監修: 葛野 宗 獣医師
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犬のマカダミアナッツ中毒とは
マカダミアナッツの誤食による中毒です。
マカダミアナッツを誤食したことによる中毒です。重篤な症状は報告されていませんが、わずかな量でも中毒をおこす可能性があるため、けして犬に食べさせないようにしてください。
犬のマカダミアナッツ中毒の症状とは
嘔吐や発熱、神経症状などが報告されています。
嘔吐、元気や食欲の低下、発熱、運動失調や震えなどの症状が報告されています。
犬のマカダミアナッツ中毒の原因とは
原因物質は正確にはわかっていません。
マカダミアナッツには青酸カリの仲間である青酸配糖体という毒性のある物質が含まれていますが、低濃度だといわれています。
マカダミアナッツ中毒を引き起こす原因物質は正確にはわかっていません。
犬のマカダミアナッツ中毒の好発品種について
全犬種で好発します。
どのような犬でもみられる疾患です。
犬のマカダミアナッツ中毒の予防方法について
マカダミアナッツの誤食防止を徹底します。
人の食材は犬にとって毒性の高いものが数多く存在します。犬が口にできない場所に保管する、欲しがっても食べさせないことが中毒防止には非常に大切です。
犬のマカダミアナッツ中毒の治療方法について
中毒症状に対する治療をおこないます。
誤食が数時間以内の場合には胃内の異物を吐かさせる催吐処理をおこないます。その他、多孔質の薬剤による吸着や、嘔吐などの症状に対する対症療法をおこないます。