寒い時期のチワワのシャンプーのコツ5選!
特に身体が小さいチワワのシャンプーにはコツが入りますよね。
寒い時期のチワワのシャンプーで気をつけたいことを紹介します。
チワワは寒さが苦手
犬の中でも一番小さいサイズのチワワは、繊細な犬種です。
成長しても3キロ前後にしかならず、とても飼育しやすい人気犬種ではありますが、メキシコ原産のチワワは熱い地域の出身ということもあり、寒さが苦手です。
特にスムースタイプの毛の短いチワワは寒さには特別に気を使う必要があります。
冬場の家でのシャンプーは身体が冷えやすく、シャワーの温度を間違えてしまうと心臓にも負担がかかり、発作などの危険もあります。
また、チワワは皮膚炎になりやすい側面もあるため、定期的にシャンプーを行い被毛を綺麗にしてあげることも大切になります。
寒い季節にお家で愛犬のチワワを快適にシャンプーするためのコツを5選紹介します。
①シャワーの温度は38度前後にする
犬のシャワーの適温は人がぬるいと感じるぐらいが理想的です。
しかし、冬場のお風呂は冷めやすく冷たくなりやすいので適温よりもプラス1度〜2度高めに設定しておくことがポイントになります。
理想的なのは、お風呂に暖房が設置されているのであれば、あらかじめお風呂場を暖めておき室内との寒暖差をなるべくなくすことが大切になります。
また、チワワの小さい身体を洗う時には水圧も弱めにするようにしましょう。
強い水圧でびっくりして、シャンプーが嫌いになってしまう原因にもなります。
水圧は弱めにして顔からでなく、お尻からゆっくり濡らしてあげるようにしましょう。
これは季節問わずに言えることですが、水が苦手な犬は多いので飼い主さんが優しく声をかけて愛犬を安心させてあげましょう。
②シャンプーはお湯で泡だてて使用する。
冬のシャンプーで気をつけたいのはお湯の温度だけではありません。
冷たいお風呂場に置かれていたシャンプー自体も冷たく冷えている場合があるので、愛犬の身体に直接かけるのではなく、一度飼い主さんが手に取りシャンプーの温度を確かめるようにします。
そのままお湯を含ませて泡だててから愛犬の身体に塗るようにします。
シャンプーをつけたら手早く泡だててチワワの体温が下がる前にシャワーで泡を流しましょう。
一つ注意したいのは、シャンプーを早く終わらせるために濯ぎ残しなどがあった場合はせっかく綺麗にする目的でシャンプーをしているのに、皮膚炎などの原因になってしまうので、必ず完全にシャンプーの泡は流すようにします。
③風呂場とお部屋の寒暖差を少なくする
チワワの小さい身体には部屋の寒暖差が負担になります。
特にシャンプーはチワワにとっても負担になり、体力を使います。
疲れた状態で冷たいところからいきなり暖房がガンガンの部屋に行ったり、熱いドライヤーを当てられてしまうと心臓などがびっくりして心筋梗塞などの命に関わる疾患の原因にもなります。
また、逆も然りで暑いところから寒いところに移動することも心筋梗塞などのリスクを高めてしまいます。
できるだけお風呂場と乾かす部屋の温度差をなくすためにヒーターや暖房を上手に使いましょう。
犬が快適に過ごせる温度は人間が快適と感じる温度-1度と言われています。
ですので、冬場は24度〜25度前後に設置しておくのが良いでしょう。
さらには、暖房器具の温風はチワワに直接当たらないようにします。
④タオルドライをしっかりして、ドライヤーをかける
濡れた身体を手早く乾かす秘訣はタオルドライにあります。
身体が生乾きのまま放置してしまうと、菌が繁殖してしまい皮膚炎の原因にもなりら身体がどんどん冷たくなってしまいます。
タオルドライをしっかりと行い、出来る限り水気を取った状態でドライヤーをかけると乾くのも早くなるので身体の小さいチワワの負担を減らすことが可能になります。
一つ注意したいのは、早く乾かしたいからといって強い温風を身体に近い位置でかけてしまうと、低温火傷してしまう危険があるため辞めましょう。
また、顔まわりをかける時にはストレスを感じやすいので遠目にするか温風の強さを一段階下げてかけるようにしてくださいね。
チワワは特に顔が小さく、目が大きいので顔周りをドライヤーするときはコームなどは使用せずに優しくタオルドライしながらかけてあげるから指で乾かしましょう。
⑤乾かしにくい部位から優先的に乾かす
チワワのドライヤーを早く終わらせるコツとしては乾かしにくい部位から優先的に乾かすと良いでしょう。
特に被毛が長いロングコートのチワワは被毛が密集している分乾くのにも時間がかかります。
特に耳から顔周りは乾きにくい部位になりますので優先的に乾かすようにしましょう。
しかし、長時間同じ場所にドライヤーを当ててしまうと低温火傷の原因にもなり、ストレス度も高くなるのでまんべんなく全体を乾かす工程も入れてくださいね。
なによりも冬場は乾燥しやすいので身体を乾かしたい後はお水を飲ませて休ませてあげることも大切です。
冬場も快適にお家シャンプーをするための参考にして下さいね。
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