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アルパインダックスブラッケについて【獣医師執筆監修】犬種辞典・犬図鑑

監修: 葛野 宗 獣医師
[最終更新日]
[ 目次 ]

アルパインダックスブラッケの特徴について

オーストリア原産の嗅覚ハウンドです

オーストリア原産のハウンドです。

体はそこまで大きくありませんが、シカやイノシシなどの有蹄動物や野ウサギやキツネなどの小型動物まで、匂いで存在を察知して追いかけます。

勇敢でシカやイノシシにも立ち向かえると言われています。

胴が長く足が短い体型が特徴的です

胴が長く足が長い特徴的な体型をしています。

ダックスフントに似ていますが、中型犬で、筋肉質のがっしりとした体格です。

スタミナがありパワフルな猟犬です。

アルパインダックスブラッケの性格について

勇敢な性格をしています

イノシシなどの体格が大きい獣にも立ち向かっていけるほどの勇敢な性格を持ちます。

大好きな家族を守ろうとする行動や、警戒心から敵とみなした相手には攻撃につながるなどの問題が起こる可能性があります。

勇敢な性格を短所にしないよう、普段から信頼関係を築く努力をすることや、しっかりとしつけることが大切です。

警戒心が強い個体も

警戒心が強い傾向があると言われています。

勇敢な性格から、警戒が攻撃につながる危険性があります。

また体が大きいため、甘噛みや飛びつきが人や犬にとっては大きなけがにつながる可能性があります。
攻撃などにつなげて大きなトラブルにならないために、制御できるようにしつけることが大切です。

アルパインダックスブラッケの飼い方(日常の世話)について

しつけをきちんと行いましょう

勇敢で警戒心の強い犬種です。
警戒して敵とみなした際にまわりの犬や人とトラブルにつながる危険性もあります。

体格も大きく力も強いです。

けがをさせてしまう可能性もあるので、攻撃につながる行動をコントロールできるよう、普段からしつけをきちんと行う必要があります。
また、警戒心が強くなりすぎぬよう若齢のうちから社会科をして適応させることが大切です。

運動量を充分に確保しましょう

体も大きく、筋肉量の維持が必要な犬種です。

散歩の時間は長めに確保してあげてください。

体格によっては激しい運動は関節に負担をかける可能性があります。
軽いジョギングなどを加えた散歩などが理想的です。

体重や関節の状態によって、適切な運動量は異なります。
かかりつけの先生と相談しながら運動量を決めてください。

アルパインダックスブラッケの歴史・起源について

1800年頃にオーストリアで作出された猟犬です

1800年代にオーストリアで、ダックスフントと大型の猟犬を交配して作出された犬種と言われています。

そのため、嗅覚は鋭くスタミナも充分持った、猟犬として優秀な犬種が完成しました。

野ウサギやキツネなどの小型動物だけでなく、イノシシやシカなどの大型の獣も嗅覚によって探し出し、追跡することのできる能力を持っています。

アルパインダックスブラッケの嗅覚は、コールドノーズの持ち主と呼ばれ、古くなった匂いでも的確に探し当てられる優秀さが示されています。

犬種としての公認もされています

日本ではほとんど飼育されていない珍しい犬種ですが、国によっては犬種として認知されている犬種です。

オーストリア国内の犬種協会はもちろんですが、国際畜犬連盟であるFCIなどでも犬種として公認されています。

他にもアメリカのUKCでも公認されていると言われています。

アルパインダックスブラッケの気を付けたい病気について

肥満から起こる病気に注意

胴が長く足が短い特徴的なフォルムを持ちます。
そのため体重増加によって腰などの背骨への負担が多くかかる危険性が高く注意が必要です。

肥満になると、関節への負荷が増えたり、椎間板ヘルニアなどの病気につながる可能性が高くなります。
食事量の管理を行わないと肥満につながる危険があります。

病気の予防のためにも、食事量の管理、肥満の予防は大切です。

飼育頭数の少なさゆえの未知の部分に注意を

国内だけでなく、世界でも飼育頭数の少ない犬種です。

犬種の体質やかかりやすい病気などの傾向がわかりづらい部分があります。

若齢のうちからこまめに健康診断や健康チェックを定期的に行い、個体の健康状態を把握してあげてください。

何か変化があった場合に相談できる専門家として、信頼できるかかりつけの獣医さんを見つけておくと安心です。

アルパインダックスブラッケの価格相場について

国内ではほとんど流通していない犬種です

国内での飼育頭数は少なく、繁殖を行なっているブリーダーもほとんどいない犬種です。

そのため、ペットショップやブリーダーを探して購入することが難しいことが多いです。

海外での繁殖を行なっているブリーダーとつながりのあるペットショップやブリーダーを通じて海外からの輸入を検討する必要がある可能性が高いです。

海外からの輸入の場合にかかる費用

国内でのブリーダーやペットショップで購入することが難しい場合、海外で繁殖を行なっているブリーダーからの輸入を検討しなければいけません。

その場合、それぞれの国での出入国での手続きや空輸の費用などが生体の価格と併せて必要になります。

また、海外のブリーダーとのやり取りなども含めて代行業者に依頼する場合は手数料も必要になる可能性が高く、高額になるケースも多いです。

獣医師から見たアルパインダックスブラッケを飼う際のアドバイス

徹底的な食事管理の元で肥満を予防しましょう

肥満になりやすい犬種です。

犬の肥満予防は運動だけでは成り立ちません。
食事管理を徹底することで肥満の予防が可能です。

カロリーのコントロールだけでなく、低脂質など個体に合った食事の質を選びましょう。

飼育頭数の少なさゆえの未知の部分に注意を

国内はもちろん世界でも飼育頭数の少ない犬種です。

犬種の体質やかかりやすい病気などの傾向がわかりづらい部分があります。

若齢のうちからこまめに健康診断や健康チェックを定期的に行い、個体の健康状態を把握してあげてください。

何か変化があった場合に相談できる専門家として、信頼できるかかりつけの獣医さんを見つけておくと安心です。

アルパインダックスブラッケの飼育チャートについて

この犬種ならではの特性をしっかりと理解する必要があるため、初心者向きとはいいづらい犬種です。

猟犬としての本質が強く残る犬種であるため、家庭犬として迎えるためにはたくさんの準備や周りの人や犬への配慮、本質に合わせた環境や生活に変えることが必要です。

しつけや管理にもたくさんの時間を費やす必要があり、犬との生活に慣れていないと難しい可能性も高いです。

犬種へのあこがれだけで、知識が不十分なまま飼い始めると、飼育に困難を感じるケースもあります。
初めて飼う場合は、しつけや健康面などでサポートしてくれる専門家が身近にいると安心です。

初心者  1 初心者には非常に飼いづらい
しつけ  1 しつけは非常に難しい
お手入れ  3 お手入れはやや難しい
気性  1 気性は非常に荒い
多頭飼育  1 多頭飼育は非常に難しい
散歩  1 必要な散歩量は非常に多い(2.5~3時間程度)
病気  2 病気にはやや弱い
抜け毛  3 抜け毛はやや多い
吠え方  0 非常に吠える
におい  2 やや臭う
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