ウィズぺティ
初めての方へ会員登録ログイン買い物かご
TOP > 獣医師インタビュー
獣医師インタビュー vol. 033
成犬用総合栄養食について
若い成犬からハイシニアの老犬まで食べることのできる成犬用総合栄養食として設計されています
葛野 獣医師
かどのペットクニック | 葛野 莉奈 獣医師
-成犬用総合栄養食について
「毎日美食 鶏肉&海と山の幸の贅沢コース」は鶏肉をメインにまぐろやタラ、アジなどの魚由来のたんぱく質の摂取も可能なドッグフードです。
さつまいもやりんご、にんじんなどの野菜から健康維持に必要な食物繊維も摂取できます。
主なたんぱく源である鶏肉とまぐろやタラ、アジなどは国産のものでありその他の食物繊維源であるきのこなどの野菜もすべて国産のもので作られているため安心の品質です。
食の好みがある子にも心強い、自然なだし風味の味付けになっているため、高い嗜好性が期待できます。
ドッグフードの製造において、人間のごはんを作る際の安全基準であるHACCPに基づいているので、品質の管理も髙いグレードで行なわれていて安心です。
-毎日美食について先生のご感想をお聞かせ下さい
「毎日美食」は、1歳以上の若い成犬からハイシニアの老犬まで食べることのできる成犬用総合栄養食として設計されています。特に高カロリーになっているため、シニアになるにつれてどんなわんちゃんでも直面するであろう、機能の低下する消化吸収能力によって起こるごはん量が減るトラブルや、必要なカロリーを充分に摂取出来ないというトラブルを予防することが期待できます。
少量のごはんでも充分なカロリー摂取が期待できるため、食が細くなったシニアの子の健康維持のためにもおすすめです。
-具体的にどのような点がシニアのワンちゃんに良いのでしょうか。
高齢になると消化機能だけでなく心臓や腎臓などの機能も低下し、ケアが必要になるケースが多いです。
症状に応じたお薬の投薬だけでなく、それぞれの器官に負担をかけにくいようなドッグフードの選択も大切です。
腎機能の低下の場合、たんぱく質の摂取が腎臓への負担の増加をさせてしまうためたんぱく質のとり過ぎは望ましくありません。
毎日美食では低たんぱくという組成にもこだわって作られたドッグフードであるため、加齢とともに腎臓への負担の軽減をしたい飼い主さんにはぴったりです。

併せて注目したいのがミネラル組成です。
ナトリウムやカリウム、リンなどのミネラルの摂取量は健康な血圧の維持や腎臓や心臓への負担の軽減につながります。

心臓の動きに大きくかかわるのがナトリウムです。
ナトリウムを多く摂取することで血圧の上昇や、心臓に存在するナトリウムへのセンサーが反応することで頑張って働かせることになるため負担がかかる傾向があります。
日常生活を送るための最低限の摂取は必要ですが、過剰な摂取は心臓へ負担をかけることに直結する危険性があるためおすすめできません。
-腎臓の健康維持の為に「毎日美食」の良い点を教えてください。
腎臓の機能が低下することで、リンの排出が苦手になる傾向があります。
リンの摂取を制限しないと体内に過剰に蓄積してしまう危険性があるため、腎疾患の子の場合、リンの制限が必要と言われています。
毎日美食は腎機能の低下が始まった中高齢の子でも、安心して食べられるよう、含まれるリンの量は少なめに作られています。

塩分の排出や血圧の維持などにカリウムは欠かせません。
また細胞の中にも多く含まれるのがカリウムです。
健康な子でもより良い体内環境を維持するために、カリウムの積極的な摂取は望ましいです。
高齢になって食餌量が減ると、摂取するカリウム量が減りがちですが、毎日美食は含まれるカリウム量が多めに作られているため、自然にカリウム摂取ができます。

このように、成犬がより健康な体を維持するために必要な充分量の栄養素が高品質の素材から摂取できることや、加齢とともに変化し、起こっている機能低下を補い、負担を軽減できる組成をしていることが特徴です。
-最後に、愛犬家の皆様へ向けてのメッセージをお願いいたします
毎日口にするドッグフードであるため、栄養面だけでなく、食の安全性や嗜好性の高さも選択する際の条件として欠かせません。
毎日美食は健康的な組成であるだけでなく、高品質や安全性、嗜好性の高さなどにもこだわっているため、様々なライフステージの犬たちや愛犬により良いものを与えてあげたい飼い主さんにおすすめなドッグフードです。
獣医師かどのペットクニック
葛野 莉奈 獣医師
※以上の記事は、獣医師個人の感想であり効果・効能を示すものではありません。
ページ先頭へ