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監修: 葛野 宗 獣医師
[記事公開日]  [最終更新日]
[ 目次 ]

ウェストハイランドホワイトテリアの特徴について

真っ白い被毛とテリアらしい容姿

真っ白い被毛と小柄でたくましいテリアらしい体格が特徴的です。

被毛は硬い被毛と柔らかい被毛が混在していて、ダブルコートと呼ばれる硬い毛の下に細く軟らかい下毛が生えています。

テリアとしての猟での活躍

テリア犬種はもともとは小型獣用の猟犬でした。

そのため、ウェストハイランドホワイトテリアも猟犬としての性質を受け継いでおり、小型でもたくましい肉体に加え、スタミナもあり、とても好奇心が強く賢い性格を持っています。

ウェストハイランドホワイトテリアの性格について

陽気で社交的です

スコットランド原産のテリアの中では最も陽気で社交的と言われています。

とても友好的なので、飼い主さんと良好な信頼関係を築けると楽しいパートナーになり得ます。

頑固で警戒心の強い一面も

友好的な反面、警戒心が強く繊細な一面も持っています。
飼い主さん以外の見知らぬ人には強い警戒心を示す場合があります。

自分の意思をしっかり持ち、自分で決めた通りにしようとする頑固な一面もあるため、しつけで飼い主さんがリードできるように関係性を築く必要があります。

ウェストハイランドホワイトテリアの飼い方(日常の世話)について

充分な運動をしてあげましょう

猟犬だったこともあり、体力がある犬種です。

小型犬ですが、がっしりとした体形で、運動も好みます。
散歩や広い場所で思い切り運動する機会を定期的に設け、発散させてあげましょう。

被毛や皮膚を清潔にする習慣を

真っ白い被毛が特徴的ですが、活発なウェストハイランドホワイトテリアの場合、散歩などで汚れが付着しやすいため、定期的な手入れが必要です。

皮膚も脂っぽくなったり、アレルギー性の皮膚炎などの皮膚トラブルになりやすい性質のため、日常的に手入れをしながら皮膚チェックを行って、清潔にすることが大切です。

ウェストハイランドホワイトテリアの歴史・起源について

テリアとはキツネなどの小型の獣を狩るための猟犬を指します。

スコットランドではケアンテリアから時折生まれる白い個体に注目し、白い個体を増やしていきました。

このことがウェストハイランドホワイトテリアという種の出現や繁栄に大きく関与したとされています。

1900年代に犬種として独立しました

アメリカではローズニーズ・テリアと命名されていましたが、その後現在のウェストハイランドホワイトテリアに解明されました。

また、初期はケアンテリアとの交雑も認められていましたが、現在ではそれぞれの犬種が独立し、別々の犬種として繁殖しています。

ウェストハイランドホワイトテリアの気を付けたい病気について

皮膚トラブルに注意が必要です

デリケートな皮膚の性質によるアレルギー性皮膚炎やアトピー性皮膚炎、脂分泌のバランスの乱れによる脂漏症などの皮膚トラブルに注意が必要です。

皮膚トラブルの予防及び疾患の早期の発見のために、こまめな皮膚のケアが大切です。

関節の病気に注意

小型犬に多い膝蓋骨と呼ばれる膝関節にある小さな骨の脱臼や、大腿骨と骨盤部分の接合部分である大腿骨頭の壊死によるレッグペルテスという病気などが起こりやすいとされています。

歩き方や座り方などが普段と違うことや、犬自身が痛みや違和感を感じて気にすることなどでわかることが多いです。

変化を感じたら受診をしましょう。

この病気の場合、体重増加は状態をより悪くさせます。
負担を軽減できるよう、肥満は予防してあげてください。

ウェストハイランドホワイトテリアの価格相場について

40万円から50万円くらいの価格になります

ペットショップなどに並ぶヨークシャーテリアなどの人気のあるテリア系の犬種と比較して小型犬の中では高めの価格と言えるでしょう。

血統によっては価格相場よりも高くなる個体もいます。

ペットショップよりもブリーダーからの購入の方が一般的

稀にペットショップで見かけることもあるかもしれませんが、ほとんどペットショップで出会える可能性は低い犬種です。

繁殖を行っているブリーダーも人気犬種と比較すると少ないです。

繁殖を行なっているブリーダーを探して、見学や購入に行く流れになるケースが多いです。

獣医師から見たウェストハイランドホワイトテリアを飼う際のアドバイス

テリアの性格を理解してあげましょう

陽気で友好的であるため、一緒に生活をして楽しい犬種であると思います。

一方でテリア犬種特有の頑固さや、自分の意思の強さを持つため、しっかりしつけをして信頼関係を築けないと、飼いづらいと感じることもある可能性が高いです。

頑固さや意志の強さも賢さ故のものであることが多く、この賢さを利用して飼い主さんの生活に適応できるよう若齢の頃からきちんとしつけをしてあげましょう。

皮膚のケアをこまめに行いましょう

白い被毛は美しく、ウェストハイランドホワイトテリアの最大の特徴と言えますが、皮膚トラブルを起こしやすい犬種です。

活発な子も多い犬種であることもあり、サロンでの被毛のお手入れだけでなく、自宅でもこまめにシャンプーを行い清潔に保つよう心がけましょう。

ケアをしながら皮膚チェックも行なう習慣がついていると、変化があった時に早期発見ができます。

ウェストハイランドホワイトテリアの飼育チャートについて

頑固で意志の強さのあるテリア犬種の中でも、ウェストハイランドホワイトテリアは飼育しやすい犬種だと言われています。
お手入れなどの大変さはありますが、性格などの面で、初心者でも飼育しやすい犬種と言えるでしょう。

小型犬ですが、体力のある犬種なので、一緒にアクティブに遊びたい飼い主さんには向いている犬種と言えます。

初心者  8 初心者でもかなり飼いやすい
しつけ  7 しつけはかなり簡単
お手入れ  3 お手入れはやや難しい
気性  5 気性は普通程度
多頭飼育  6 多頭飼育のし易さは普通程度
散歩  3 必要な散歩量はやや多い(1.5~2時間程度)
病気  5 病気への強さは普通程度
抜け毛  5 抜け毛の量は普通程度
吠え方  2 やや吠える
におい  2 やや臭う
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