「ペット保険」に入るメリットは「医療費が減る」だけではなかった!
医療費の負担を抑えられるのはもちろん、病気の早期発見や、愛犬・愛猫が「ベストな治療」を受けることに繋がる場合もあります。
今、注目度が高まっているペット保険のことを学んでみませんか。
ペット保険に入っていると、ペットがケガや病気で「通院」「入院」「手術」をした際に、一定の補償が受けられ、医療費の負担を抑えることができます。
また、間接的にではあるものの、病気の早期発見や、愛犬・愛猫が「ベストな治療」を受けることに繋がる場合もあります。
ペット保険についておさらい
日本国内のペット保険の加入率は、約10%~15%程度と言われています。
飼い主さんが10人集まると、その中で1~2名の方が加入しているという計算になります。
欧米に比べると、日本でのペット保険の歴史は浅く、加入率も低いと言われてきました。
しかし、最近では、経済紙の特集にも取り上げられるなど、国内でのペット保険に対する注目度が高まっています。
ペット保険を取り扱う会社も、損害保険会社と少額短期保険会社を合わせて15社以上あり、激しい競争となっています。
なぜ、ペット保険が必要なのでしょうか?
ペットには、人間のような公的な医療保険制度がありません。
また、動物病院の診療報酬は自由化されており、病院により、料金設定は様々です。
ケガや病気で動物病院にかかった場合、ペット保険に入っていなければ、全額自己負担となってしまいます。ペット保険に入っていれば、対象のケガや病気については、限度額の範囲内で一定の補償が受けられ、高額な医療費の負担を軽減することができます。
ペットの成長するスピードは速い!
ご存知の通り、犬や猫は、人間の何倍ものスピードで成長します。
ペット年齢を人間の年齢に換算する方法は複数あるようです。
広く知られている計算方法には「ペットの年齢を7倍する」や「ペットの1歳を成人(18歳または20歳)として、それ以降は1年につき4歳ずつ加算する」などがあります。
今この瞬間にも、ペットはどんどん年を重ねているのです。
病気の早期発見に繋がるかも
皆さんは、「なんだかちょっと具合が悪いな…」という場合、すぐ病院に行くでしょうか?
病院に行くと、お金もかかるし、大した病気ではないかもしれない。
とりあえず数日は様子を見ようと考えて、すぐには病院に行かない方も多いのではないでしょうか。
では、ペットの場合はどうでしょう。
ペットの成長スピードは速いですから、少し様子を見ている間にも、あっという間に病気が重症化してしまう可能性があります。
ペット保険に入っていると、医療費の自己負担が抑えられますので、保険に入っていない場合と比べて、小さな症状でも「気軽に」動物病院を受診しやすいと思います。
その結果、病気の早期発見や、適切な治療により、重症化を予防できる場合があります。
ベストな治療の選択に繋がるかも
ペットの状態によっては、いくつかの治療方法の選択肢が提示され、その中から飼い主さんが早急に選択をしなければならない場合もあるでしょう。
その中で、ベストな選択と思われる治療方法が、とても高額であった場合、すぐに決断を下すことができるでしょうか。
もちろん、十分な貯蓄があれば問題ありません。
しかし、もし「医療費を払えるだろうか?」という経済的な心配がある場合、その心配で頭がいっぱいになってしまうかもしれません。
「高額なので、少し考えてから…」「まずは家に帰って、家族に相談しないと…」と思っている間にも、着々と病気は進行していきます。
しかし、ペット保険に入っていれば、医療費の負担は、ある程度は抑えられます。
費用面の心配が減り、本当に愛犬・愛猫のことを第一に考えて、ベストな治療を選択しやすくなると思います。このような点もペット保険のメリットであるといえます。
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