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難消化性デキストリンについて
糖の吸収を穏やかに
トウモロコシを原料とする水溶性食物繊維で、水分を含むと胃の中で膨張します。小腸への食物の流れを穏やかにし、小腸では糖の吸収を緩やかにする働きが期待できます。特に肥満対策には必要な成分として、多くの食品に応用されています。
【執筆獣医師】葛野 莉奈
【経歴】麻布大学獣医学部卒。横浜市内の動物病院
「かどのペットクリニック」院長。
【経歴】麻布大学獣医学部卒。横浜市内の動物病院
「かどのペットクリニック」院長。
犬猫にとっての難消化性デキストリンとは
難消化デキストリンは、トウモロコシが原料の水溶性食物繊維です。
水分を含むと胃の中で膨張し、胃から小腸への食物の流れをゆっくりにしたり、さらに小腸では、糖の吸収を緩やかにし、食後の血糖値の上昇を緩やかにしてくれることが期待できます。
糖の代謝へのサポートや、ダイエットへのサポートも期待できるといわれています。
犬や猫の場合、運動でのダイエットは難しいといわれており、食事制限での体重管理が主になることが多いです。
食欲旺盛な子には、満腹感を感じさせることもダイエットにはとても大切で、厳しい制限だけではストレスになってしまうこともあります。
ただ食事を減らすだけでなく、サポートしてくれる成分を取り入れながら、上手に体重を管理できると良いですね。