
愛犬と楽しく体を動かそう
ワンちゃんの場合は、散歩があるのでオーナー様も一緒に運動しやすいのがポイントです。絆も深まるので積極的に体を動かしたいですね。
・愛犬とのお散歩で一緒に運動
お天気や気温をチェックしながら散歩にお出かけしましょう。オーナー様も一緒にウォーキングができる点は散歩の大きなメリットです。
運動量を増やすために手軽にできるのが、いつもより遠くへ行ってみること。愛犬が元気いっぱい歩いているなら、少し距離を伸ばしてみましょう。ただしあまりにも遠くには行かないよう注意してくださいね。立ち止まったり座り込んだりすると帰りが大変です。「もう少し行きたいな」というところで引き返すとオーナー様の負担も少ないでしょう。
体力が有り余っている若いワンちゃんや運動が必要な大型犬は、階段や坂道を選んで歩くのもいいですね。負荷がかかるので、オーナー様の足も鍛えられますよ。
・遊びでも運動できる!
ボールやフリスビー投げは、愛犬にとって運動になるだけでなく楽しさもあります。ボールやフリスビーは、ワンちゃん専用のものを使いましょう。オーナー様にとっても、ボール投げやフリスビー投げは適度な運動になります。肘や肩を傷めないよう注意しながら楽しんでくださいね。
リードを伸ばしすぎたり、リードを離したりすると事故やトラブルの元に。リードをすぐに引き寄せられる距離で遊ぶことが大切です。
・ドッグダンスに挑戦するのもアリ
ドッグダンスというワンちゃんとダンスをする遊びもあります。ドッグダンスは、愛犬とオーナー様が音楽に合わせて踊るスポーツ。リードを外してオーナー様のアイコンタクトに従うなど、教えるのには根気が必要です。
しかしオーナー様と一緒に踊れるので絆が深まる点ではおすすめの運動ですよ。
ドッグダンス教室やしつけの一環でダンスを教えている教室もあるので、探してみてください。
愛猫とも気楽に運動を
気ままな愛猫とも工夫をすれば運動ができます。オーナー様の楽しそうな姿を見ると愛猫も喜ぶでしょう。
・フードの置き場所を工夫する
まずは愛猫の体を動かしてあげましょう。フードを小さなお皿に分けてお家のあちこちに置きます。愛猫はフードを探しながら歩く運動ができます。探す楽しみもできるので退屈しません。
空のペットボトルに穴をあけ、フードを入れると転がすおもちゃを作るのもいいですね。オーナー様が転がしてお手本を見せるといいでしょう。穴を開けるときはケガに注意し、切り口はマスキングテープで保護してください。
・猫じゃらしも運動にぴったり
猫じゃらしや釣り竿タイプのおもちゃで遊ぶのも運動になります。ネコちゃんは動くものに興味津々。単に左右に振るだけでなく、物陰に隠したり急に動かしたりするとネコちゃんの狩猟本能を刺激します。
猫じゃらしを振る時は、思い切り腕を伸ばしたりスクワットをしたりすればオーナー様にとってもいい運動になるでしょう。
・キャットタワーを増設するのもおすすめ
お部屋のスペースがあれば、キャットタワーを増設するのも愛猫の運動に繋がります。ステップを増やしたり、隠れられるスペースを作ったりすると喜んで昇り降りするでしょう。
・オーナー様も一緒にストレッチ
オーナー様はネコちゃんの伸びの真似をしてストレッチをしましょう。四つん這いになったら両手を前の方に伸ばしてつきます。そしてお尻を高くあげると背中や肩が伸びてすっきり。お昼寝から目覚めたネコちゃんはたいてい体を伸ばすので、一緒にやるとすっきりしますよ。
深呼吸をしながらリラックスしてやってみましょう。急に伸ばすと筋を傷める恐れもあるのでゆっくりと行うことがコツです。
愛犬愛猫と体を動かす時の注意点
ワンちゃんネコちゃん、オーナー様が運動するときは、体調不良やケガを避けるためにも次のポイントに注意しましょう。
・無理をしない
まずは無理をしないことが大切です。愛犬・愛猫の年齢や体の具合などに合わせましょう。普段から元気な若い愛犬・愛猫ならともかく、シニアや病中病後の子には無理をさせないようにします。
元気な子でも、疲れた様子を見せたり調子が悪くなったりしたら動物病院を受診してください。
・食後を避ける
ワンちゃんネコちゃんはもちろん、オーナー様にとっても食後の運動は消化に悪影響を及ぼす恐れがあります。空腹時に体を動かすことを心がけてください。
・水分補給を心がける
運動後は喉が渇きます。愛犬のお散歩の時は、飲み水を持って行きましょう。お家の飲み水も新鮮なものに変えておきます。すぐに飲めるようにお部屋のあちこちに置いておくのもおすすめですよ。
一緒に体を動かしたら、オーナー様もしっかり水分補給してくださいね。
・おうちの床は滑らないようにしておく
ワンちゃんネコちゃんが遊ぶ部屋や移動する廊下は、滑らないようにしておきましょう。
家の中で遊んだ際、ツルツルした床では関節などを傷める恐れがあります。お洗濯ができるペット用のカーペットを敷くと、汚れても安心です。
・シニアは様子を見ながら
シニアの子は様子を見ながら体を動かすことがポイント。散歩ができたり、猫じゃらしで遊べたりするなら積極的にやらせてあげましょう。
立ち上がるのも大変、という場合は前足や後ろ足を少しずつ動かしたりマッサージしたりするのがおすすめです。
外の景色を見るのが好きな愛犬は、カートでお散歩するのもいいですね。
まとめ
暖かくなったら愛犬・愛猫一緒に軽い運動を増やしてみましょう。体もすっきりしますし、絆も深まります。食後を避けて無理をしないで行うことがポイントです。
ゆったりした気持ちで愛犬・愛猫との時間を楽しんでください。