
太りやすい犬種とは?
太りやすい犬種として名前が挙がるのは、ダックスフンド、ビーグル、ラブラドール・レトリーバー、パグ、キャバリア、ウェルシュ・コーギー、柴犬です。
羊を追いかけていた牧羊犬や、猟師と一緒に狩りをしていた狩猟犬は、一般的に太りやすいと言われています。
牧羊犬や狩猟犬は運動量が多いため、食べる量も必然的に多くなります。
現在、家庭で飼われている犬はたくさんの量を食べる一方で、それを消費するだけの運動を毎日行っているかというとそうではありません。
そのため、食欲旺盛な犬種はどうしても太りやすくなってしまいます。
犬が太りやすくなる4つの理由
【1】食べている量が多い
犬が太ってしまう理由として、食べている食事の量が多いということが考えられます。
犬はごはんが目の前にあると、自分が食べられるだけペロリと食べてしまいます。
【2】おやつの量が多い
家族全員からおやつをもらっているなど、おやつを食べすぎていることも肥満の原因になります。
また、人が食べているポテトチップスなどを与えてしまっている場合は、肥満になる可能性があるだけではなく、糖尿病や腎臓の病気になる危険もあるので、与えないようにしましょう。
【3】運動量が足りていない
ケージで寝ている時間が長かったり、散歩に行っていないなど、運動不足になっていると太りやすくなります。
【4】避妊・去勢手術をした
ホルモンの関係で避妊・去勢手術をすると太りやすくなると言われています。
2歳を過ぎるころから太りやすくなるというデータもあるので、年齢なども含めて不安がある場合は手術前に獣医さんに相談してください。

犬の肥満の判断基準は?
犬の肥満はボディ・コンディション・スコアを用いて評価される場合が多いです。
これは、動物病院に触れる模型などが置いてある場合があるので、実際に試してみる機会があれば触って確認をしてみてください。
愛犬の適正体重から15%以上増えている場合は肥満になっている可能性があります。
適正体重はそれぞれ違うので、かかりつけの獣医さんに聞いてみてください。
犬は1歳で大人になり、ほとんどの場合はそこから大きく変化することはないので、1歳の時と比べてぽっちゃりしていると肥満を疑うきっかけになります。
犬は人と比べて体重が軽いので、800gや1kgの変化であっても、小型犬にとっては大変な体重増加である場合もあります。そのため、何%の体重増加であるのかに注目してください。
太る病気はある?
副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)は、副腎皮質ホルモンが過剰に分泌されることにより、尿量が増える、水分の摂取量が増える、お腹が張る、脱毛などの症状がみられます。
甲状腺機能低下症は、甲状腺ホルモンの分泌が減少することにより、脱毛や肥満、元気がなくなるなどの症状がみられます。
病気により太ったりむくんでいることもあるので、食欲がないのに太った、脱毛、元気がないなどの症状がある場合は、早めに動物病院を受診してください。
太ることの問題点
ぽっちゃりしているとかわいいなと思うかもしれませんが、肥満を放置してしまうと糖尿病や心臓病になる危険性があります。
また、体重の増加により関節に負担がかかることで、散歩に行きたがらず、さらに肥満に拍車がかかる可能性があります。
散歩が大好きな愛犬が歩くことも走ることもできなくなってしまっては、飼い主さんとしても見ていてとても悲しい気持ちになるかと思います。
体重増加が気になっているときは、獣医さんなど頼れる人に相談をしてアドバイスをもらうことをおすすめします。
ごはんの与えすぎ運動不足は要注意!
ごはんやおやつの与えすぎは、肥満の一番の原因になります。
体重によって与える量がフードやおやつの袋に記載されていますので、分量を量ってあたえるようにしましょう。
おやつもあげるとおいしそうに食べてくれるので、たくさんあげたくなってしまいますが、家族同士でしっかりと話し合って、おやつの与えすぎには注意しましょう。
食事だけではなく、愛犬に適した無理のない範囲での運動も心がけましょう。
ドライフードを食べないときは?
ドッグフードを食べないからおやつを与えるという飼い主さんもいますが、栄養バランスも偏るので、ドッグフードを食べてもらえるように工夫をしましょう。
ドライフードを食べられないときに、パウチタイプのチキンや野菜などを混ぜて与えることもあるかもしれませんが、毎回やってしまうと摂取カロリーが増えてしまうのであまりおすすめはできません。
小型犬はドライフード(カリカリしている)は苦手だけれど、柔らかいふわっとしたフードなら食べられるということもあるので、愛犬が食べやすい食感の物があればそれを選んでみてください。
または、ドライフードをお湯でふやかすという方法もあります。
生の味付けをしていないチキン(むね肉)をお湯で茹でて、チキンは使わずに、そのだし汁を使用してドライフードをふやかすことで犬が食べるようになったということもあるので、上手にお湯を活用して食べやすくしてあげてください。
