自宅のカギを預けシッターに自分の留守中に自宅に入ってシッティングしてもらうのですから、事前に打ち合わせをし、ある程度の関係をもっておくことが重要でしょう。
知人とは違い他人が自宅に入りますので貴重品などの取り扱いにも注意が必要です。
シッティングの打ち合わせの際にシッターに伝えておいてほしいことは、
・かかりつけの病院の名前・診察券、ペットサロンの名前・メンバーズカードの有無
・出入りしてほしくない部屋
・食事についての注意点
・持病がある場合や服用している薬がある場合は必ず伝える
かかりつけの病院は万が一の時に診察券とともに必要になります。また長期的に家を空けシッターにその間のシッティングを依頼する際はペットサロンの情報も伝えておくと便利です。
また貴重品やプライバシーを守るために出入りしてほしくない場所などはあらかじめ指定しておきましょう。
食事などふやかして与えている場合や多頭飼いをしていてネコちゃんごとにご飯が違う場合などはシッターから打ち合わせの時に伺うことが無い場合もありますので事前に伝えていただけると助かります。
その他にも伝えておいたほうがいいかな?疑問に思った場合は打ち合わせの際にシッターに伝えておくと伝え漏れがなく円滑なシッティングが行えますので、打ち合わせまでにしっかりとまとめておくことが重要です。