クランバースパニエルについて【獣医師執筆監修】犬種辞典・犬図鑑
クランバースパニエルの特徴について
イギリス原産のスパニエル犬種です。
イギリス原産のスパニエル犬種であり、重量があって風格があるところから、スパニエル界の貴族と呼ばれています。
グランバースパニエルは、体重の重い犬種であり、その作業ペースは他のスパニエル犬種よりものんびりしているとされています。
クランバースパニエルの性格について
おっとりとしていて、攻撃的な面はありません。
グランバースパニエルの性格は、おっとりしていて落ち着きがあり、攻撃的な面はありません。また、自立心が強く、活動的なところもあります。見知らぬ人や犬とはあまり積極的に関わりたがらず、他のスパニエル犬種と比較するとよそよそしいところがあります。頑固な一面があり、しつけに時間がかかる根気がいりますが、一度覚えたことは忘れないとされています。
クランバースパニエルの飼い方(日常の世話)について
被毛や皮膚のケアをこまめに行って清潔に保ちましょう
抜け毛が多い犬種のため、こまめにブラッシングをして、いらない毛を除去する必要があります。
毛玉になると熱がこもり、皮膚疾患につながる恐れもあります。
こまめにブラッシングやシャンプーを自宅でも可能な限り行なってあげてください。
暑さから口を開けてよだれを垂らしながら呼吸をすることも多いため、口周りの被毛が汚れがちです。
皮膚トラブルの原因になることもあるのでこまめに清潔にしてあげることが大切です。
しつけをしっかり行いましょう
中型犬に分類されてはいますが、重たく力が強いため、穏やかで優しい性格であっても、興奮や攻撃のスイッチが入ってしまったときに人や動物に致命的なけがをさせてしまうことがあります。
大きなトラブルにつながる可能性が高いため、飼い主さんが制御できる関係性を築くことが必要です。
興奮や警戒心などをコントロールできるよう、普段からしつけをきちんと行う必要があります。
クランバースパニエルの歴史・起源について
フランスで発生し、イギリスに渡ったとされています。
クランバースパニエルは200年以上前にフランスで発生したとされ、アルパインスパニエルやバセットハウンドの血を引くとされています。
フランス革命により処刑されることとなったノアイユ公爵が、飼育していたスパニエルを犬舎ごとイングランドのニューカッスル公爵に送ったのがはじまりとされています。その後、ノッティンガムシャー州にあるクランバーパークのファミリーホームにて繁殖されました。
クランバースパニエルの気を付けたい病気について
関節の病気に注意
体格が大きく、機動性のある犬種です。
先天的な股関節形成不全などの疾患が起こりやすいとされています。
歩き方や座り方に変化を感じたら受診をしましょう。
また、食欲も旺盛な犬種ですが、肥満は関節への負担をかけます。
後天的な靭帯の異常などにつながる可能性も高いです。
肥満にならぬよう、食事量をコントロールしてあげてください。
垂れ耳に起こりやすい外耳炎に注意しましょう
暑くて湿度の高い夏場は、垂れ耳のせいで耳の中が蒸れてしまい、細菌繁殖などが起こって外耳炎につながる可能性があります。
こまめに耳の中のチェックを行い、汚れが増えたり、匂いが変わるようであれば治療が必要なケースが多いです。
定期的な耳の掃除などのケアも欠かせません。
クランバースパニエルの価格相場について
国内ではほとんど流通していない犬種です
国内での飼育頭数は少なく、繁殖を行なっているブリーダーもほとんどいない犬種です。
そのため、ペットショップやブリーダーを探して購入することが難しいことが多いです。
海外での繁殖を行なっているブリーダーとつながりのあるペットショップやブリーダーを通じて海外からの輸入を検討する必要がある可能性が高いです。
海外からの輸入の場合にかかる費用
国内でのブリーダーやペットショップで購入することが難しい場合、海外で繁殖を行なっているブリーダーからの輸入を検討しなければいけません。
その場合、それぞれの国での出入国での手続きや空輸の費用などが生体の価格と併せて必要になります。
また、海外のブリーダーとのやり取りなども含めて代行業者に依頼する場合は手数料も必要になる可能性が高く、高額になるケースも多いです。
獣医師から見たクランバースパニエルを飼う際のアドバイス
被毛や皮膚のケアをこまめに行って清潔に保ちましょう
抜け毛が多い犬種のため、こまめにブラッシングをして、いらない毛を除去する必要があります。
毛玉になると熱がこもり、皮膚疾患につながる恐れもあります。
こまめにブラッシングやシャンプーを自宅でも可能な限り行なってあげてください。
暑さから口を開けてよだれを垂らしながら呼吸をすることも多いため、口周りの被毛が汚れがちです。
皮膚トラブルの原因になることもあるのでこまめに清潔にしてあげることが大切です。
食事の管理を行なってあげましょう
グランバースパニエルは、肥満になりやすい犬種であると言えます。肥満になると、四肢に大きな負担をかけてしまう可能性があります。
食事の質や量は個体によって適切なものに調節して与えましょう。
また、空気を一緒に吸い込むような早食い行動が見られる場合、早食い防止の食器を使用するなど工夫するようにしてください。
クランバースパニエルの飼育チャートについて
体が大きく、頑固な一面もあり、扱いが難しいところもありますが、トレーナーなどの専門家と協力しながら生活することで、問題を解決しやすくできるかもしれません。
時間や手間をかけてしっかりと愛犬と向き合いたい人にお勧めな犬種です。
| 初心者 | 8 初心者でもかなり飼いやすい |
|---|---|
| しつけ | 5 しつけのし易さは普通程度 |
| お手入れ | 7 お手入れはかなり楽 |
| 気性 | 10 気性は非常に穏やか |
| 多頭飼育 | 5 多頭飼育のし易さは普通程度 |
| 散歩 | 5 必要な散歩量は普通程度(30分~1時間程度) |
| 病気 | 5 病気への強さは普通程度 |
| 抜け毛 | 2 抜け毛はやや多い |
| 吠え方 | 4 吠え方は普通程度 |
| におい | 5 臭いは普通程度 |











