猫が吐く原因

特に問題のない嘔吐
・吐く回数が週1回程程度
・体重の減少がない事
・元気・食欲がある事
・下痢をしていない事
・毛玉を吐いた後、少量の餌を与えて食欲があり、その後吐かなければ、問題は無いと思います。
病院を受診すべき嘔吐
・吐いた後にぐったりして元気や食欲がなくなる
・吐いた後の体調
・1日3回以上吐く
・吐いた回数、頻度
・よだれを垂らす
・嘔吐物から便の匂い
・体重減少
吐く原因
・毛玉による嘔吐猫の生理的な嘔吐
・早食いによる吐出
・フードが合わない大きさ等
・食事量が多すぎる
・ストレス
・病気で腎臓や肝臓の病気、腫瘍などで吐くことも
・乗り物酔い
・誤って異物を飲んでしまった
診断方法
健康な猫でも、筋肉の作りで嘔吐が多く、生理的な物か病気の物か調べます。
嘔吐が現れる病気は、胃腸の病気、腎臓や肝臓、膵臓の病気が挙げられております。
腫瘍の胃腸を圧迫することで嘔吐する場合がありえます。
特に、シニア猫の場合、少しづつ進む慢性腎臓病だったりします。
治療はどのように行う?
・病気の場合は、その病気の内容により治療方法が行われます。
・食欲があり、その後吐くことがなければ、まず問題ないと思います。病気では無い場合は、吐きたいけど、吐けない。よだれだけの場合は、サプリ等が服用されます。
・体内に毛玉がとどまり取り出すことができなくなると毛球症病気の場合、最悪は開腹手術が必要になります。
予防はできる?
猫は健康な状態でも吐くことがある動物です。
・こまめにブラッシングする。
・毛玉ケア用キャットフードを与える。
・猫草を食べさせる。
・シャンプーやトリミング定期的に行う。
・ウイルス性の胃腸炎場合は、ワクチン接種により防ぐことができる。
・フードの食べ過ぎ量や、粒の大きさ。
・ストレスが原因で吐く場合は猫のストレスを取り除く。
・病気が原因の場合もあるため猫の様子を観察する。
・老猫が吐くときは食事量、回数を調整しウェットフードに変える。
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