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ジャーマンハウンドについて【獣医師執筆監修】犬種辞典・犬図鑑

監修: 葛野 宗 獣医師
[最終更新日]
[ 目次 ]

ジャーマンハウンドの特徴について

ドイツ原産のセントハウンド犬種です。

ジャーマンハウンドは、主にノウサギ、シカ、キツネなどのセントハントにて活躍し、パックで獲物の臭いを追跡します。
また、ジャーマンハウンドは基本的に獲物の臭いを追跡することのみが仕事で、獲物を自ら仕留めることはしないため、猟犬気質はあまり高くなく、比較的扱いやすい犬種であると言われています。

ジャーマンハウンドの性格について

忠実で優しいですが、警戒心が強い一面があります。

ジャーマンハウンドの性格は、忠実で優しく仕事熱心ですが、警戒心が強い一面があります。初対面の人や犬に対しては警戒心を抱く場合があります。猟犬種ですが、性格はきつ過ぎず、頑固な面は無いとされています。状況判断力は高いと言われています。

ジャーマンハウンドの飼い方(日常の世話)について

充分な運動をしてあげましょう

スタミナが豊富で、獲物の臭いを追跡することが大好きです。そのため、散歩の時間は長くとりましょう。

室内にずっといることでストレスが溜まる可能性もあります。

充分な散歩時間を確保し、体を動かす時間を作ってあげてください。
歩く時間を長くするだけでなく、思い切り広い場所で走る機会も定期的に設けてあげると発散も出来て理想的です。

しつけをしっかり行いましょう

繊細な一面もあるため、興奮や攻撃のスイッチが入ってしまったときに人や動物に致命的なけがをさせてしまうことがあります。

大きなトラブルにつながる可能性が高いため、飼い主さんが制御できる関係性を築くことが必要です。

興奮や警戒心などをコントロールできるよう、普段からしつけをきちんと行う必要があります。

ジャーマンハウンドの歴史・起源について

1955年に犬種として認められました

ドイツの古い犬種であるウェストファリアンハウンドがもとになっているとされています。1900年に犬種名が統一され、スタンダードが完成しました。FCIには1955年に公認登録されています。
現在もドイツでは非常に人気のある猟犬種で、多数が猟犬として活躍しています。ショードッグやペットとしても飼育されています。また、世界的にも知名度があり、ヨーロッパではショードッグとして人気があります。

ジャーマンハウンドの気を付けたい病気について

関節の病気に注意

運動のし過ぎによる関節疾患が見られます。

歩き方や座り方に変化を感じたら受診をしましょう。

また、食欲も旺盛な犬種ですが、肥満は関節への負担をかけます。
後天的な靭帯の異常などにつながる可能性も高いため、肥満にならぬよう、食事量をコントロールしてあげてください。

垂れ耳に起こりやすい外耳炎に注意しましょう

暑くて湿度の高い夏場は、垂れ耳のせいで耳の中が蒸れてしまい、細菌繁殖などが起こって外耳炎につながる可能性があります。

こまめに耳の中のチェックを行い、汚れが増えたり、匂いが変わるようであれば治療が必要なケースが多いです。

定期的な耳の掃除などのケアも欠かせません。

ジャーマンハウンドの価格相場について

国内ではほとんど流通していない犬種です

国内での飼育頭数は少なく、繁殖を行なっているブリーダーもほとんどいない犬種です。

そのため、ペットショップやブリーダーを探して購入することが難しいことが多いです。

海外での繁殖を行なっているブリーダーとつながりのあるペットショップやブリーダーを通じて海外からの輸入を検討する必要がある可能性が高いです。

海外からの輸入の場合にかかる費用

国内でのブリーダーやペットショップで購入することが難しい場合、海外で繁殖を行なっているブリーダーからの輸入を検討しなければいけません。

その場合、それぞれの国での出入国での手続きや空輸の費用などが生体の価格と併せて必要になります。

また、海外のブリーダーとのやり取りなども含めて代行業者に依頼する場合は手数料も必要になる可能性が高く、高額になるケースも多いです。

獣医師から見たジャーマンハウンドを飼う際のアドバイス

食事の管理を行なってあげましょう

肥満になると、四肢に大きな負担をかけてしまう可能性があります。
食事の質や量は個体によって適切なものに調節して与えましょう。

また、空気を一緒に吸い込むような早食い行動が見られる場合、早食い防止の食器を使用するなど工夫するようにしてください。

ジャーマンハウンドの飼育チャートについて

忠実で優しい犬種であるため、初心者にも飼いやすいと言えますが、運動量が多く必要ですので注意が必要です。入手しにくい犬種であるため、初心者におすすめとは言えません。

初心者  5 初心者には普通程度の飼いやすさ
しつけ  5 しつけのし易さは普通程度
お手入れ  7 お手入れはかなり楽
気性  7 気性はかなり穏やか
多頭飼育  5 多頭飼育のし易さは普通程度
散歩  0 必要な散歩量は非常に多い(3時間以上)
病気  5 病気への強さは普通程度
抜け毛  5 抜け毛の量は普通程度
吠え方  5 吠え方は普通程度
におい  5 臭いは普通程度
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