スルーギについて【獣医師執筆監修】犬種辞典・犬図鑑
スルーギの特徴について
2000~3000年前から存在しているサルーキの親戚種です。
スルーギは古くから存在しており、スルーギとサルーキは兄弟種もしくは親種とされ、親戚種であるとされている間柄です。親戚種であるサルーキに比べると骨量が多く、ややがっしりとした体格をしています。サルーキにはある耳などの飾り毛は、スルーギにはありません。
スルーギの性格について
警戒心は強いですが、優しい性格です。
スルーギの性格は、警戒心が強い一面がありますが、優しい一面もあり、自分が家族と認めた者に対しては強い絆を結ぶことが出来ます。人や犬に限らず、猫やその他の動物とも強い絆を結ぶことが出来ますが、もともとの使役の関係上、ネズミやウサギなどの小動物は獲物とみなしてしまう可能性があるため注意が必要です。
スルーギの飼い方(日常の世話)について
充分な運動をしてあげましょう
体格も大きく、高い運動能力を持つ犬種です。
室内にずっといることでストレスが溜まる可能性もあります。
充分な散歩時間を確保し、体を動かす時間を作ってあげてください。
歩く時間を長くするだけでなく、思い切り広い場所で走る機会も定期的に設けてあげると発散も出来て理想的です。
また、高い運動能力を持ち、瞬発性なども優れています。
逃走なども気を付けながら運動しましょう。
しつけは充分に行いましょう
攻撃的な犬種ではありませんが、警戒心や恐怖、興奮が攻撃に代わってしまう場合もあります。
その場合、身体能力も高い大型犬のため、けがが大きな問題につながってしまう危険性があります。
飼い主さんが制御できるよう、普段から厳しくしつけをおこないましょう。
スルーギの歴史・起源について
2000~3000年前から存在していました。
2000~3000年前から存在していた犬種ですが、はっきりとした生い立ちはよく分かっていません。もともとは、北アフリカで飼育されていおり、ウサギやガゼルなどの狩りで活躍していました。
また、スルーギのオスは人間の女性よりも地位が高かった時代があり、非常に大切にされていたそうです。
スルーギは、2度の世界大戦によって頭数が激減してしまいましたが、戦後僅かに生き残ったスルーギを集めて犬種を存続させる事に成功しました。以後年々頭数を回復しつつあるが、今でも頭数は少ないです。
スルーギの気を付けたい病気について
骨折に注意が必要です
手足の長くスリムな体形が特徴的な犬種です。
子犬の頃は骨格の発達も不充分で、骨も細いため骨折に注意が必要です。
身体能力も高く運動も好きな個体が多い犬種であるため、遊ぶ際の障害物などは除去するなどの配慮をしてあげると事故を防ぐ対策になります。
胃拡張胃捻転症候群に注意
胸が深い犬種は、胃拡張胃捻転症候群に注意が必要です。
食事の際に空気を一緒にたくさん吸い込んだり、食後すぐに激しい運動をした場合などに起こりやすくなるとされています。
手術の必要な病気で、ひどい場合死につながる危険性もあります。
日常的な行動の中で予防を行い、腹部の膨満感や呼吸の異常、行動の変化など見られたらすぐに受診してあげてください。
スルーギの価格相場について
国内ではほとんど流通していない犬種です
国内での飼育頭数は少なく、繁殖を行なっているブリーダーもほとんどいない犬種です。
そのため、ペットショップやブリーダーを探して購入することが難しいことが多いです。
海外での繁殖を行なっているブリーダーとつながりのあるペットショップやブリーダーを通じて海外からの輸入を検討する必要がある可能性が高いです。
海外からの輸入の場合にかかる費用
国内でのブリーダーやペットショップで購入することが難しい場合、海外で繁殖を行なっているブリーダーからの輸入を検討しなければいけません。
その場合、それぞれの国での出入国での手続きや空輸の費用などが生体の価格と併せて必要になります。
また、海外のブリーダーとのやり取りなども含めて代行業者に依頼する場合は手数料も必要になる可能性が高く、高額になるケースも多いです。
獣医師から見たスルーギを飼う際のアドバイス
食事の管理を行なってあげましょう
胃拡張・胃捻転症候群を起こしやすい犬種です。
空気を一緒に吸い込むような食べ方は、胃を拡張させ、胃捻転につながりやすくなる危険性があります。
空気を一緒に吸い込むような早食い行動が見られる場合、早食い防止の食器を使用するなど工夫するようにしてください。
また、肥満になると、四肢に大きな負担をかけてしまう可能性があります。
食事の質や量は個体によって適切なものに調節して与えましょう。
スルーギの飼育チャートについて
スルーギは、運動量が非常に多く必要であるとされているため、散歩や運動の時間は長く確保する必要があります。優しい性格ではありますが、警戒心が強い一面もあるため注意が必要です。飼育が難しい犬種ではありませんが、体格も大きいため初心にとっては飼いづらい部分があるかもしれません。
| 初心者 | 5 初心者には普通程度の飼いやすさ |
|---|---|
| しつけ | 3 しつけはやや難しい |
| お手入れ | 8 お手入れはかなり楽 |
| 気性 | 5 気性は普通程度 |
| 多頭飼育 | 5 多頭飼育のし易さは普通程度 |
| 散歩 | 0 必要な散歩量は非常に多い(3時間以上) |
| 病気 | 5 病気への強さは普通程度 |
| 抜け毛 | 5 抜け毛の量は普通程度 |
| 吠え方 | 5 吠え方は普通程度 |
| におい | 5 臭いは普通程度 |











