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クロアチアンシープドッグについて【獣医師執筆監修】犬種辞典・犬図鑑

監修: 葛野 宗 獣医師
[最終更新日]
[ 目次 ]

クロアチアンシープドッグの特徴について

クロアチア原産の牧羊犬種です。

クロアチア原産の牧羊犬種で、14世紀頃に作出されました。
主に羊の誘導において活躍していました。
全身は厚い巻き毛のショートコートですが、顔と肢の前部のみスムースコートです。

クロアチアンシープドッグの性格について

大人しく従順で、判断能力に優れています。

クロアチアンシープドッグの性格は、大人しく従順ですが、勇敢で警戒心の強い一面もあります。素直であるためしつけの飲み込みは早く、状況判断力にも優れています。

クロアチアンシープドッグの飼い方(日常の世話)について

しつけをきちんと行いましょう

頑固な一面があり、体格の大きな犬種です。
興奮してしまった際にまわりの犬や人とトラブルにつながる危険性もあります。

体が大きいため、けがをさせてしまう可能性もあるので、好奇心や興奮をコントロールできるよう、普段からしつけをきちんと行う必要があります。

充分な運動をしてあげましょう

体格も大きく、高い運動能力を持つ犬種です。

室内にずっといることでストレスが溜まる可能性もあります。

充分な散歩時間を確保し、体を動かす時間を作ってあげてください。
歩く時間を長くするだけでなく、思い切り広い場所で走る機会も定期的に設けてあげると発散も出来て理想的です。

また、高い運動能力を持ち、瞬発性なども優れています。
逃走なども気を付けながら運動しましょう。

クロアチアンシープドッグの歴史・起源について

古い犬種で、現在も牧羊犬として活躍しています。

クロアチアンシープドッグは古い犬種で、14世紀頃にアジアの犬とセルビアの犬を交配して作出されたと言われています。

クロアチアンシープドッグは、羊飼いによってのみ飼育されていた犬種であり、世界大戦によって絶滅に瀕してしまいました。世界大戦後は、子孫種であるムーディの血も導入しながら生き残りました。その後、国外でも知られるようになり、現在は牧羊犬としてだけではなくペットやショードッグとしても飼育されています。

クロアチアンシープドッグの気を付けたい病気について

関節の病気に注意

体格が大きめで、関節にかかる負担も大きい犬種です。
運動のし過ぎによる関節疾患には注意が必要です。
また、先天的な股関節形成不全などの疾患が起こりやすいとされています。
歩き方や座り方に変化を感じたら受診をしましょう。

また、食欲も旺盛な犬種ですが、肥満は関節への負担をかけます。
後天的な靭帯の異常などにつながる可能性も高いです。
肥満にならぬよう、食事量をコントロールしてあげてください。

皮膚トラブルに注意が必要です

過剰な湿気で地肌が蒸れることで、皮膚病が起こりやすいとされています。

こまめに皮膚ケアを行い、皮膚チェックもおこなう習慣をつけましょう。

違和感に気付いたら早めに受診して早期治療をしてもらうよう心がけましょう。

クロアチアンシープドッグの価格相場について

国内ではほとんど流通していない犬種です

国内での飼育頭数は少なく、繁殖を行なっているブリーダーもほとんどいない犬種です。

そのため、ペットショップやブリーダーを探して購入することが難しいことが多いです。

海外での繁殖を行なっているブリーダーとつながりのあるペットショップやブリーダーを通じて海外からの輸入を検討する必要がある可能性が高いです。

海外からの輸入の場合にかかる費用

国内でのブリーダーやペットショップで購入することが難しい場合、海外で繁殖を行なっているブリーダーからの輸入を検討しなければいけません。

その場合、それぞれの国での出入国での手続きや空輸の費用などが生体の価格と併せて必要になります。

また、海外のブリーダーとのやり取りなども含めて代行業者に依頼する場合は手数料も必要になる可能性が高く、高額になるケースも多いです。

獣医師から見たクロアチアンシープドッグを飼う際のアドバイス

被毛や皮膚のケアをこまめに行って清潔に保ちましょう

被毛が豊富なため、こまめにブラッシングをして、もつれの原因となるいらない毛を除去する必要があります。

もつれや毛玉になると、皮膚疾患につながる恐れもあります。
こまめにブラッシングやシャンプーを自宅でも行なう習慣をつけましょう。

クロアチアンシープドッグの飼育チャートについて

運動量を多く必要とする犬種ではありますが、性格は大人しく従順であるため、初心者にも飼育は可能であると言えます。

初心者  5 初心者には普通程度の飼いやすさ
しつけ  8 しつけはかなり簡単
お手入れ  3 お手入れはやや難しい
気性  8 気性はかなり穏やか
多頭飼育  5 多頭飼育のし易さは普通程度
散歩  2 必要な散歩量はやや多い(2~2.5時間程度)
病気  5 病気への強さは普通程度
抜け毛  5 抜け毛の量は普通程度
吠え方  5 吠え方は普通程度
におい  5 臭いは普通程度
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