ジャーマンハンティングテリアについて【獣医師執筆監修】犬種辞典・犬図鑑
ジャーマンハンティングテリアの特徴について
ドイツ原産の猟犬です
ジャーマンハンティングテリアは、ドイツ原産で、特に土中の狩猟や獲物を茂みから追い出すなどの際に活躍しているハンティングテリアです。
耐久力があり、バランスのとれたワーキングドッグであると言えます。
ジャーマンハンティングテリアの性格について
頑固ですが、愛情深い性格です。
ジャーマンハンティングテリアの性格は、頑固ではありますが、飼い主とその家族には愛情深く子供にも優しいとされています。ただし、猟犬なので攻撃的になることもあるとされています。
ジャーマンハンティングテリアの飼い方(日常の世話)について
テリアの性格を理解してあげましょう
テリア犬種特有の頑固さや、注意深さを持つため、しっかりしつけをして信頼関係を築けないと、飼育しづらいと感じることもある可能性が高いです。
頑固さや注意深さも賢さ故のものであることが多く、この賢さを利用して飼い主さんの生活に適応できるよう若齢の頃からきちんとしつけをしてあげましょう。
充分な運動をしてあげましょう
作業に喜びを感じ、耐久力のある犬種です。
発散のためにも充分な散歩時間を確保し、体を動かす時間を作ってあげてください。
思い切り走ることが好きな犬種のため、ただ歩く散歩だけではなく、思い切り広い場所で走れる時間も作ってあげるとより良いでしょう。
信頼関係が築けると聡明な犬種であるため、一緒に体を使って遊ぶことできずなが深まる可能性が高いです。
ジャーマンハンティングテリアの歴史・起源について
様々な犬種を用いて作出されました。
ジャーマンハンティングテリアは、第一次世界大戦終結後、フォックステリア、ブラックアンドタンテリア、ジャーマンピンシャーなどを用いて作出されました。
現在は、その膨大な運動量からワーキングドッグとして活躍しており、ペットとして迎え入れている家庭は非常に少ないとされています。
ジャーマンハンティングテリアの気を付けたい病気について
垂れ耳に起こりやすい外耳炎に注意しましょう
暑くて湿度の高い夏場は、垂れ耳のせいで耳の中が蒸れてしまい、細菌繁殖などが起こって外耳炎につながる可能性があります。
こまめに耳の中のチェックを行い、汚れが増えたり、匂いが変わるようであれば治療が必要なケースが多いです。
定期的な耳の掃除などのケアも欠かせません。
関節や骨のトラブルに注意
運動能力も高く、運動での骨折や肥満や加齢による関節への負担、先天的な膝蓋骨脱臼などの関節トラブルに注意が必要です。
肥満は関節への負担をかけるため、食事量をコントロールしてあげてください。
負担にならないよう、体重や関節の状態によって個体に適した運動量を維持してあげましょう。
関節に負荷をかけやすいフローリングの床を避けるなどの配慮も大切です。
激しい運動や接触などの事故による骨折やケガにも注意してあげてください。
ジャーマンハンティングテリアの価格相場について
国内ではほとんど流通していない犬種です
国内での飼育頭数は少なく、繁殖を行なっているブリーダーもほとんどいない犬種です。
そのため、ペットショップやブリーダーを探して購入することが難しいことが多いです。
海外での繁殖を行なっているブリーダーとつながりのあるペットショップやブリーダーを通じて海外からの輸入を検討する必要がある可能性が高いです。
海外からの輸入の場合にかかる費用
国内でのブリーダーやペットショップで購入することが難しい場合、海外で繁殖を行なっているブリーダーからの輸入を検討しなければいけません。
その場合、それぞれの国での出入国での手続きや空輸の費用などが生体の価格と併せて必要になります。
また、海外のブリーダーとのやり取りなども含めて代行業者に依頼する場合は手数料も必要になる可能性が高く、高額になるケースも多いです。
獣医師から見たジャーマンハンティングテリアを飼う際のアドバイス
食事の管理を行なってあげましょう
関節の疾患や骨折などの骨格系のトラブルが見られる犬種です。肥満や筋肉量の低下などの体型の変化は関節に負担をかけてしまいます。食事の量や質などその個体に適したものを選択して与えるようにしましょう。
肥満は健康面への問題だけでなく、運動が好きな犬種にとって、好きなことを行いづらくすることで負担になる危険性もあります。
肥満を予防すべく、食事の管理は大切です。
過ごしやすい環境を整えてあげましょう
起こりやすい疾患に関節系のトラブルが挙げられますが、フローリングなどの滑りやすい床材は関節に負担がかかるため、適していません。
滑り止めのマットを敷いたり、ジャンプを必要とする家具への昇降などは負担を軽減するスロープを作るなどの過ごしやすい環境を整えてあげましょう。
ジャーマンハンティングテリアの飼育チャートについて
テリア犬種特有の気の強さや頑固さなどを持つ犬種であるため、関係性を築くためには犬の特性を理解して生活する必要があります。
世界的に見ても庭犬として飼育されているジャーマンハンティングテリアは少ないとされているため、初心者におすすめできる犬種ではありません。
| 初心者 | 0 初心者には非常に飼いづらい |
|---|---|
| しつけ | 5 しつけのし易さは普通程度 |
| お手入れ | 5 お手入れのし易さは普通程度 |
| 気性 | 2 気性はやや荒い |
| 多頭飼育 | 5 多頭飼育のし易さは普通程度 |
| 散歩 | 2 必要な散歩量はやや多い(2~2.5時間程度) |
| 病気 | 5 病気への強さは普通程度 |
| 抜け毛 | 5 抜け毛の量は普通程度 |
| 吠え方 | 5 吠え方は普通程度 |
| におい | 5 臭いは普通程度 |











