ウィズぺティウィズぺティ
初めての方へ会員登録ログイン買い物かご
健康ライブラリー > わんちゃんのトリミングの頻度は?負担にならないコツを紹介!

わんちゃんのトリミングの頻度は?負担にならないコツを紹介!

トリマー
渡木駿介
[記事公開日]  [最終更新日]
わんちゃんの健康を保つためにも大切なトリミング。
サロンの選び方やトリミングの頻度などに着いて、説明します。
[ 目次 ]
わんちゃんのトリミングの頻度は?負担にならないコツを紹介!
わんちゃんを飼っていると、トリミングはつきもの。
どうしたらトリミング時のわんちゃんへの負担を、少なくしてあげられるのでしょうか?

犬にとってトリミングとは?

わんちゃんにとってトリミングとは何なんでしょうか?

まず第一に、わんちゃんをキレイに、可愛くするという目的があります。
次に、飼い主様からするとあまりイメージが湧きにくいかもしれませんが、健康を保つ効果もあると言えます。

やはり、飼い主様が「トリミング」と聞いてイメージするのは、わんちゃんがサラサラ・ふわふわになる、可愛く変身する、というところではないでしょうか?
トリミングが終わって帰ってきたときの、触り心地やシャンプーのいい香りはたまりません。
可愛い愛犬が、より一層可愛くなりますね。

しかし、わんちゃんにとってのトリミングというのは、可愛くする目的だけではないんです。

「トリミング」にはシャンプーとカットだけではなく、爪切りや耳掃除、肛門腺絞りなども含まれます。
これらは、わんちゃんが健康に過ごすために必要不可欠なお手入れ。
しっかりお手入れしてあげないと、病気や怪我のもとになってしまいます。

このように、わんちゃんにとってのトリミングは、美容面だけでなく健康面にも効果があるものなんです。

トリミングの頻度は?

わんちゃんのトリミングは、どれくらいの頻度でしたらいいものなんでしょうか?

オススメは1ヶ月に1回、シャンプーもしくはシャンプーカットをする、です。
あまり頻繁にしすぎると、皮脂を落とし過ぎてしまい、かえって皮膚トラブルのもとになってしまいます。
多くても月に3回ほどまでにしておくといいでしょう。

プードルやマルチーズ、ヨークシャーテリアなど、カットが必要な犬種は、月に一度はジャンプカットをしてあげましょう。
それ以上に間があいてしまうと、毛玉ができてしまいます。

カットが必要な犬種も、2週間ごとにシャンプーカットとシャンプーを交互にするくらいの頻度がいいでしょう。

お家でトリミングをしてもいい?

シャンプーや爪切りなどは、お家で自分でもできる、と考える飼い主様もいらっしゃいます。
しかし、飼い主様がやろうとして、わんちゃんが嫌がったりすると、優しさで中断してしまうことが多いです。
すると、嫌がればやめてもらえるんだと思ってしまい、サロンに預けた時もトリミングを嫌がるようになってしまう可能性があります。

また、シャンプーに関して言えば、シャンプーやリンスの流し残しは、皮膚トラブルの原因となります。
プロのトリマーでも、流し残しはとても気をつけているところです。

これらの理由から、トリミングはプロに任せたほうがいいと言えますが、
柔らかめのブラシを使ってのブラッシング程度であれば、怪我をさせる心配も少なく、わんちゃんとのコミュニケーションにもなります。

わんちゃんのトリミングの負担を軽減するには?

数時間もテーブルの上でじっとしていなければならないトリミングというのは、どんなわんちゃんにとっても負担になるのは想像できると思います。

では、どうしたら負担を軽減することができるのでしょうか?

ポイントは「こまめなトリミング」です。

シャンプーだけの犬種はもちろん、カットが必要な犬種は尚更、こまめなトリミングが重要です。
こまめにトリミングをしないと毛玉ができてしまい、毛玉を取る時の痛みが負担になります。
また、毛が長くなればなるほど、シャンプードライ、カットの時間が長くなってしまうので
負担が大きくなってしまうのです。

また、わんちゃんみんなが、トリミングをいい子にさせてくれるわけではありません。

中にはトリミングが苦手で、嫌がってしまうわんちゃんもいます。
嫌がるわんちゃんは、いい子にできるわんちゃん以上に負担になります。
嫌がるわんちゃんは、こまめに優しくトリミングすることで、徐々に慣れて、嫌がらなくなってきます。

1番トリミングでかかる負担が心配なのが高齢のわんちゃんです。
長い時間立っていること、ドライヤーの熱、他のわんちゃんの吠え声など、
若いわんちゃんにはさほど負担にならないことも、高齢のわんちゃんだと大きな負担になることもあります。

場合によっては、今日は爪切りや耳掃除だけ、シャンプーだけ、カットだけなど、
何日かに分けてトリミングする方がいいこともあります。
お店によっては対応してくれるところもありますので、ぜひ相談してみてください。

わんちゃんを預けるサロンの選び方。

いくら飼い主様がわんちゃんに負担にならないトリミング方法を理解していたとしても、預けるサロンとの相性が合わなければ意味がありません。

サロンを選ぶ際のポイントとしては
・親身になって相談に乗ってくれる
・トリミング時の負担や、料金についての説明をしっかりしてくれる
・スタッフさんのわんちゃんの知識が豊富である
といったところでしょう。

サロンによっては、トリミング中の様子を紙に書いて、チェック表などで渡してくれるところもあります。
体調面をしっかり管理するのに活用しましょう。

まとめ

わんちゃんに負担にならないトリミングについて、理解していただけたでしょうか?

わんちゃんそれぞれによって、また年齢などによっても
何が負担になるかは違ってきます。

引越しやさまざまな事情によって、サロンを変えざるを得ない状況もあるでしょう。

そんなときにも、わんちゃんが何が苦手なのか、今までのサロンではどんな様子だったのかを
理解しておくことで、
サロンが変わったときにも、わんちゃんの負担を軽減させることができます。

トリミングはわんちゃんとは切っても切り離せないもの。
その負担を軽減させてあげることができるのは他でもない、飼い主様のあなたなんです。

ページ先頭へ