ハバリについて【獣医師執筆監修】猫種辞典・猫図鑑
ハバリの特徴について
野生の猫を彷彿とさせる大型猫です。
ハバリは体が非常に大きい大型の猫です。
一般的なイエネコの約2倍ほどの大きさの猫で、平均的な体重は11kgほど、体高は40cmを超え、中には46cmほどになる個体もいることからその大きさがうかがえます。
体は筋肉質でがっしりとしており、大きな背中と長い尻尾を持ちます。
被毛はブラウンの地色に、野生のヤマネコを彷彿とさせるスポット(斑点模様)やロゼット(雲模様)があるのが特徴です。
純血かどうかは見た目の特徴ではなく、DNA検査によって判断されるという珍しい猫種です。
ハバリの性格について
穏やかな性格です。
見た目は野生的な印象を受けますが、性格は非常に穏やかです。
飼い主さんはもちろん、他のペットとも仲良くすることができる社交的な性格をしています。
ハバリの飼い方(日常の世話)について
ブラッシングは週1~2回程度です。
ハバリは短毛種で抜け毛も特別多くはないため、週に1~2回程度のブラッシングでも十分です。
大型猫に適した生活環境を整えましょう。
ハバリは猫の中でもかなり大型の猫です。
性格は穏やかですが、遊ぶときにはそれなりに活発に遊びますので、大きな猫が走り回れるようなスペースの確保や、上下運動できるようにキャットタワーを設置して運動不足になったりストレスが溜まらないようにしてあげましょう。
キャットタワーに関しては大型の猫が飛び乗ったり飛び降りたりしても倒れることがないような強度のあるものを設置する必要があります。
ハバリの歴史・起源について
家庭用ペットとして作られた大型猫です。
ハバリはアメリカにある「セレクトエグゾティクス」というキャッテリーが誕生させた、家庭用ペットとして作られた猫です。
安易な繁殖を避けるために猫のブリーディングの詳細情報は企業秘密として公開されていませんが、おそらくベンガルが関わっていると推測されています。
ハバリという名前はスワヒリ語で「元気かい?」という意味の言葉です。
ハバリの気を付けたい病気について
好発疾患などは報告されていません。
ハバリに関して、好発疾患は現在のところ報告されていません。
しかし世界的にみてもまだ個体数が少ないために情報が集積されていない可能性も十分にあり得ます。
猫に一般的に多いとされている感染症や下部尿路疾患、中高齢期に発症しやすい腎臓病などにも警戒しつつ、体調の変化がみられた場合にはできるだけ早く病院を受診するように心がけましょう。
ハバリの価格相場について
日本では入手困難です。
ハバリは日本では認知度がまだ低く、国内では販売しているペットショップやブリーダーの情報は見つかりません。
入手するためには海外から輸入することが必要になりますが、繁殖に関する情報が公開されていないため、開発したキャッテリーと直接交渉することになります。
個人輸入での交渉が難しい場合には猫の輸入に精通した輸入代行業者さんに問い合わせてみると良いでしょう。
猫の生体価格は35万円ほどという情報がありますが、詳細は不明です。
輸入する場合には生体価格に加え、輸送費や代行業者への仲介手数料が加算されるため、希少な品種であるハバリの場合には非常に高額になることを覚悟する必要がありそうです。
獣医師から見たハバリを飼う際のアドバイス
成長がゆっくりとした品種です。
ハバリは他の大型の猫と同様に成長速度が遅く、成長が完了するまでに3年ほどかかります。
その間は成長期に適した高栄養の食事を与えるようにし、骨や筋肉がしっかりと成長できるようにサポートしてあげましょう。
ハバリの飼育チャートについて
かなり大型の猫ですので、飼育に際してはそれなりに広いスペースを確保し、運動不足にならないような環境づくりをすることが必要です。
穏やかな性格でのんびり過ごすことが好きな猫のため、飼育はしやすいと考えられますが、病院を受診する際などは中型犬と同程度の労力が必要になるでしょう。
| 初心者 | 1 初心者には非常に飼いづらい |
|---|---|
| しつけ | 7 しつけはかなり簡単 |
| お手入れ | 7 お手入れはかなり楽 |
| 気性 | 9 気性は非常に穏やか |
| 多頭飼育 | 5 多頭飼育のし易さは普通程度 |
| 運動量 | 5 運動量は普通程度 |
| 病気 | 7 病気にはかなり強い |
| 抜け毛 | 6 抜け毛の量は普通程度 |
| 鳴き方 | 5 普通程度に鳴く |
| におい | 5 臭いは普通程度 |











