マリアアザミエキスについて

ダメージから守って肝臓の健康を保つ

マリアアザミというキク科の植物の種子含まれる成分で、古くからヨーロッパで肝臓やすい臓のケアに用いられています。消化を助け、肝臓細胞の健康を保ちます。損傷から守る働きも期待できます。体内で合成される抗酸化物質グルタチオンの生成もサポート。

【執筆獣医師】葛野 莉奈
【経歴】麻布大学獣医学部卒。横浜市内の動物病院
「かどのペットクリニック」院長。

犬猫にとってのマリアアザミエキスとは

マリアアザミはキク科の植物で、種子にシリマリンという成分を含みます。
古くからヨーロッパで肝臓や膵臓を健康に保つのに良いとされ、長年研究・使用されてきました。

シリマリンには肝臓をダメージから守り、より若々しくいるためにサポートしてくれることが多く報告されています。

さらに体の中で作られる肝臓をサポートしてくれる成分を作ることを助けてくれるため、より健康で維持できることが期待されます。

肝臓は目に見える変化が少ない器官ですが、年を取ると、ダメージを負いやすく、体調不良につながることが多いです。

特に猫の肝臓は繊細で、数日ご飯を食べないだけで大きなダメージを受けてしまい、命の危険につながることもあります。

定期的なチェックと肝臓を守る成分を積極的に摂って、犬や猫により健康な生活を送ってもらいたいですね。