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グルコサミンについて
加齢で気になる関節の健康維持に
グルコサミンは本来体内で生成されていますが、加齢とともに生産量が減少するため関節が心配。そんな関節のために、エビやカニなど甲殻類の殻に含まれるキチンを加水分解してできたグルコサミンが、軟骨の減少に悩む関節の健康維持をサポートします。
【執筆獣医師】葛野 莉奈
【経歴】麻布大学獣医学部卒。横浜市内の動物病院
「かどのペットクリニック」院長。
【経歴】麻布大学獣医学部卒。横浜市内の動物病院
「かどのペットクリニック」院長。
犬猫にとってのグルコサミンとは
グルコサミンは甲殻類の殻に含まれるキチンを変化させた成分で、軟骨成分を作り出すのに大切な成分といわれています。
グルコサミンはもともと体内で合成される成分ですが、軟骨成分と同様に生成量は、年を取るとともに減っていくとされています。
そのことで、関節にダメージが加わり、骨同士がこすれるなどして痛む場合があります。
関節のダメージを減らすためにも、普段から関節にとって大切なグルコサミンのような成分を摂ることや体重を増やしすぎないなど、飼い主さんが日常をコントロールしてあげることはとても大切です。