ウィズぺティ
初めての方へ会員登録ログイン買い物かご
TOP > 犬の病気辞典 > フラットコーテドレトリバーについて
Youtube 病気辞典
Youtube 病気辞典

監修: 葛野 宗 獣医師
[記事公開日]  [最終更新日]
[ 目次 ]

フラットコーテドレトリバーの特徴について

高い学習能力を持つガンドッグです

ガンドッグとは、水鳥の猟の際に活躍する猟犬を示します。

他のレトリバーたちと同様に高い学習能力を持ち、活躍してきました。

知的好奇心や探求心が旺盛で、知育玩具やノーズワークなどの頭を使った遊びが得意です
俊足の持ち主です

水辺で活躍した犬種です

水鳥の猟で活躍した犬種です。

本能的に水に入ることが好きな個体が多い傾向があります。

暑い夏場などに水辺で遊ぶと発散も出来て、一緒に楽しめる犬種と言えます。

フラットコーテドレトリバーの性格について

社交的で陽気です

友好的でとても陽気です。

尻尾をいつでも振っている様子からもわかるように、楽天的で天真爛漫な姿がよく見られます。

成犬になっても、いつまでも子犬のように活発にはしゃぐ個体が多いです。

優しく愛情深い一面も

協調性があり、多頭飼いや家族にやさしくできる犬種です。

一緒に暮らす老人や小さな子供にも愛情を向けられる性質を持っているとされています。

良好な信頼関係が築けると、良いパートナーになるでしょう。

フラットコーテドレトリバーの飼い方(日常の世話)について

肥満に注意しましょう

体も大きく、関節にかかる負担は大きいです。

肥満になると、より関節への負荷は大きくなり、関節疾患になりやすくなったり、元々の状態が悪化する傾向があります。
食事量や質はその個体に合ったものにしましょう。

個体の関節の状態などにより、適切な運動量は様々です。
運動がダイエットに直結するわけではありません。
肥満の状態で過度の運動になると関節などに負担がかかる恐れもあるので、かかりつけの先生と相談しながら適切な運動量を維持するよう心がけましょう。

運動量は充分に確保してあげてください

体も大きく、体を動かすことが好きな犬種です。

散歩の時間は長めに確保してあげてください。

また、ただ散歩をするだけでなく、広い場所で思い切り走らせたり、飼い主さんの指示に従わせながら一緒にスポーツをするなどバリエーションを作った方が、より発散をさせられる可能性が高いです。

一緒にスポーツをすることで、絆が深まりより良い関係性を築けるきっかけになるので、積極的に時間を作ってあげましょう。

フラットコーテドレトリバーの歴史・起源について

ルーツとなる犬の説が様々です

小型のニューファンドランドまたはチェサピーク・ベイ・レトリーバーの小型のものと思われているが、ラブラドールとカーリーコーテッドによったという説もあり、様々です。

もともとはカーリーコーテッドレトリバーというカールした被毛のレトリバーでしたが、改良とともに平らな被毛へと変わったと言われています。

ガンドッグとしての活躍から世界的に愛される犬種へ

優れた身体能力から、鳥猟犬として活躍するようになりました。

水辺だけの活躍だけではなく、陸上においても獲物の回収犬としても活躍の場を広げたとされています。

戦後、頭数が激減したこともありましたが、また頭数が徐々に増え、世界的に愛されています。

フラットコーテドレトリバーの気を付けたい病気について

悪性腫瘍に注意が必要です

フラットコーテッドレトリバーのような大型犬は悪性腫瘍が発生しやすいと言われています。

特に骨肉腫と呼ばれる骨にできる悪性腫瘍や血管肉腫などは悪性腫瘍の中でも良く聞く病気で注意が必要です。

スキンシップの一環として体に触れる習慣をつけ、健康診断を定期的に受診することで早期発見が出来るよう心がけてあげてください。

関節の病気に注意

体格が大きく、活発な犬種です。

先天的な股関節形成不全などの疾患が起こりやすいとされています。
歩き方や座り方に変化を感じたら受診をしましょう。

また、食欲も旺盛な犬種ですが、肥満は関節への負担をかけます。
後天的な靭帯の異常などにつながる可能性も高いです。
肥満にならぬよう、食事量をコントロールしてあげてください。

フラットコーテドレトリバーの価格相場について

30万円から40万円くらいの価格になります

大型犬であるため価格は高めです。

血統によっては価格相場よりも高くなる個体もいます。
ただし、珍しい犬種であるため、あまり価格や性格、容姿などで比較できる選択肢は少なくなる可能性が高いです。

ペットショップよりもブリーダーからの購入の方が一般的

ペットショップで出会える可能性は低く、繁殖を行なっているブリーダーも限られる犬種です。

大型犬種のため、繁殖に要するスペースも必要なため、フラットコーテッドレトリバーに限らず大型犬種を繁殖する場合、郊外を繁殖場にするブリーダーが多い傾向があります。

繁殖を行なっているブリーダーを探して、見学や購入に行く流れになるケースが多いです。

獣医師から見たフラットコーテドレトリバーを飼う際のアドバイス

大型犬種を飼育する準備が必要です

体格が大きいため、飼育に必要なスペースも、食べるごはんの量も、かかる医療費も小型犬と比較すると倍以上になります。

飼育することを決める前に、充分な準備が出来るのか、大型犬の生活を維持することが可能なのかなどをしっかりと考えて決める必要があります。

同時に犬と向き合う時間や手間も多くかかる傾向があります。

大型犬種と暮らせる生活なのか充分に考えたうえで迎えてあげてください。

しつけは充分に行いましょう

攻撃的な犬種ではありませんが、興奮した際に強い力で行動する可能性があります。
その場合、大型犬のため、周りの人に与えた影響が大きな問題につながってしまう危険性があります。

飼い主さんが制御できるよう、普段から厳しくしつけをおこないましょう。

また、どんなにやさしい愛犬であっても、社会には大型犬が怖いと感じてしまう人もいます。

犬が苦手な人のことも配慮しながら生活することが大切です。

フラットコーテドレトリバーの飼育チャートについて

大型犬で活発な犬種であるため、犬のためにたくさんの時間を費やしてあげる必要があります。

ケアや散歩、しつけなどで犬と向き合う必要がある場面は多いですが、友好的で高い学習能力を持つため、良好な信頼関係が築けると、良いパートナーになり得ます。

大型犬の中では比較的初心者でも向き合いやすい犬種です。

初心者  3 初心者にはやや飼いづらい
しつけ  7 しつけはかなり簡単
お手入れ  4 お手入れのし易さは普通程度
気性  6 気性は普通程度
多頭飼育  7 多頭飼育はややし易い
散歩  2 必要な散歩量はやや多い(2~2.5時間程度)
病気  5 病気への強さは普通程度
抜け毛  3 抜け毛はやや多い
吠え方  3 やや吠える
におい  5 臭いは普通程度
ナンバーサプリのウィズメディカ
ページ先頭へ SSL グローバルサインのサイトシール