カーリーコーテドレトリバーについて【獣医師執筆監修】犬種辞典・犬図鑑
カーリーコーテドレトリバーの特徴について
全身巻き毛のレトリバーです。
全身の巻き毛が特徴的なレトリバー犬です。被毛は黒と茶の場合があり、比較的抜けにくいとされています。
もともとは鳥猟犬であるため、運動量は多く必要です。
カーリーコーテドレトリバーの性格について
賢く、落ち着きのある犬種です。
カーリーコーテッドレトリバーは、賢く理解力があり、落ち着きのある犬種です。友好的で、自立心のある犬種ですが、時に繊細な一面を見せることがあり、見慣れない犬や人に対してよそよそしい振る舞いを見せる場合があります。
カーリーコーテドレトリバーの飼い方(日常の世話)について
充分な運動をしてあげましょう
鳥猟犬であるため、体を動かすことが大好きな犬種です。
発散のためにも充分な散歩時間を確保し、体を動かす時間を作ってあげてください。
思い切り走ることが好きな犬種のため、ただ歩く散歩だけではなく、思い切り広い場所で走れる時間も作ってあげるとより良いでしょう。
信頼関係が築けると活動的な犬種であるため、一緒に体を使って遊ぶアジリティなど、飼い主さんと楽しめるスポーツなども、より絆を深めることもできる可能性が高いです。
しつけをきちんと行いましょう
基本的には穏やかな犬種ですが、繊細な一面もあります。成犬になると体格は大きくなり、強い力を持ちます。
興奮や警戒による噛みつきや飛びつきが周りの犬や人をけがさせてしまったり、大きなトラブルになる可能性があるため、普段からしつけをきちんと行う必要があります。
飼い主さんが制御できるよう、普段から信頼関係を築いておくことも大切です。
カーリーコーテドレトリバーの歴史・起源について
イギリス最古のレトリバーとされています。
カーリーコーテッドレトリバーは、イングリッシュウォータースパニエル、アイリッシュウォータースパニエル、ニューファンドランド、アイリッシュセッターなどの犬種を交配して作出されたとされています。イギリス最古のレトリーバーとされており、のちにプードルの血を入れることで、巻き毛をより強くしたとされています。
カーリーコーテドレトリバーの気を付けたい病気について
垂れ耳に起こりやすい外耳炎に注意しましょう
暑くて湿度の高い夏場は、垂れ耳のせいで耳の中が蒸れてしまい、細菌繁殖などが起こって外耳炎につながる可能性があります。
こまめに耳の中のチェックを行い、汚れが増えたり、匂いが変わるようであれば治療が必要なケースが多いです。
定期的な耳の掃除などのケアも欠かせません。
関節の病気に注意
体格が大きく、活発な犬種です。
先天的な股関節形成不全などの疾患が起こりやすいとされています。
歩き方や座り方に変化を感じたら受診をしましょう。
また、食欲も旺盛な犬種ですが、肥満は関節への負担をかけます。
後天的な靭帯の異常などにつながる可能性も高いです。
肥満にならぬよう、食事量をコントロールしてあげてください
胃拡張胃捻転症候群に注意
胃拡張胃捻転症候群に注意が必要です。
食事の際に空気を一緒にたくさん吸い込んだり、食後すぐに激しい運動をした場合などに起こりやすくなるとされています。
興奮しながらごはんを食べることも多いカーリーコーテッドレトリバーは食事の際に空気をたくさん吸い込みがちとされています。
手術の必要な病気で、ひどい場合死につながる危険性もあるため注意が必要です。
日常的な行動の中で早食い防止食器を使用するなどの予防を行い、腹部の膨満感や呼吸の異常、行動の変化などが見られたらすぐに受診してあげてください。
カーリーコーテドレトリバーの価格相場について
多くはありませんが、国内でも流通しているようです。
国内では多くはありませんが、流通しているようです。流通量は少ないため、ペットショップやブリーダーを探して購入することは難しい犬種であると言えます。
海外での繁殖を行なっているブリーダーとつながりのあるペットショップやブリーダーを通じて海外からの輸入を検討する必要がある可能性が高いです。
その場合、それぞれの国での出入国での手続きや空輸の費用などが生体の価格と併せて必要になります。
また、海外のブリーダーとのやり取りなども含めて代行業者に依頼する場合は手数料も必要になる可能性が高く、高額になるケースも多いです。
獣医師から見たカーリーコーテドレトリバーを飼う際のアドバイス
被毛や皮膚のケアをこまめに行って清潔に保ちましょう
特殊な被毛を持つため、こまめにケアをして、もつれの予防や皮膚の変化が無いかチェックをする必要があります。
もつれや毛玉になると、皮膚疾患につながる恐れもあります。
こまめにシャンプーや皮膚のチェックを自宅でも行なう習慣をつけましょう。
大型犬種を飼育する準備が必要です
体格が大きいため、飼育に必要なスペースも、かかる医療費も小型犬と比較すると倍以上になります。
飼育することを決める前に大型犬の生活を維持することが可能なのかなどをしっかりと考えて決める必要があります。
同時に犬と向き合う時間や手間も多くかかる傾向があります。
大型犬種と暮らせる生活なのか充分に考えたうえで迎えてあげてください。
カーリーコーテドレトリバーの飼育チャートについて
被毛が独特であること、大型犬であること、運動量が多いこと、などを考慮しますと、少々飼いにくい犬種であると言えます。
| 初心者 | 2 初心者にはやや飼いづらい |
|---|---|
| しつけ | 5 しつけのし易さは普通程度 |
| お手入れ | 2 お手入れはやや難しい |
| 気性 | 5 気性は普通程度 |
| 多頭飼育 | 5 多頭飼育のし易さは普通程度 |
| 散歩 | 2 必要な散歩量はやや多い(2~2.5時間程度) |
| 病気 | 5 病気への強さは普通程度 |
| 抜け毛 | 5 抜け毛の量は普通程度 |
| 吠え方 | 3 やや吠える |
| におい | 5 臭いは普通程度 |











