オーベルニュポインターについて【獣医師執筆監修】犬種辞典・犬図鑑
オーベルニュポインターの特徴について
ウズラ猟で活躍していました。
山岳地帯でウズラを取る際に活躍していたポインター犬種です。嗅覚でウズラを探し、発見すると主人に獲物の居場所を知らせていました。それを元に撃たれた獲物の回収も行なっていました。現在も実猟犬として多く飼育されており、ペットやショードッグとして飼われているオーベルニュポインターは少ないようです。
オーベルニュポインターの性格について
狩猟犬らしい性格です。
オーベルニュポインターの性格は、活発でまじめであり、家族に対してはとても愛情深いと言えます。
その反面、頑固で独立心が旺盛であり、狩猟本能が高いという猟犬気質を持ち合わせています。しつけの飲み込みと状況判断力もまずますと言えます。
オーベルニュポインターの飼い方(日常の世話)について
充分な運動をしてあげましょう。
力が強く足腰が非常に丈夫で、運動量が多く必要です。
室内にずっといることでストレスが溜まる可能性もあります。
充分な散歩時間を確保し、体を動かす時間を作ってあげてください。
歩く時間を長くするだけでなく、思い切り広い場所で走る機会も定期的に設けてあげると発散も出来て理想的です。
逃走なども気を付けながら運動しましょう。
しつけをきちんと行いましょう。
家族に対しては愛情深いと言えますが、頑固で独立心が旺盛な犬種です。
興奮した際にまわりの犬や人とトラブルにつながる危険性もあります。
けがをさせてしまう可能性もあるので、興奮や探求心をコントロールできるよう、普段からしつけをきちんと行う必要があります。
オーベルニュポインターの歴史・起源について
古くから狩猟犬として活躍していました。
2世紀頃に獲物を精力的に追い続ける強いポインター犬種を目指して作り出されたとされています。
フランス革命や世界大戦が起こった際には、戦渦に巻き込まれて度々絶滅の危機に陥りましたが、サン・ジェルマンポインターやアリエージョワなどの血を借りて生き延び、個体数が増加してから戻し交配によりその血を取り除いて純粋なオーヴェルニューに戻す作業が行われました。
オーベルニュポインターの気を付けたい病気について
関節の病気に注意
体格が大きく、関節にかかる負担も大きい犬種です。
また、先天的な股関節形成不全などの疾患が起こりやすいとされています。
歩き方や座り方に変化を感じたら受診をしましょう。
また、食欲も旺盛な犬種ですが、肥満は関節への負担をかけます。
後天的な靭帯の異常などにつながる可能性も高いです。
肥満にならぬよう、食事量をコントロールしてあげてください。
耳の疾患に注意が必要です。
オーベルニュポインターは、垂れ耳の犬種であるため、耳の疾患に注意が必要です。
耳の入り口から鼓膜までを外耳と言い、外耳の炎症を外耳炎と言いますが、オーベルニュポインターにとっても注意が必要な病気です。
外耳炎にかかってしまいますと、耳が痒いため、耳をよく掻く、頭を大きく振る、頭を傾け続ける、などの症状が見られます。マラセチア性外耳炎、細菌性外耳炎、アレルギー性外耳炎、ミミヒゼンダニ症などがあります。
オーベルニュポインターの価格相場について
国内ではほとんど流通していない犬種です
国内での飼育頭数は少なく、繁殖を行なっているブリーダーもほとんどいない犬種です。
そのため、ペットショップやブリーダーを探して購入することが難しいことが多いです。
海外での繁殖を行なっているブリーダーとつながりのあるペットショップやブリーダーを通じて海外からの輸入を検討する必要がある可能性が高いです。
海外からの輸入の場合にかかる費用
国内でのブリーダーやペットショップで購入することが難しい場合、海外で繁殖を行なっているブリーダーからの輸入を検討しなければいけません。
その場合、それぞれの国での出入国での手続きや空輸の費用などが生体の価格と併せて必要になります。
また、海外のブリーダーとのやり取りなども含めて代行業者に依頼する場合は手数料も必要になる可能性が高く、高額になるケースも多いです。
獣医師から見たオーベルニュポインターを飼う際のアドバイス
しっかり発散させてあげましょう。
高い運動能力を持つ犬種であり、室内にずっといることでストレスが溜まる可能性もあります。ストレスからさまざまな問題行動を起こす可能性があるため、しっかり発散させてあげましょう。
食事の管理をしてあげましょう
体格も大きいため、体重を支えるために関節に負担がかかります。
肥満になると、関節に大きな負担をかけてしまう可能性があります。
食事の質や量は個体によって適切なものに調節して与えましょう。
オーベルニュポインターの飼育チャートについて
飼育の際には、しっかりとした訓練や多くの運動量が必要になります。そのため、初心者および一般家庭での飼育は難しいとされています。
| 初心者 | 0 初心者には非常に飼いづらい |
|---|---|
| しつけ | 2 しつけはやや難しい |
| お手入れ | 5 お手入れのし易さは普通程度 |
| 気性 | 4 気性は普通程度 |
| 多頭飼育 | 5 多頭飼育のし易さは普通程度 |
| 散歩 | 0 必要な散歩量は非常に多い(3時間以上) |
| 病気 | 5 病気への強さは普通程度 |
| 抜け毛 | 5 抜け毛の量は普通程度 |
| 吠え方 | 5 吠え方は普通程度 |
| におい | 5 臭いは普通程度 |











