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動物病院の上手なかかり方!愛犬・愛猫の健康を守るために

動物病院に行く前にチェック!

動物病院に行く前に、準備しておきたいことがあります。準備しておくと受診もスムーズですよ。

・初めての場合は事前に連絡しておくと安心
初めて行く動物病院は、事前に連絡を入れておくと安心です。ホームページを持っている動物病院には、診察時間や予約方法などが記載されている場合があるので、確認しておきましょう。緊急の場合は、かかりつけの動物病院でも必ず連絡をします。

お腹の調子が悪ければ、便を持ってくるなど何らかの指示があるかもしれません。その場合は指示にしたがってくださいね。

・いつもお世話をしている人が連れて行く
動物病院には、いつもワンちゃんやネコちゃんのお世話をしている人が連れて行きます。普段あまり様子を見ていないご家族の方だと、具合が悪くても上手く説明できませんよね。

かといってあまり大勢で行くと、待合室や診察室がいっぱいになってしまいます。多くても、2人くらいがいいでしょう。

・基本データや病状などをメモをしておく
ワンちゃんやネコちゃんは、自分で具合の悪さを訴えることはできません。飼い主さんがしっかり説明する必要があります。

性別や年齢、体重、品種などほか、避妊去勢手術の有無やワクチン接種歴なども書いておきましょう。愛犬・愛猫専用の健康手帳があると便利です。

具合が悪い場合は、いつからなのか、普段とどう違うのかなど症状をメモに書いておくと安心です。下痢や嘔吐の回数のほか、ご飯の量や尿や便の様子も記録しておきましょう。けいれんを起こしたなど行動が普段と違う場合、動画を撮っておくと説明がしやすくなります。


・ペットシーツやビニール袋を持っていく
動物病院は普段と違う場所なので、愛犬愛猫もドキドキ。粗相をしてしまうことがあるので、必ずペットシーツやビニール袋を持参します。ペット用ウエットティッシュがあると汚れなどが拭き取れるので、便利です。

待合室では落ち着いて

・飼い主さんがゆったりした気持ちで待つ
待合室では、飼い主さんがゆったりとした落ち着いた気持ちでいると愛犬・愛猫も落ち着いてきます。とくにワンちゃんは飼い主さんの様子に敏感。「具合が悪くて心配」「騒いだらどうしよう」と不安がっていると伝わってしまいます。

・ワンちゃんはリードを短く持って待つかクレートに
ワンちゃんはおすわりやフセをさせ、リードを短く持って待ちます。具合の悪い子も来院しているので、くれぐれも自由に歩かせるようなことはしないようにしましょう。小さなワンちゃんはクレートに入れておきます。

・ネコちゃんはクレートに入れたままにする
ネコちゃんはクレートかキャリーバッグに入れて待ちましょう。布などをかけて外が見えないようにしておくと、落ち着きやすくなります。励ましはネコちゃんにはあまり効果がないので、そっとしておきましょう。のぞき込むのもNGです。怖がりのネコちゃんは、猫専門の動物病院を受診するのもいいですね。

受診中は指示に従う

診察中や検査中は、獣医師やスタッフの指示に従うことが大切です。

・「痛いね」「ごめんね」などは言わない
診察中や検査中、「痛いね」「ごめんね」などネガティブなことは言わないようにしましょう。心配になって言いたくなるかもしれませんが、愛犬や愛猫に飼い主さんのネガティブな言葉や心は伝わってしまいます。落ち着いて受診できるように、飼い主さんはどっしり構えておきましょう。

・わからないことをそのままにしない
説明を聞いていてわからないことは、そのままにせず質問しましょう。あとから忘れてしまわないように、メモを取っておくといいですね。

・正直に答える
診察に必要なことは、問われたらしっかり答えましょう。
例えば人間のごはんを食べさせてしまった、おやつをたくさん与えているなどは言いにくいですよね。しかし、事実をしっかり伝えることで、原因や治療方法が早くわかる可能性が高まります。

かかりつけの動物病院を作る

愛犬・愛猫のことをよく知っていてくれる、かかりつけの動物病院を作っておきましょう。性格や体質を把握してもらっておくと、普段の様子もわかってもらえるので具合が悪い状況と比較しやすくなります。

獣医師やスタッフに慣れていると、愛犬・愛猫も落ち着いて診察が受けられるでしょう。特に定期的に健康診断を受けると、健康な時のデータが集まります。そのため、ちょっとした体調不良にも気づきやすくなる点も大きなメリットです。人間と同じように早期発見は早期治療につながりますよ。

動物病院を好きにしておくと安心!

動物病院が好きな子だと、受診も楽です。ワンちゃんは、お散歩途中で動物病院に寄るなど楽しいときも訪れるといいでしょう。子犬の場合は、パピークラスがあれば積極的に参加することをおすすめします。

診察に差し支えなければ、好きなおやつを与えながら治療を受けるなどの方法もあります。スタッフにおやつをもらうのもいい方法です。相談してみてください。

獣医師やスタッフの方に、「動物病院好きにしたい」と相談するといいですね。

まとめ

・愛猫の健康を守るためにも、動物病院の受診は欠かせません。受診の際は、物言わぬ愛犬や愛猫に代わって飼い主さんがしっかり準備を行っておきましょう。

かかりつけの動物病院を作っておくと、健康なときのデータが集まるので体調不良に気づきやすくなります。早期発見・早期治療のためにも日頃から健康診断を定期的に受けるのもおすすめです。

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