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監修: 葛野 宗 獣医師
[記事公開日]  [最終更新日]
[ 目次 ]

バセットハウンドの特徴について

垂れた長い耳が特徴です

耳の長さは多くの犬種でも最長でギネスブックに認定されています。
しかし、夏の湿度の高い時期などは、蒸れて細菌が繁殖するため、外耳炎の原因になることもあります。

こまめなケアが欠かせません。
また、長さから食事などの邪魔になってしまったり汚れてしまうこともあるので、耳をまとめるようなスヌードと呼ばれるカバーなどを使うと汚れ防止になるためおすすめです。

嗅覚がとても優れています

もともと狩猟犬として活躍していたバセットハウンドですが、その狩猟の方法は嗅覚を用いたものでした。

そのため、嗅覚がとても優れている特徴は現在も残っています。

家庭で生活する中でも、気になるにおいがあるとしつこく追いかけてしまう修正もあるので、しつけでコントロールできるようにする必要があります。

バセットハウンドの性格について

温和で穏やかな性格です

猟犬として活躍した歴史がありますが、猟犬の中では珍しく温和でマイペースかつ運動量も少ない犬種です。

賢さも持ち合わせているので、飼い主さんに対して愛情深く接し、忠実に従うこともできます。

頑固で探求心が旺盛な一面も

温和な性格ですが、探求心が旺盛な一面もあり、気になることがあると、追いかけ続けてしまうことがあるのがバセットハウンドです。

気になっても飼い主さんの指示で、スイッチを切り替えられるように、普段から信頼関係を築き、しつける必要があります。

バセットハウンドの飼い方(日常の世話)について

温度管理は充分な注意をしましょう

暑さには弱いため、温度管理が必要です。

熱中症へのなりやすさや、興奮による体温上昇などもあるため、夏の暑い時期はエアコンで室温を下げる管理は必須です。

春や秋なども、日当たりなどによっては体温が上昇してしまうこともあるので、ブルドッグのいる場所の室温を把握し、管理してあげてください。

しつけをきちんと行いましょう

探求心が旺盛で、興奮しやすい犬種です。
興奮した際にまわりの犬や人とトラブルにつながる危険性もあります。

けがをさせてしまう可能性もあるので、興奮や探求心をコントロールできるよう、普段からしつけをきちんと行う必要があります。

バセットハウンドの歴史・起源について

猟犬として作出された犬種です

16世紀のフランスで、嗅覚を用いてウサギや赤鹿狩り用の猟犬として活躍していました。

足が短いという意味を示すバセットの名の通り、犬種の中でも足の短い者同士をかけ合わせて作出されました。

長い胴と短い脚の体型は、低い茂みの中で動き回るのに優れると同時に、人が徒歩でもついていける歩くスピードにするためにとても便利だったとされています。

世界への広がり

1870年代になると、バセットハウンドはイギリスへ輸出され、イギリスの繁殖家のなかでさらに改良され、正式に犬種として認められるようになりました。

アメリカでも同様に1880年代に輸出されたとされています。

特徴的な容姿が映画やテレビドラマ、CMやバラエティの出演や漫画などでの登場、メーカーのイメージ犬として広められることで世界中の人気につながりました。

バセットハウンドの気を付けたい病気について

垂れ耳に起こりやすい外耳炎に注意しましょう

暑くて湿度の高い夏場は、垂れ耳のせいで耳の中が蒸れてしまい、細菌繁殖などが起こって外耳炎につながる可能性があります。

こまめに耳の中のチェックを行い、汚れが増えたり、匂いが変わるようであれば治療が必要なケースが多いです。

定期的な耳の掃除などのケアも欠かせません。

肥満から起こる病気に注意

食欲旺盛なビーグルは、食事量の管理を行わないと肥満につながる危険があります。

肥満になると、関節への負荷が増えたり、椎間板ヘルニアなどの病気につながる可能性が高くなります。

病気の予防のためにも、食事量の管理、肥満の予防は大切です。

バセットハウンドの価格相場について

40万円から60万円くらいの価格になります

珍しい犬種であるため、中型犬ですが価格は高めです。

血統によっては価格相場よりも高くなる個体もいます。
ただし、人気犬種と比較すると繁殖している個体数も少なく、あまり価格や性格、容姿などで比較できる選択肢は少なくなる可能性が高いです。

ペットショップよりもブリーダーからの購入の方が一般的

繁殖に要するスペースも必要な犬種であるため、郊外を繁殖場にするブリーダーが多い傾向があります。

繁殖を行なっているブリーダーを探して、見学や購入に行く流れになるケースが多いです。
日本国内で飼育頭数もあまり多くない犬種であるため、繁殖しているブリーダーも人気犬種と比較すると少なめです。

獣医師から見たバセットハウンドを飼う際のアドバイス

こまめにお手入れを

垂れ耳が外耳炎につながりやすいビーグルは、早期発見のためにも、こまめなチェックやお手入れが大切です。

短毛でトリミングの要らない犬種ですが、皮膚のしわが多く、皮膚トラブルを予防するためにも家庭での定期的なシャンプーなどのケアが必要です。

スキンシップの一環として、シャンプーや耳掃除をしながら、状態のチェックをすることで病気の早期発見につながります。

徹底的な食事管理の元で肥満を予防しましょう

肥満になりやすい犬種です。

犬の肥満予防は運動だけでは成り立ちません。
食事管理を徹底することで肥満の予防が可能です。

カロリーのコントロールだけでなく、低脂質など個体に合った食事の質を選びましょう。

バセットハウンドの飼育チャートについて

穏やかで性格面では飼育しやすくしつけやすい犬種です。
信頼関係も築きやすく、良いパートナーとなりやすいでしょう。

散歩の頻度や時間はあまり長くかける必要のない犬種です。

しわの多い皮膚や長い耳などが特徴的ですが、ケアの困難さにつながることが多く、頻度を増やしたり、しわの間なども丁寧に洗う必要があるので、手入れを手間に感じることなくできる飼い主さんに向いている可能性が高いです。

初心者  2 初心者にはやや飼いづらい
しつけ  5 しつけのし易さは普通程度
お手入れ  2 お手入れはやや難しい
気性  6 気性は普通程度
多頭飼育  5 多頭飼育のし易さは普通程度
散歩  6 必要な散歩量は普通程度(10~30分程度)
病気  2 病気にはやや弱い
抜け毛  4 抜け毛の量は普通程度
吠え方  2 やや吠える
におい  2 やや臭う
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