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Youtube 病気辞典
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監修: 葛野 宗 獣医師
[記事公開日]  [最終更新日]
[ 目次 ]

ブルドッグの特徴について

がっしりとした筋肉質な体型が特徴的です

がっしりとした四肢と、筋肉質な体形が特徴的です。

体高はあまり高くありませんが、豊富な筋肉量で体重はオスの方が大きい子が多いです。

太いマズルで頭部が大きい体型も特徴的です。

一見怖そうですが愛情深い性格です

がっしりとした体格や太いマズルで、一見屈強な印象がありますが、友好的で愛情深い性格です。

甘えん坊で友好的な性格であるため、信頼関係が構築できると飼い主さんとも良いパートナー関係が築けるでしょう。

ブルドッグの性格について

マイペースで明るいです

大きな体を持ちますが、マイペースで陽気な性格です。

愛嬌があって愛情深い性格なので、信頼関係が築けると、飼い主さんが大好きな甘えん坊になるでしょう。

頑固な一面も

穏やかで友好的な性格ですが、頑固な一面もあります。

体も大きいため、その頑固さがトラブルにつながってしまう場合もあります。

しつけを行ない、頑固さがトラブルに発展しないよう、飼い主さんがコントロールできるようにしましょう。

ブルドッグの飼い方(日常の世話)について

温度管理は充分な注意をしましょう

マズルが短く、暑さには弱いため、温度管理が必要です。

熱中症へのなりやすさや、興奮による体温上昇などもあるため、夏の暑い時期はエアコンで室温を下げる管理は必須です。

春や秋なども、日当たりなどによっては体温が上昇してしまうこともあるので、ブルドッグのいる場所の室温を把握し、管理してあげてください。

しつけをきちんと行いましょう

陽気で活動的な一面を持つブルドッグは、興奮した際に大きな体や生まれ持つ力強さによってトラブルにつながる危険性もあります。

周りの人や犬にけがをさせてしまう可能性もあるので、興奮をコントロールできるよう、普段からしつけをきちんと行う必要があります。

ブルドッグの歴史・起源について

もともとは闘犬としての歴史も

古くからブルベイティングと呼ばれる牛との闘いで活躍する犬種でした。

その歴史は1630年に初めて分類されるよりも昔に遡ると言われています。

家庭犬への改良

人気を得たブルドッグはよりずんぐりとした体つき、短いマズルへと改良が進められました。

闘犬を禁じられたのち、愛好家たちにより生き残り、ドッグショーに参加するようになって更なる改良が進み、家庭犬として愛されるようになりました。

ブルドッグの気を付けたい病気について

呼吸器のトラブルに注意

短いマズルや肉付きのいい体型のため、鼻腔狭窄や気管の炎症による狭窄などによる呼吸困難、熱中症などが起こりやすいため、注意が必要です。

寝ている際の呼吸回数や呼吸時の音などに普段から注意して観察してあげてください。

眼の病気に注意

突出した眼や垂れさがるまぶたが特徴的です。

眼の突出により起こりやすくなる角結膜炎や瞼の外反や内反が起こり、まつ毛が角膜表面を傷付けたり結膜に刺激を与えてしまうことがあるため注意が必要です。

眼をしばつかせる、流涙や目やにの量が増える、眼球の充血の有無など日常的に観察しましょう。

ブルドッグの価格相場について

40万円から60万円くらいの価格になります

他の中型犬と比較すると価格は高めと言えるでしょう。

血統によっては価格相場よりも高くなる個体もいます。

毛色によって価格も変わります。

繁殖するブリーダーも限られます

繁殖を行っているブリーダーも人気犬種と比較すると少ないです。

価格の比較や個体の選択肢も他の犬種と比較して限定されてしまう傾向があります。

獣医師から見たブルドッグを飼う際のアドバイス

熱中症に注意が必要な犬種です

短頭種特有の呼吸器トラブルの起こりやすさなどから、特に熱中症には注意が必要です。

夏は室内を涼しくしたうえでの飼育などの対策が必要です。

興奮をしやすく体温も上がりやすいので、室温は低めに維持することや、呼吸トラブルにつながらないように湿度も上がりすぎないよう維持することが大切です。

皮膚ケアをしっかりしてあげましょう

顔や首周りなどに皮膚が豊富でしわがたくさんある犬種です。

しわの間に汚れや皮脂が残ってしまい、皮膚トラブルにつながることがあります。

こまめに皮膚ケアを行い、清潔にしてあげましょう。

ブルドッグの飼育チャートについて

呼吸器トラブルの起こりやすさや温度管理など、死に直結するトラブルを予防するための健康管理が必要な犬種です。

体格もずんぐりとしていて力があるため、興奮などを上手に制御できるようしつけで普段からコントロールできるよう、信頼関係を築くことも大切です。

管理やしつけなど、ブルドッグに費やす時間は必要になるため、時間をかけて丁寧に犬と向き合える方に向いている犬種と言えるでしょう。

初心者  0 初心者には非常に飼いづらい
しつけ  5 しつけのし易さは普通程度
お手入れ  3 お手入れはやや難しい
気性  7 気性はかなり穏やか
多頭飼育  6 多頭飼育のし易さは普通程度
散歩  5 必要な散歩量は普通程度(30分~1時間程度)
病気  0 病気には非常に弱い
抜け毛  4 抜け毛の量は普通程度
吠え方  2 やや吠える
におい  2 やや臭う
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