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監修: 葛野 宗 獣医師
[記事公開日]  [最終更新日]
[ 目次 ]

犬の顔面神経麻痺とは

顔面神経の麻痺です。

顔面神経とは、顔面の筋肉を動かす神経のことを言います。顔面神経麻痺では、多くの場合は片側性に顔面神経麻痺の麻痺が起こり顔貌が変化します。

犬の顔面神経麻痺の症状とは

顔貌が変化してしまいます。

顔面神経麻痺の臨床症状としましては、眼瞼の麻痺により閉眼不能、眼瞼・口唇・耳介の下垂、耳を動かせなくなる、鼻孔左右不対称、口唇の麻痺により食べ物や飲み物をこぼす、舌の先2/3の味覚の消失、唾液や涙液の分泌障害などが挙げられます。瞬きができず、涙液分泌の低下により眼が乾燥し、角膜障害を起こしやすくなります。顔面神経のい部分的障害が起きた場合には、これらの一部が認められます。
両側性に発症することもありますが、片側性に発症することが多く、これが左右不対称の顔貌につながります。
症状は急性に発症し、多くは48時間以内に進行が停止し、3~6週間で回復します。

犬の顔面神経麻痺の原因とは

約75%が原因不明であるとされています。

犬の顔面神経麻痺の原因は約75%が不明とされています。想定される原因としましては、人間の特発性顔面神経麻痺であるBell麻痺が顔面神経炎であること、また特発性顔面神経麻痺の犬のMRI検査で側頭骨内の顔面神経に造影剤増強効果が認められることから、顔面神経の炎症が挙げられています。

特発性以外には、甲状腺機能低下症が挙げられます。甲状腺機能低下症に罹患している場合、発生頻度は低いですが顔面神経麻痺、ふらつき、ナックリング、前庭障害などの末梢神経障害が見られることがあります。

その他には、中耳炎、内耳炎、腫瘍、脳炎などが顔面神経麻痺の原因となる場合があります。

神経学的検査で眼瞼反射、威嚇瞬き反応、耳介反射、顔面の知覚が消失します。顔面神経のみの異常である場合は、角膜反射は認められます。これは、角膜反射は三叉神経→外転神経の反射であるためです。

犬の顔面神経麻痺の好発品種について

以下の犬種で好発がみられます。

アメリカンコッカースパニエル、イングリッシュコッカースパニエル、ビーグルなどで発症が多いとされていますが、どの犬種でも起こり得ます。

犬の顔面神経麻痺の予防方法について

原因疾患の治療をおこないます。

顔面神経麻痺の原因となり得る甲状腺機能低下症、中耳炎、内耳炎などの基礎疾患の治療をおこなうことが、顔面神経麻痺の発症の予防につながると言えます。

特発性顔面神経麻痺の発症の予防方法は無いため、早期発見、早期のケアが重要になります。

犬の顔面神経麻痺の治療方法について

特異的な治療方法はありません。

顔面神経麻痺の特異的な治療方法はありません。ステロイド投与の有効性を示す報告もありません。髄鞘(神経細胞を取り囲む脂肪の鞘)の保護を目的としてビタミンB製剤が投与されることがあります。
角膜障害の予防に人口涙液あるいは精製ヒアルロン酸ナトリウム点眼液の点眼を考慮します。涙腺に分布する顔面神経の副交感神経成分の刺激により涙液分泌を促進する目的で、2%ピロカルピン点眼液を食事に混ぜて経口投与する場合もあります。
顔面筋の拘縮の予防のためにマッサージを適宜おこないます。
流涎や食べこぼしなどで片側の口唇皮膚が汚れがちになるため、ぬるま湯で拭き取るなどの対処をします。

予後

4週間程度で徐々に寛解するものから、麻痺が永久に残り麻痺側の顔面の筋が拘縮してしまうものまでさまざまです。検討された症例数が少ないものの、MRI検査で造影剤増強効果が認められない症例ではより早く(4週間)完全に回復し、認められた症例では回復に時間がかかる(8週間)あるいは回復しなかったとの報告があります。

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