シャーペイについて【獣医師執筆監修】犬種辞典・犬図鑑
シャーペイの特徴について
しわが多い見た目が特徴的です
しわが多く、眼もしわによって隠れている個体もいるような特徴的な外見を持ちます。
闘犬としての歴史もあるため、噛まれたときに大きな傷になりにくいなどのメリットを持ちますが、しわの間に汚れが溜まったり雑菌が繁殖したりして、皮膚トラブルにつながる危険性があります。
こまめにケアできるよう、お家でも若齢の頃から慣らしてあげましょう。
がっしりとした筋肉質な体型が特徴的です
しわが多くかわいらしい見た目ですが、がっしりとした筋肉質な体形をしています。
闘犬を改良して作られた犬種ともされていることからわかるように、力も強く体力もあります。
警戒心が攻撃につながる可能性もあるので、行動をよく観察し、制御できるように普段からしつける必要があります。
シャーペイの性格について
穏やかで忠実です
信頼している飼い主さんには穏やかで忠実に接する傾向があります。
体の大きさも関係して、マイペースに感じられることも多いです。
頑固で独立心の強い性格です
ガードドッグとしての活躍の歴史もあるように、頑固で独立心が強い性質を持つと言われています。
そのためしつけでは難しいと感じる部分もあるかもしれません。
穏やかですが、警戒などが攻撃につながり大きなトラブルにつながる危険性も高いので注意が必要です。
飼い主さんが制御できるよう日常的にしつけを徹底する必要があります。
シャーペイの飼い方(日常の世話)について
被毛のケアも行ってあげてください
しわは多いですが、被毛は短く手入れがしやすいです。
しわの間を良く洗うことも大切ですが、体にぴったりと張り付いた短い被毛を持つため、定期的なブラッシングなども併せて行うことをおすすめします。
特別にトリミングなどは必要が無く、マッサージもかねてラバーブラシなどの皮膚を傷付けにくいブラシで定期的にブラッシングをしてあげると良いでしょう。
皮膚トラブルも起こりやすい犬種であるため、スキンシップの一環として、ブラッシングや皮膚チェックを行えると安心です。
充分な運動をしてあげましょう
体格も大きく、体力のある犬種です。
発散のためにも約30分ほどの充分な散歩時間を確保し、体を動かす時間を作ってあげてください。
飼い主さんと一緒に頭を使って遊ぶような知育遊びを行なっても良いでしょう。
良好な関係が築けると、飼い主さんに対しては愛情深く接することのできる犬種です。
一緒に体を使って遊ぶことできずなが深まる可能性が高いです。
シャーペイの歴史・起源について
中国が原産とされています
中国の広東省で作られた犬種とされています。
百姓の家で飼育され、家畜の番犬や狩猟犬として活躍していました。
闘犬としても活躍した歴史を持つとされており、頑固で独立心のある性格は番犬や闘犬としての使役のためには大切な要素だったことが伺えます。
紀元前200年頃から誕生していたとされる歴史の古い犬種です。
世界への広がり
中国で愛されていた犬種でしたが、1940年代に政策により多くの個体が処分されました。
この統制から逃れ、香港で飼育されていたシャーペイがアメリカへわたり、世界へ広まるきっかけとなりました。
日本では飼育頭数が少ない犬種ですが、家庭犬として世界で愛されています。
シャーペイの気を付けたい病気について
皮膚トラブルに注意が必要です
しわが多く、間に皮脂や汚れが溜まりやすい構造をしています。
そのため、皮脂や汚れをもとに細菌が集まったり、皮膚のコンディションが悪化して皮膚トラブルにつながることもあります。
こまめに皮膚ケアを行い、皮膚チェックもおこなう習慣をつけましょう。
痒みなどの皮膚トラブルは犬にとって負担になります。
違和感に気付いたら早めに受診して早期治療をしてもらうよう心がけましょう。
眼の病気に注意
垂れさがるまぶたが特徴的です。
瞼の外反や内反が起こり、まつ毛が角膜表面を傷付けたり結膜に刺激を与えてしまうことがあるため注意が必要です。
眼をしばつかせる、流涙や目やにの量が増える、眼球の充血の有無など日常的に観察しましょう。
シャーペイの価格相場について
国内ではほとんど流通していない犬種です
国内での飼育頭数は少なく、繁殖を行なっているブリーダーもほとんどいない犬種です。
そのため、ペットショップやブリーダーを探して購入することが難しいことが多いです。
海外での繁殖を行なっているブリーダーとつながりのあるペットショップやブリーダーを通じて海外からの輸入を検討する必要がある可能性が高いです。
海外からの輸入の場合にかかる費用
国内でのブリーダーやペットショップで購入することが難しい場合、海外で繁殖を行なっているブリーダーからの輸入を検討しなければいけません。
その場合、それぞれの国での出入国での手続きや空輸の費用などが生体の価格と併せて必要になります。
また、海外のブリーダーとのやり取りなども含めて代行業者に依頼する場合は手数料も必要になる可能性が高く、高額になるケースも多いです。
獣医師から見たシャーペイを飼う際のアドバイス
皮膚のケアをこまめに行って清潔に保ちましょう
顔や首周りなどに皮膚が豊富でしわがたくさんある犬種です。
しわの間に汚れや皮脂が残ってしまい、皮膚トラブルにつながることがあります。
こまめに皮膚ケアを行い、清潔にしてあげましょう。
しつけは充分に行いましょう
体格も大きく、力の強い犬種です。
警戒心や嫉妬などから起こした行動が大きな攻撃になって、トラブルにつながる危険性があります。
頑固さもあってしつけを難しく感じることもあるかもしれませんが、しっかりとしつけを行ない、飼い主さんが制御できるようにすることが大切です。
シャーペイの飼育チャートについて
犬の性質やしつけについて正しい知識を頭に入れ、訓練士など信頼できる専門家に頼れる環境かどうかもよく考えた上で、家族に迎えることが必要です。
体格もずんぐりとしていて力があるため、興奮などを上手に制御できるようしつけで普段からコントロールできるよう、信頼関係を築くことも大切です。
管理やしつけなど、シャーペイに費やす時間は必要になるため、時間をかけて丁寧に犬と向き合える方に向いている犬種と言えるでしょう。
| 初心者 | 1 初心者には非常に飼いづらい |
|---|---|
| しつけ | 1 しつけは非常に難しい |
| お手入れ | 1 お手入れは非常に難しい |
| 気性 | 1 気性は非常に荒い |
| 多頭飼育 | 1 多頭飼育は非常に難しい |
| 散歩 | 2 必要な散歩量はやや多い(2~2.5時間程度) |
| 病気 | 1 病気には非常に弱い |
| 抜け毛 | 1 抜け毛が非常に多い |
| 吠え方 | 1 非常に吠える |
| におい | 1 非常に臭う |











