グリフォンニベルネについて【獣医師執筆監修】犬種辞典・犬図鑑
グリフォンニベルネの特徴について
フランス原産の歴史のあるセントハウンドです。
フランス産の犬種としては、最も古いもののひとつであると言えます。
14世紀頃から、イノシシやオオカミなどの大型哺乳類の狩猟において活躍してきました。獲物を嗅覚で追跡し、発見すると自ら倒していました。
グリフォンニベルネの性格について
頑固な一面があります。
グリフォンニベルネの性格は、飼い主に対して忠実ではありますが、頑固であり、狩猟本能が旺盛であると言えます。飼い主以外の人や犬にはあまりなつかないとされています。飼い主を認めていないと、しつけを全く受け付けないこともあると言われています。
グリフォンニベルネの飼い方(日常の世話)について
しつけをきちんと行いましょう
頑固な一面があり、体格の大きな犬種です。
興奮してしまった際にまわりの犬や人とトラブルにつながる危険性もあります。
体が大きいため、けがをさせてしまう可能性もあるので、好奇心や興奮をコントロールできるよう、普段からしつけをきちんと行う必要があります。
充分な運動をしてあげましょう
体格も大きく、高い運動能力を持つ犬種です。
室内にずっといることでストレスが溜まる可能性もあります。
充分な散歩時間を確保し、体を動かす時間を作ってあげてください。
歩く時間を長くするだけでなく、思い切り広い場所で走る機会も定期的に設けてあげると発散も出来て理想的です。
また、高い運動能力を持ち、瞬発性なども優れています。
逃走なども気を付けながら運動しましょう。
グリフォンニベルネの歴史・起源について
古くから狩猟犬として活躍してきました。
14世紀頃から、大型哺乳類の狩猟において活躍してきました。
庶民の狩猟において人気のあった犬種でしたが、フランス革命や、狩猟対象の大型哺乳類の減少などにより、18世紀の終わり頃には数が激減してしまいました。しかしながら、グリフォンニベルネが減少すると、オオカミやイノシシが増えてしまいました。そのため、19世紀の始まりにグリフォンニベルネ再構築プログラムが開始されました。グリフォンニベルネの末裔を基礎犬とし、様々な犬種を交配させることによって、外見や元の性格を損なわずにその姿を復活させることに成功しました。
グリフォンニベルネの気を付けたい病気について
関節の病気に注意
体格が大きく、関節にかかる負担も大きい犬種です。
運動のし過ぎによる関節疾患には注意が必要です。
また、先天的な股関節形成不全などの疾患が起こりやすいとされています。
歩き方や座り方に変化を感じたら受診をしましょう。
また、食欲も旺盛な犬種ですが、肥満は関節への負担をかけます。
後天的な靭帯の異常などにつながる可能性も高いです。
肥満にならぬよう、食事量をコントロールしてあげてください。
皮膚トラブルに注意が必要です
過剰な湿気で地肌が蒸れることで、皮膚病が起こりやすいとされています。
こまめに皮膚ケアを行い、皮膚チェックもおこなう習慣をつけましょう。
違和感に気付いたら早めに受診して早期治療をしてもらうよう心がけましょう。
グリフォンニベルネの価格相場について
国内ではほとんど流通していない犬種です
国内での飼育頭数は少なく、繁殖を行なっているブリーダーもほとんどいない犬種です。
そのため、ペットショップやブリーダーを探して購入することが難しいことが多いです。
海外での繁殖を行なっているブリーダーとつながりのあるペットショップやブリーダーを通じて海外からの輸入を検討する必要がある可能性が高いです。
海外からの輸入の場合にかかる費用
国内でのブリーダーやペットショップで購入することが難しい場合、海外で繁殖を行なっているブリーダーからの輸入を検討しなければいけません。
その場合、それぞれの国での出入国での手続きや空輸の費用などが生体の価格と併せて必要になります。
また、海外のブリーダーとのやり取りなども含めて代行業者に依頼する場合は手数料も必要になる可能性が高く、高額になるケースも多いです。
獣医師から見たグリフォンニベルネを飼う際のアドバイス
食事の管理をしてあげましょう
関節の異常が起こりやすいと言われる犬種です。
体格も大きいため、体重を支えるために関節に負担がかかります。
肥満になると、関節に大きな負担をかけてしまう可能性があります。
食事の質や量は個体によって適切なものに調節して与えましょう。
被毛や皮膚のケアをこまめに行って清潔に保ちましょう
被毛が豊富なため、こまめにブラッシングをして、もつれの原因となるいらない毛を除去する必要があります。
もつれや毛玉になると、皮膚疾患につながる恐れもあります。
こまめにブラッシングやシャンプーを自宅でも行なう習慣をつけましょう。
グリフォンニベルネの飼育チャートについて
頑固な一面があり、運動量の多い犬種です。初心者には飼育が難しい犬種と言えます。
| 初心者 | 2 初心者にはやや飼いづらい |
|---|---|
| しつけ | 2 しつけはやや難しい |
| お手入れ | 2 お手入れはやや難しい |
| 気性 | 5 気性は普通程度 |
| 多頭飼育 | 5 多頭飼育のし易さは普通程度 |
| 散歩 | 2 必要な散歩量はやや多い(2~2.5時間程度) |
| 病気 | 5 病気への強さは普通程度 |
| 抜け毛 | 5 抜け毛の量は普通程度 |
| 吠え方 | 5 吠え方は普通程度 |
| におい | 5 臭いは普通程度 |











