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ビフィズス菌について
乳酸菌が乳酸を作るのに対し、ビフィズス菌は大腸のなかで乳酸に加えて酢酸を作ることから、腸内の環境を整える効果が期待できます。 また、ビフィズス菌は、強い殺菌力で悪玉菌の増殖を抑えるだけでなく、大腸菌などの悪玉菌の繁殖を抑え、大腸の粘膜を保護する働きがあります。腸内環境を整え悪玉菌が有毒物質を作り出すのを防ぐ働きをサポートします。
【執筆獣医師】葛野 莉奈
【経歴】麻布大学獣医学部卒。横浜市内の動物病院
「かどのペットクリニック」院長。
【経歴】麻布大学獣医学部卒。横浜市内の動物病院
「かどのペットクリニック」院長。
犬猫にとってのビフィズス菌とは
腸内環境を健康に保つことによって、腸内の善玉菌を増やし、免疫力の維持や消化吸収能力を高めることなどが期待できます。
消化吸収をより良い状態にすることで、健康な体を維持するために必要な成分の効率の良い吸収が可能になるため、皮膚などの器官のより良い状態で維持することにつながります。
腸内環境を健康にするために、善玉菌と呼ばれる良い活躍をする細菌が欠かせません。
善玉菌の例として乳酸菌やビフィズス菌が挙げられます。
ビフィズス菌は、悪玉菌の苦手な成分を作り出すため、悪玉菌を減らし、善玉菌を増やす活躍が期待されます。