オーストラリアンテリアについて【獣医師執筆監修】犬種辞典・犬図鑑
オーストラリアンテリアの特徴について
オーストラリア出身のテリアです。
オーストラリアンテリアは、19世紀にオーストラリアで作出されたテリア犬種です。テリア犬種らしく好奇心旺盛で活発な犬種で、賢いためしつけもしやすいとされています。
オーストラリアンテリアの性格について
テリア犬種らしい性格です。
オーストラリアンテリアの性格は、無邪気で陽気ですが、警戒心が強い一面もあります。
飼い主家族には忠実で、忍耐強いため、伴侶犬としても適しています。
作業犬であるため小動物を見ると狩猟本能が覚醒してしまうため注意が必要です。
オーストラリアンテリアの飼い方(日常の世話)について
充分な運動をしてあげましょう
小型犬ですが、もともと作業犬であるため高い運動能力を持つ犬種です。
発散のためにも充分な散歩時間を確保し、体を動かす時間を作ってあげてください。
思い切り走ることが好きな犬種のため、ただ歩く散歩だけではなく、思い切り広い場所で走れる時間も作ってあげるとより良いでしょう。
信頼関係が築けると聡明な犬種であるため、一緒に体を使って遊ぶことで絆が深まる可能性が高いです。
テリアの性格を理解してあげましょう
テリア犬種特有の頑固さや、気の強さを持つため、しっかりしつけをして信頼関係を築けないと、飼育しづらいと感じることもある可能性が高いです。
気が強い一面を持ち、自分の意志を持つ犬種であるため、つかみにくい部分もありますが、信頼関係を築くことは可能です。
頑固さや意志の強さも賢さ故のものであることが多く、この賢さを利用して飼い主さんの生活に適応できるよう若齢の頃からきちんとしつけをしてあげましょう。
オーストラリアンテリアの歴史・起源について
19世紀にオーストラリアで作出されました
1880年頃にオーストラリアでヨークシャーテリアにスカイテリア、ダンディディンモントテリア、ケアーンテリアなどの混血によって作出されました。
オーストラリアンテリアはウサギや毒蛇を捕らえるのにも使われていたとされています。
オーストラリアンテリアの気を付けたい病気について
関節の病気に注意
先天的なレッグペルテス病、膝蓋骨内方脱臼などの疾患が起こりやすいとされています。
歩き方や座り方に変化を感じたら受診をしましょう。
また、食欲も旺盛な犬種ですが、肥満は関節への負担をかけます。
後天的な靭帯の異常などにつながる可能性も高いです。
肥満にならぬよう、食事量をコントロールしてあげてください。
糖尿病に注意
遺伝的に糖尿病にかかりやすいとされています。
糖尿病にかかってしまいますと、食欲はあってよく食べるのにどんどん痩せてくる、よく水の飲んでよく排尿する、などの症状が見られるようになります。
このような症状が見られる時はすぐに受診しましょう。
オーストラリアンテリアの価格相場について
国内ではほとんど流通していない犬種です
国内での飼育頭数は少なく、繁殖を行なっているブリーダーもほとんどいない犬種です。
そのため、ペットショップやブリーダーを探して購入することが難しいことが多いです。
海外での繁殖を行なっているブリーダーとつながりのあるペットショップやブリーダーを通じて海外からの輸入を検討する必要がある可能性が高いです。
海外からの輸入の場合にかかる費用
国内でのブリーダーやペットショップで購入することが難しい場合、海外で繁殖を行なっているブリーダーからの輸入を検討しなければいけません。
その場合、それぞれの国での出入国での手続きや空輸の費用などが生体の価格と併せて必要になります。
また、海外のブリーダーとのやり取りなども含めて代行業者に依頼する場合は手数料も必要になる可能性が高く、高額になるケースも多いです。
獣医師から見たオーストラリアンテリアを飼う際のアドバイス
食事の管理をしてあげましょう
レッグペルテス病や膝蓋骨内方脱臼などの先天的な関節の異常も起こりやすいと言われる犬種です。
肥満になると、関節に大きな負担をかけてしまう可能性があります。
食事の質や量は個体によって適切なものに調節して与えましょう。
オーストラリアンテリアの飼育チャートについて
テリア犬種特有の気の強さや頑固さなどを持つ犬種であるため、関係性を築くためには犬の特性を理解して生活する必要があります。
小型犬ですが、体力のある犬種なので、一緒にアクティブに遊びたい飼い主さんには向いている犬種と言えます。
テリア犬種特有の性格ゆえのしつけづらさや一緒に体を動かしてあげる必要性から、犬に向き合う時間を要する犬種ですが、信頼関係が築けると良いパートナーになり得ます。
| 初心者 | 4 初心者には普通程度の飼いやすさ |
|---|---|
| しつけ | 5 しつけのし易さは普通程度 |
| お手入れ | 5 お手入れのし易さは普通程度 |
| 気性 | 4 気性は普通程度 |
| 多頭飼育 | 5 多頭飼育のし易さは普通程度 |
| 散歩 | 3 必要な散歩量はやや多い(1.5~2時間程度) |
| 病気 | 5 病気への強さは普通程度 |
| 抜け毛 | 5 抜け毛の量は普通程度 |
| 吠え方 | 4 吠え方は普通程度 |
| におい | 5 臭いは普通程度 |











