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ナイアシンについて
ナイアシンは水溶性のビタミンの一つでビタミンB群に含まれます。 炭水化物やたんぱく質の代謝やホルモン生合成のサポート、DNAの修復などに役立つ成分とされています。 魚やレバー、肉などに含まれます。 欠乏によって皮膚や消化器トラブルなどにつながる危険性があるため欠かせません。
【執筆獣医師】葛野 莉奈
【経歴】麻布大学獣医学部卒。横浜市内の動物病院
「かどのペットクリニック」院長。
【経歴】麻布大学獣医学部卒。横浜市内の動物病院
「かどのペットクリニック」院長。
犬猫にとってのナイアシンとは
ニコチン酸とニコチン酸アミドの総称です。
健康な皮膚を維持し、保湿にも大きくかかわるセラミドの生合成を促進し、皮膚を乾燥から守ったり、バリア機能を維持したりする働きが期待されます。
犬は必須アミノ酸であるトリプトファンからナイアシンを生合成することが可能ですが、猫はナイアシン合成の能力が非常に低いです。
そのため、直接ナイアシンを摂取することが大切です。