カタランシープドッグについて【獣医師執筆監修】犬種辞典・犬図鑑
カタランシープドッグの特徴について
歴史の古い牧羊犬です。
カタランシープドッグは、古代ローマ時代から存在していた牧羊犬です。現在はカタルーニャ地方やスペイン国外でも人気が出てきています。ヨーロッパではペットやショードッグとしてだけではなく、アジリティーなどのドッグスポーツをさせるためのスポーツドッグとしても非常に人気が高いと言えますが、ヨーロッパ以外では知名度が低く、希少な存在となっています
カタランシープドッグの性格について
陽気で明るい性格ですが、警戒心が強い一面もあります。
カタランシープドッグの性格は知的、活発、陽気、人懐こいなどが挙げられます。初対面の他者に対しては警戒心が強い一面を見せますが、一度打ち解けてしまえばすぐに仲良く友好的に接することができます。
学習力が優れ、しつけの飲み込みは非常に早いと言えます。状況判断力も優れています。家庭犬としても最適で、子供に対しても寛容なところがあります。
カタランシープドッグの飼い方(日常の世話)について
充分な運動をしてあげましょう。
運動量が多く必要な犬種です。
室内にずっといることでストレスが溜まる可能性もあります。
充分な散歩時間を確保し、体を動かす時間を作ってあげてください。
歩く時間を長くするだけでなく、思い切り広い場所で走る機会も定期的に設けてあげると発散も出来て理想的です。
逃走なども気を付けながら運動しましょう。
しつけをきちんと行いましょう。
警戒心が強い一面もあります。興奮した際にまわりの犬や人とトラブルにつながる危険性もあります。
けがをさせてしまう可能性もあるので、興奮や探求心をコントロールできるよう、普段からしつけをきちんと行う必要があります。
カタランシープドッグの歴史・起源について
古代ローマ時代から存在した古い犬種です。
カタランシープドッグは、古代ローマ時代から種として存在していた非常に古い犬種です。しかしながら、長らくスタンダードがはっきりと定められておらず、スタンダードが制定されたのは1929年と遅いと言えます。
主に羊を誘導する牧羊犬として活躍していましたが、力と勇気があり機転もよく効くことから、肉牛を誘導する牧牛犬、馬を誘導する牧馬犬などとしても活躍しています。世界大戦やスペイン内戦が起こった際には軍用犬として活躍していたこともあります。軍用犬としてはメッセージや補給弾丸を運ぶ伝令犬、負傷した仲間兵士を探して救急箱を渡し仲間にそれの居場所を伝える救助犬などとして活躍しました。
カタランシープドッグの気を付けたい病気について
関節の病気に注意
体格が大きく、関節にかかる負担も大きい犬種です。
また、先天的な股関節形成不全などの疾患が起こりやすいとされています。
歩き方や座り方に変化を感じたら受診をしましょう。
また、食欲も旺盛な犬種ですが、肥満は関節への負担をかけます。
後天的な靭帯の異常などにつながる可能性も高いです。
肥満にならぬよう、食事量をコントロールしてあげてください。
カタランシープドッグの価格相場について
国内ではほとんど流通していない犬種です
国内での飼育頭数は少なく、繁殖を行なっているブリーダーもほとんどいない犬種です。
そのため、ペットショップやブリーダーを探して購入することが難しいことが多いです。
海外での繁殖を行なっているブリーダーとつながりのあるペットショップやブリーダーを通じて海外からの輸入を検討する必要がある可能性が高いです。
海外からの輸入の場合にかかる費用
国内でのブリーダーやペットショップで購入することが難しい場合、海外で繁殖を行なっているブリーダーからの輸入を検討しなければいけません。
その場合、それぞれの国での出入国での手続きや空輸の費用などが生体の価格と併せて必要になります。
また、海外のブリーダーとのやり取りなども含めて代行業者に依頼する場合は手数料も必要になる可能性が高く、高額になるケースも多いです。
獣医師から見たカタランシープドッグを飼う際のアドバイス
しっかり発散させてあげましょう。
高い運動能力を持つ犬種であり、室内にずっといることでストレスが溜まる可能性もあります。ストレスからさまざまな問題行動を起こす可能性があるため、しっかり発散させてあげましょう。
食事の管理をしてあげましょう
体格も大きいため、体重を支えるために関節に負担がかかります。
肥満になると、関節に大きな負担をかけてしまう可能性があります。
食事の質や量は個体によって適切なものに調節して与えましょう。
カタランシープドッグの飼育チャートについて
運動量は多めで、通常の散歩に加えてドッグランなどでの自由運動なども必要とします。子供に対しても寛容なことから、初心者にも飼いやすい犬種であると言えます。
| 初心者 | 7 初心者でもかなり飼いやすい |
|---|---|
| しつけ | 5 しつけのし易さは普通程度 |
| お手入れ | 5 お手入れのし易さは普通程度 |
| 気性 | 7 気性はかなり穏やか |
| 多頭飼育 | 5 多頭飼育のし易さは普通程度 |
| 散歩 | 2 必要な散歩量はやや多い(2~2.5時間程度) |
| 病気 | 5 病気への強さは普通程度 |
| 抜け毛 | 5 抜け毛の量は普通程度 |
| 吠え方 | 5 吠え方は普通程度 |
| におい | 5 臭いは普通程度 |











