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スコティッシュディアハウンドについて【獣医師執筆監修】犬種辞典・犬図鑑

監修: 葛野 宗 獣医師
[最終更新日]
[ 目次 ]

スコティッシュディアハウンドの特徴について

スコットランド原産の大型のサイトハウンド犬種です。

スコティッシュディアハウンドは、スコットランド原産の大型のサイトハウンド犬種です。鹿などの大型哺乳類の狩猟犬として活躍してきました。アイルランド原産のアイリッシュウルフハウンドは、これの兄弟種であり、古代のウルフハウンドから分派して鹿の狩猟に適したタイプに改良されたと考えられています。

スコティッシュディアハウンドの性格について

優しく、友好的な犬種です。

スコティッシュディアハウンドの性格は、優しく、友好的で、従順であると言えます。また、スコティッシュディアハウンドは人を喜ばせるのが好きなので、訓練が入れやすいと言えます。疑い深くなく、攻撃的な面もありません。

スコティッシュディアハウンドの飼い方(日常の世話)について

しつけをきちんと行いましょう

温厚で優しい犬種であり、好奇心が旺盛な犬種でもあります。
興奮してしまった際にまわりの犬や人とトラブルにつながる危険性もあります。

体が大きいため、けがをさせてしまう可能性もあるので、好奇心や興奮をコントロールできるよう、普段からしつけをきちんと行う必要があります。

運動量を充分に確保しましょう

体も大きく、筋肉量の維持が必要な犬種です。

散歩の時間は長めに確保してあげてください。

激しい運動は必要のない犬種です。
軽いジョギングなどを加えた散歩などが理想的です。

体重や関節の状態によって、適切な運動量は異なります。
かかりつけの先生と相談しながら運動量を決めてください。

スコティッシュディアハウンドの歴史・起源について

鹿猟のために改良されてきました。

はっきりとは分かっていませんが、スコティッシュディアハウンドは、もともとはアイルランドとスコットランドにいた狼狩り用の犬種でした。狼を倒すことも出来るように大きく力強くなるように改良されて狼狩りに大きく貢献しましたが、愛好家の手によって絶滅を免れました。

スコティッシュディアハウンドの気を付けたい病気について

胃拡張胃捻転症候群に注意

体型や食事の際の興奮などから、胃拡張胃捻転症候群に注意が必要です。

食事の際に空気を一緒にたくさん吸い込んだり、食後すぐに激しい運動をした場合などに起こりやすくなるとされています。

手術の必要な病気で、ひどい場合死につながる危険性もあります。

日常的な行動の中で予防を行い、腹部の膨満感や呼吸の異常、行動の変化など見られたらすぐに受診してあげてください。

関節の病気に注意

体格が大きく、関節にかかる負担も大きい犬種です。

また、先天的な股関節形成不全などの疾患が起こりやすいとされています。
歩き方や座り方に変化を感じたら受診をしましょう。

また、食欲も旺盛な犬種ですが、肥満は関節への負担をかけます。
後天的な靭帯の異常などにつながる可能性も高いです。
肥満にならぬよう、食事量をコントロールしてあげてください。

スコティッシュディアハウンドの価格相場について

50万円から100万円くらいの価格になります

珍しい犬種であり、体格も大きめであるため価格は高めです。

血統によっては価格相場よりも高くなる個体もいます。
ただし、人気犬種と比較すると繁殖している個体数も少なく、あまり価格や性格、容姿などで比較できる選択肢は少なくなる可能性が高いです。

ペットショップよりもブリーダーからの購入の方が一般的

ペットショップで出会える可能性は低く、繁殖を行なっているブリーダーも限られる犬種です。

体格も大きいスコティッシュディアハウンドは、繁殖に要するスペースも必要なため、郊外を繁殖場にするブリーダーが多い傾向があります。

繁殖を行なっているブリーダーを探して、見学や購入に行く流れになるケースが多いです。
日本国内で飼育頭数もあまり多くない犬種であるため、繁殖しているブリーダーも人気犬種と比較すると少なめです。

獣医師から見たスコティッシュディアハウンドを飼う際のアドバイス

大型犬種を飼育する充分な準備が必要です

体格が大きいため、飼育に必要なスペースも、かかる医療費も小型犬と比較すると倍以上になります。
日常を普通に過ごすだけでも、体の大きさから、小型犬ではできないような床ずれが、できやすく床材にも配慮するなどの大型犬特有のトラブルも起こり得ます。

飼育することを決める前に大型犬の性質を理解した上で、配慮しながら生活維持をすることが可能なのかなどをしっかりと考えて決める必要があります。

同時に犬と向き合う時間や手間も多くかかる傾向があります。

大型犬種と暮らせる生活なのか充分に考えたうえで迎えてあげてください。

食事の管理をしてあげましょう

股関節形成不全などの先天的な関節の異常も起こりやすいと言われる犬種です。

体格も大きいため、体重を支えるために関節に負担がかかります。

肥満になると、関節に大きな負担をかけてしまう可能性があります。
食事の質や量は個体によって適切なものに調節して与えましょう。

スコティッシュディアハウンドの飼育チャートについて

非常に大きくなる犬種ですので、その点が初心者には飼いづらい犬種であると言えます。

初心者  2 初心者にはやや飼いづらい
しつけ  5 しつけのし易さは普通程度
お手入れ  5 お手入れのし易さは普通程度
気性  8 気性はかなり穏やか
多頭飼育  5 多頭飼育のし易さは普通程度
散歩  2 必要な散歩量はやや多い(2~2.5時間程度)
病気  5 病気への強さは普通程度
抜け毛  5 抜け毛の量は普通程度
吠え方  5 吠え方は普通程度
におい  5 臭いは普通程度
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