サウスロシアンシープドッグについて【獣医師執筆監修】犬種辞典・犬図鑑
サウスロシアンシープドッグの特徴について
ウクライナ原産の護畜犬です。
サウスロシアンシープドッグは、ウクライナ原産で羊をオオカミや泥棒から守る護畜犬として専門的に働く犬種です。
オオカミが群れで襲い掛かってきた場合は、サウスロシアンシープドッグ1~2頭で撃退することが出来、銃を持った泥棒にも命を捨てて勇敢に戦いを挑みます。
サウスロシアンシープドッグの性格について
活発で忠実ですが、攻撃的な一面もあります。
サウスロシアンシープドッグの性格は、活発で忠実ですが、防衛本能がとても高く攻撃的である一面もあります。主人や羊に危機が迫ったと感じると前触れ無く攻撃を行う攻撃的なところがあるため、一貫した厳しい訓練を行う必要があります。
サウスロシアンシープドッグの飼い方(日常の世話)について
しつけをきちんと行いましょう
成犬になると体格は大きくなり、強い力を持ちます。
興奮や警戒による噛みつきや飛びつきが周りの犬や人をけがさせてしまったり、大きなトラブルになる可能性があるため、普段からしつけをきちんと行う必要があります。
充分な運動をしてあげましょう
体格も非常に大きく、高い運動能力を持つ犬種です。
室内にずっといることでストレスが溜まる可能性もあります。
充分な散歩時間を確保し、体を動かす時間を作ってあげてください。
サウスロシアンシープドッグの歴史・起源について
18世紀頃作出されました。
18世紀頃、ウクライナでは羊の放牧が盛んで、季節ごとに飼育地を移動させていました。この移動作業のためにスペインから牧羊犬が連れてこられ、使役されていました。この牧羊犬になコモンドールやウチャックシープドッグなどを交配させることによって作出されました。
第二次世界大戦が起こった際には軍用犬として活躍し、伝令犬としてメッセージを運びました。その後、旧ソ連では護畜犬としてだけではなく、一般家庭の番犬としても活躍しました。
サウスロシアンシープドッグの気を付けたい病気について
関節の病気に注意
体格が大きく、活発な犬種です。
先天的な股関節形成不全や肘形成不全などの疾患が起こりやすいとされています。
歩き方や座り方に変化を感じたら受診をしましょう。
また、食欲も旺盛な犬種ですが、肥満は関節への負担をかけます。
後天的な靭帯の異常などにつながる可能性も高いです。
肥満にならぬよう、食事量をコントロールしてあげてください。
サウスロシアンシープドッグの価格相場について
国内ではほとんど流通していない犬種です
国内での飼育頭数は少なく、繁殖を行なっているブリーダーもほとんどいない犬種です。
そのため、ペットショップやブリーダーを探して購入することが難しいことが多いです。
海外での繁殖を行なっているブリーダーとつながりのあるペットショップやブリーダーを通じて海外からの輸入を検討する必要がある可能性が高いです。
海外からの輸入の場合にかかる費用
国内でのブリーダーやペットショップで購入することが難しい場合、海外で繁殖を行なっているブリーダーからの輸入を検討しなければいけません。
その場合、それぞれの国での出入国での手続きや空輸の費用などが生体の価格と併せて必要になります。
また、海外のブリーダーとのやり取りなども含めて代行業者に依頼する場合は手数料も必要になる可能性が高く、高額になるケースも多いです。
獣医師から見たサウスロシアンシープドッグを飼う際のアドバイス
食事の管理をしてあげましょう
体格も大きいため、体重を支えるために関節に負担がかかります。
肥満になると、関節に大きな負担をかけてしまう可能性があります。
食事の質や量は個体によって適切なものに調節して与えましょう。
サウスロシアンシープドッグの飼育チャートについて
しつけが難しく、運動量も多いため、初心者に飼育出来る犬種ではありません。
| 初心者 | 0 初心者には非常に飼いづらい |
|---|---|
| しつけ | 0 しつけは非常に難しい |
| お手入れ | 5 お手入れのし易さは普通程度 |
| 気性 | 2 気性はやや荒い |
| 多頭飼育 | 5 多頭飼育のし易さは普通程度 |
| 散歩 | 2 必要な散歩量はやや多い(2~2.5時間程度) |
| 病気 | 5 病気への強さは普通程度 |
| 抜け毛 | 5 抜け毛の量は普通程度 |
| 吠え方 | 5 吠え方は普通程度 |
| におい | 5 臭いは普通程度 |











