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d-α-トコフェロールについて
皮膚の健康維持のためにストレスから守る
d-α-トコフェロールは、ビタミンEの一種で体内での生理活性が高い 種類です。細胞膜の脂質に入り込み、細胞膜を守る働きがあります。 食生活や紫外線、ストレスから発生する活性酸素による酸化から皮 膚を守り、健康維持をサポートします。
【執筆獣医師】葛野 莉奈
【経歴】麻布大学獣医学部卒。横浜市内の動物病院
「かどのペットクリニック」院長。
【経歴】麻布大学獣医学部卒。横浜市内の動物病院
「かどのペットクリニック」院長。
犬猫にとってのd-α-トコフェロールとは
d-α-トコフェロールはビタミンEの一種で、体内の生理活性が最も高いビタミン Eです。 ビタミンEは脂溶性ビタミンで、細胞膜の脂質部分に入り込んで細胞膜をダメー ジから守り、若々しく保つ働きが期待できます。 この若々しく保ってくれる働きは天然のトコフェロールにしかないといわれてい ます。 食生活の乱れや紫外線、ストレスなどによってダメージが与えられるとされてい て、細胞レベルでのダメージは、体調や皮膚・被毛の変化へとつながります。 ビタミンEが持つダメージから守る働きは、皮膚だけでなく体全体を健康な状 態に保つ手助けをしてくれます。 また、ビタミンEは皮膚をより若々しく健康に保つサポートも期待できます。