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シーズの特徴と飼う時の注意

動物看護士
安田明日香
[記事公開日]  [最終更新日]
小型犬の中でも人気の高いシーズー。その愛くるしい顔と人懐こい性格で、沢山の人から愛されている犬種です。シーズーの特徴、飼うときの注意点などをまとめました。
[ 目次 ]
シーズの特徴と飼う時の注意
シーズーは、ぺちゃんこの顔にふさふさの毛、愛くるしい顔と人懐こい性格で、長い間人気のある犬種です。シーズーを飼おうか迷っているという人に、シーズーの特徴と飼う時の注意を紹介します。

シーズーの特徴

シーズーはチベットが原産の犬種です。長い毛を揺らしながら歩く姿は非常に優雅で美しく、中国の皇室で長い間愛されていた歴史があります。
シーズーは小型犬に分類され、4~7㎏程度に成長します。体高より体長がわずかに長く、丸いフォルムをしています。体格差が出やすい犬種で、倍近く体の大きさが違う場合もあります。骨太でがっちりとした体格で、地面を踏みしめるようにしなやかに歩きます。マズルが短くたれ耳で、菊の花のような顔が特徴的な犬種です。チベットの乾燥した地域の生まれのため、高温多湿を嫌います。そのため環境が整った室内での飼育が必要です。
毛はダブルコート(二重の被毛)ですがアンダーコート非常に少ないため、抜け毛はほとんどありません。毛が伸びる犬種なので、ブラッシングなどのお手入れや定期的にトリミングを行う必要があります。毛色は日本では、ホワイト&ゴールド、ホワイト&ブラックが一般的ですが、基本的にはどんな毛色でも認められています。毛の模様も様々なので楽しむことが出来ます。

シーズーの性格

シーズーは大人しい子が多いですが、活動的で元気がよく好奇心が旺盛なため色々な場所や物などに興味を示す一面もあります。初めて行った場所や初めて会う人にも、臆することなく寄っていき興味津々に遊んだり、探検したりします。愛情深く甘えん坊で飼い主には寄り添っていたいタイプです。社交的なので、家族以外の人や犬同士のコミュニケーションもうまくとることが出来ます。頭が良いのでしつけがしやすく飼いやすい犬種です。中国の皇室で扱われていたためか、頑固でプライドが高いところがあるため、しっかりとしつけをしないと飼い主を下にみてしまうことがあるため注意が必要です。シーズーの頑固さに負けてこちらの指示を曲げてしまうと、味を占めてしまう事があるので、ダメだと言ったらダメと一貫してしつけるようにしましょう。しつけさえしっかりとできれば、とても飼いやすいです。

シーズーを飼う時の注意

シーズーは大人しい子が多いですが、活動的で元気がよく好奇心が旺盛なため色々な場所や物などに興味を示す一面もあります。初めて行った場所や初めて会う人にも、臆することなく寄っていき興味津々に遊んだり、探検したりします。愛情深く甘えん坊で飼い主には寄り添っていたいタイプです。社交的なので、家族以外の人や犬同士のコミュニケーションもうまくとることが出来ます。頭が良いのでしつけがしやすく飼いやすい犬種です。中国の皇室で扱われていたためか、頑固でプライドが高いところがあるため、しっかりとしつけをしないと飼い主を下にみてしまうことがあるため注意が必要です。シーズーの頑固さに負けてこちらの指示を曲げてしまうと、味を占めてしまう事があるので、ダメだと言ったらダメと一貫してしつけるようにしましょう。しつけさえしっかりとできれば、とても飼いやすいです。

シーズーを飼う時の注意
シーズーは性格的には飼いやすい犬種ですが、お世話の面では様々な犬種の中でも非常に大変な犬種です。
まず、毛が細く柔らかいため毎日のブラッシングは欠かせません。毛が伸びる犬種なので、定期的にトリミングを行い、皮膚や被毛を生活に保ってあげましょう。もともと皮膚が弱い子が多く、皮膚病はシーズーがとてもかかりやすい病気です。乾燥した地域の生まれなので日本の高温多湿の気候ではトラブルが起きやすいようです。日常的に皮膚の様子をチェックし、お手入れを怠らないように気を付けましょう。
また、シーズーはたれ耳のため、通気性が悪く耳の中で炎症が起きて、外耳炎、中耳炎になりやすいです。耳も皮膚の一部なので、皮膚が弱いシーズーは耳のトラブルも起きやすく、こまめに耳掃除をしてあげる必要があります。
シーズーは、短頭種と呼ばれる鼻が短い種類の犬種です。短頭種は暑さに弱く、夏場は特に注意が必要です。炎天下での散歩や放置、クーラーのない部屋での留守番、車内での放置などは熱射病になってしまい命にかかわります。涼しい時間帯に散歩に行き、室温の管理などはきちんと行うようにしましょう。
食べることが大好きな犬種であるため、肥満になりやすい傾向にあります。肥満になると様々な病気の原因となるので、太らせすぎは要注意です。フードを肥満用のカロリーを抑えたものに変えるなどして、食事をコントロールしましょう。頑固なため、お腹がすくとおやつなどをくれるまで吠えたり、ねだったりすることもありますが、あまりの要求に負けて、おやつなどあげてしまわないように気を付けましょう。また、食事制限をしていると、空腹からゴミ箱をあさって誤食してしまう事もあります。誤食をすると物によっては命に関わる危険もあので、危険なものは犬が届かない場所に移動させるなど誤食対策をしておきましょう。
心臓病にかかりやすいので、咳をしていたり、呼吸がいつもと違ったり、体重が急激に減ったと感じたらすぐに診察を受けましょう。肥満は心臓にも負担をかけるので、やはり太りすぎないように気を付ける必要があります。
シーズーのように目が大きい犬種は目の病気にかかることが多いです。目が大きく飛び出ているため、物にぶつかって角膜を傷つけたり、乾燥して目がパシパシになってしまったりするので、毎日のケアのなかで目やにや涙のチェックをしましょう。目をしょぼしょぼしていたり、触ると痛がったりする場合は、目にトラブルが起きている可能性が高いので診察を受けましょう。
シーズーはプライドが高いところがあるため、しつけをする際には「叱るより褒める」ようにしてしつけるとうまくいきやすいです。叩いたり蹴ったりというしつけは、ただの虐待でしかないので絶対にやってはいけません。

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