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監修: 葛野 宗 獣医師
[記事公開日]  [最終更新日]
[ 目次 ]

犬のエタノール中毒とは

エタノールの誤飲、誤食によって引き起こされる中毒です。

エタノールとは、アルコールの1種であり、エチルアルコールと呼ばれることもあります。エタノールはアルコール発酵で生じるアルコールであるため、アルコール飲料のみならず、加熱していないパンやピザなどを摂取することでエタノール中毒を引き起こすことがあります。

犬のエタノール中毒の症状とは

食欲不振、嘔吐、神経症状などが見られることがあります。

エタノール中毒は、エタノールを摂取してから1時間程度で症状が現れることが多いとされています。

元気消失、食欲不振、嘔吐、下痢などの消化器症状や、低体温、呼吸回数の減少、などが見られるようになります。重度の場合は、昏睡、呼吸停止、心停止に至る可能性があります。

エタノールは、中枢神経に作用することで興奮やふらつきなどの神経症状が現れる場合もあります。

また、発酵生地などのガスが発生するものを食べた場合は、腹部膨満が現れることもあります。腹部膨満によって、消化管閉塞や胃拡張・胃捻転症候群を引き起こす危険性があります。

犬のエタノール中毒の原因とは

アルコール飲料などの誤飲、アルコールを含む食材の誤食が原因となります。

アルコール飲料などの誤飲、加熱していないパンやピザなどのアルコールを含む食材の誤食が原因となります。

犬が摂取したエタノールは、胃腸で速やかに吸収されますが、胃腸で吸収されたエタノールは血液脳関門を超えて脳や中枢神経の細胞に影響を与えます。

ヒトの場合、アルコールを摂取すると肝臓のアルコール脱水素酵素によって分解され、アセトアルデヒドに変化します。アセトアルデヒドは、アセトアルデヒド脱水素酵素によって分解され、無毒化されます。犬の場合は、アルコールを分解する酵素を持っていないため、摂取したアルコールは無毒化されず、体内で留まることになってしまいます。

犬のエタノール中毒の好発品種について

全犬種で好発します。

エタノール中毒の発症には、年齢、性別、犬種差は無いとされています。

犬のエタノール中毒の予防方法について

エタノールを誤飲、誤食させないようにしましょう。

犬は好奇心が強く、中毒物質なのかを判断できないため、飼育環境中に犬が届く場所にエタノールを置かないようにしましょう。エタノールに限らず家庭用品は室内にあふれているため、犬が誤食する可能性を考えて飼い主様が日ごろからきちんと整理整頓をおこなうことが重要です。

犬のエタノール中毒の治療方法について

催吐処置、胃洗浄、吸着剤の投与などがおこなわれます。

エタノール中毒の治療としましては、エタノールの誤飲、誤食してすぐの場合は、催吐処置をおこなうことがあります。ただし、意識障害を起こしている場合は、喉頭の機能が低下していることもあり、その際は吐かせたものを誤嚥してしまう可能性もあるため注意が必要です。

胃洗浄を行う場合もあります。全身麻酔をかけて口や鼻からチューブを入れて、胃の中を洗浄します。エタノールの誤飲、誤食してから1時間以内であれば効果が期待できますが、それ以上経過している場合は効果はあまり期待できないため勧められません。

吸着材として活性炭を投与する場合もあります。活性炭には、血液中に吸収されてしまったエタノールの排泄を促す効果もあるとされています。

アルコール排泄を促すため点滴治療が行われることがあります。さらに、血液透析がおこなわれる場合もあります。血液透析はどの動物病院でも行えるわけではありませんので、注意が必要です。

その他には、エタノール中毒による意識障害時に対する覚醒効果があるヨヒンビンが投与されることもあります。

エタノールは、少量の摂取でも死亡してしまう例も見られるため注意が必要です。

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