獣医師インタビュー vol. 034
犬の長生きの健康維持について
健康維持のためにNMN、レスベラトロール、延命草、ビタミンなど7種類の成分を含んでいます。
ふくふく動物病院 | 平松 育子 獣医師
平松 獣医師
山口大学農学部獣医学科(現 連合獣医学部)卒業。山口県内の複数の動物病院で代診を務めたのち、2006年3月 山口市で「有限会社ふくふく動物病院」開業。
2023年3月 有限会社ふくふく動物病院を事業譲渡
2023年4月 大手動物病院勤務
−食事について
食事は栄養バランスが整った総合栄養食を中心にライフステージに合ったものを選びましょう。食事療法を必要とする病気が見つかった場合は、その病気に適したフードに切り替えることをお勧めします。おやつを多くあげすぎると、おやつしか食べなくなることがあります。カロリーは満たされても、栄養はアンバランスになり健康トラブルの原因になる可能性があります。おやつは1日に必要なカロリーの10~20%以内に抑えるようにしましょう。食事の量はフードのパッケージに記載されていますが、このフードの量はあくまでも目安です。適正体重の指標とされているBCS(ボディコンディションスコア)を確認しましょう。適度に背骨と肋骨に触れることができる体型が理想です。パッケージに記載されているフード量でまずあげてみて、BCSを確認しながらフード量を増減するようにしてください。
−環境について
環境についてはまず室温に気を付けてあげましょう。特に季節の変わり目には嘔吐下痢をはじめとする体調不良に見舞われることが多くなります。夏の最適な環境は室温が18~26度ぐらい、湿度は50~60%と言われています。犬や猫は人のように汗をかきませんので、気化熱を利用して涼しさを感じる扇風機をかけても熱中症対策としては不十分です。また、人よりも低い気温で熱中症をおこしますので、夏の温度と湿度の管理は大切です。
また、犬にとって冬の室温は、20~22度が快適な気温です。室温が15度以下になると体調に悪影響を与えますので、注意が必要です。エアコンやペットヒーターなどで寒さ対策を行いましょう。特に心臓の悪い犬の場合は症状悪化の原因になり、部屋と廊下や屋外の温度差が大きいと心発作を起こす場合もありますので温度差にも注意しましょう。
−飼い主様とのスキンシップについて
飼い主さまとペットのスキンシップは一緒に暮らしていくうえで大切にしたいものです。スキンシップには次のようなメリットがあると言われています。犬と人がスキンシップをとることで、「幸せホルモン」と呼ばれるオキシトシンが分泌され、幸福感が増すと言われています。さらに、オキシトシンには免疫力をあげる働きもあります。また、スキンシップを行うとできものに気づくことができるなどの病気の早期発見も期待できます。
スキンシップはこのようにペットに対してのメリットだけでなく、飼い主さまにも良い影響があると言われています。一緒に散歩に出かけることで歩数や活動量が増加し血圧や中性脂肪などの改善につながりますし、リラックス効果もあると言われています。
しかし、過剰なスキンシップは感染症の恐れがありますので、節度を持った接し方を心がけるようにしましょう。
−病気のサインについて
病気には特有のサインがあります。例えば、高齢の猫に多い腎不全の場合は水を飲む量が増える、体重が減る、嘔吐があるなどが代表的なサインです。ダックスに多い椎間板ヘルニアの場合はフラフラする、後ろ足に力が入らず立てない、痛みがひどいなどがサインです。このような、病気のサインに最初に気づくことができるのは飼い主さまです。常日頃から食事の量や食べ方、飲水量、排泄物の状態、歩き方などをチェックしましょう。
病気はできるだけ早く見つけ、早く治療することが重要です。残念ながら飼い主さまが気づく頃には症状が進行してしまっている場合もあります。最初に紹介した腎不全は2個ある腎臓のおおよそ75%が機能しなくなって初めて症状が出て、それまでは気づけないことがほとんどです。少しでも気になることがある場合は、様子を見ないで早めに動物病院を受診することが大切です。
−健康診断の重要性
ペットの健康診断は、ペットの健康維持や病気の早期発見のために定期的に受けることが大切です。健康診断の際には、特定の臓器のみを検査するのではなく血液検査、便検査、尿検査、レントゲン検査、超音波検査などを行い、幅広く体の状態を確認します。特に気になることがある場合は、オプションで追加検査を依頼することも可能です。検査結果によっては再検査や精密検査が必要になります。元気そうに見えていても体の中では問題が起きつつあり、眼に見える症状として現れていない場合もあります。シニアまでは1年に1回、シニアを超えれば年に2回、ハイシニアになれば年に4回の健康診断が理想です。
早期発見・早期治療が健康で長生きの秘訣です。
ー「毎日万寿 NMN&レスベラトロール」についてご意見をお聞かせください。
毎日万寿 NMN&レスベラトロールには犬用のチキン味、猫用のカツオ味、兼用のミルク味があり使いやすい粉末になっています。健康維持のためにNMN、レスベラトロール、延命草、ビタミンなど7種類の成分を含んでいます。NMNは健康的に若々しい毎日を送る手助けをしてくれます。また、レスベラトロールはポリフェノールの1種で抗酸化作用があります。毎日万寿 NMN&レスベラトロールの原材料はリンゴベリー(コケモモ)由来で、ペットフードにも含まれていることがある成分です。延命草は生薬のひとつで、胃腸などの健康を保つ働きが期待されます。このような健康維持を助ける働きが期待できる「毎日万寿 NMN&レスベラトロール」をおすすめします。
−ありがとうございます。最後に、愛犬家の皆様へ向けてのメッセージをお願いいたします。
家族の一員である愛犬が毎日元気に楽しく暮らしてくれることは、すべての飼い主の願いです。元気に長生きするためには、栄養バランスが整った食事、過ごしやすい環境、健康診断を行い早期発見を心がけることが大切です。健康の維持のためにプラスアルファとしてサプリメントをお考えの場合は、ぜひ「健康万寿 NMN&レスベラトロール」をお試しください。
ふくふく動物病院
平松 育子 獣医師
平松 育子 獣医師
※以上の記事は、獣医師個人の感想であり効果・効能を示すものではありません。