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ビタミンB1について
ビタミンB1は水溶性ビタミンの一種で、チアミンと呼ばれます。 神経系の機能を健康的に維持する成分として欠かせません。 不足することで疲労を感じやすくなることや筋力低下などにつながることが知られています。 米ぬかや小麦はいが、肉類などに多く含まれています。
【執筆獣医師】葛野 莉奈
【経歴】麻布大学獣医学部卒。横浜市内の動物病院
「かどのペットクリニック」院長。
【経歴】麻布大学獣医学部卒。横浜市内の動物病院
「かどのペットクリニック」院長。
犬猫にとってのビタミンB1とは
多くの生体内での反応に関連していて、ブドウ糖の代謝にも関連しているため、細胞の活動に必要なエネルギー生成にも不可欠な成分です。
また、神経伝達物質であるアセチルコリンの合成にも関連しているため、健康な運動における神経伝達や知覚神経の伝達をサポートする働きが期待できます。
欠乏によって疲労感や運動障害、筋力低下などが起こる危険性があり、欠乏の程度によっては死に至る危険性もあります。