愛犬にかぼちゃを与えたい!栄養素を紹介
秋の味覚として、かぼちゃがありますが、かぼちゃは与えても良いのでしょうか?
犬にかぼちゃを与えるポイントを紹介します。
犬にかぼちゃはOK?
結論から言えば、犬にかぼちゃを与えても問題はありません。
かぼちゃは甘味もあり、与えやすく栄養も豊富です。
犬も好む味であり、食欲のない子の嗜好性を高めて、栄養補給するためにもかぼちゃは有効です。
しかし、どのような食材にも言えることですが与えすぎには注意が必要であり、適量を守って与えることが、大切になります。
次からは、かぼちゃの栄養素や適量について紹介します。
かぼちゃの主な栄養源は?
かぼちゃは栄養価の高い野菜であり、おやつ代わりに適量与えることで、ドッグフードだけではまかなえない栄養素を摂取することが可能です。
かぼちゃは糖質が高く、カロリーも高いのでエネルギー源としても優秀です。
ご飯を食べない愛犬に与えると、エネルギー補給にもなります。
他にもかぼちゃはビタミン類を多く含んでいるのが、魅力です。
ドッグフードと水だけだと、どうしてもビタミンとミネラル類が不足しがちになりますが、かぼちゃをいつもの食事にプラスすることにより、栄養バランスの取れた食事を実現することができます。
かぼちゃには、強い抗酸化作用があるビタミンEが豊富に含まれています。
ビタミンEには、老化や炎症を抑える効果が期待できます。
筋力低下や皮膚の健康のためにも、ビタミンEは良い働きをしてくれますよ。
他には、ビタミンB群も豊富であり、ビタミンB1は臓器を正常に動かすために大切です。
また、ビタミンB2は、エネルギー生成や皮膚の健康維持に効果的です。
中でもかぼちゃには含まれるβカロチンは、体内でビタミンAに変換されて目の健康を助けてくれます。
ビタミンAが不足すると、目の不調や皮膚の疾患の原因になります。
かぼちゃには、食物繊維も豊富に含まれているため、お通じをよくしたり整腸作用にも効果を発揮しますよ。
カリウムには、むくみを改善する効果があり体内の代謝を助けてくれます。
犬に与えるかぼちゃの適量は?与え方は
犬にかぼちゃを与える場合には、高カロリー食材のため与えすぎに注意します。
大型犬であれば、1日80グラム前後4切ほど、小型犬は20g前後1切に留めましょう。
かぼちゃの与えすぎは、下痢や便秘の原因になります。
特に食物繊維はある程度整腸作用がありますが、犬は本来肉食であるため食物繊維の消化が苦手です。
たくさん食べてしまうと、胃腸に負担がかかり、逆に健康を害することになります。
適量を守りながら、愛犬の様子を見て与えるようにしましょう。
くれぐれにも肥満には注意が必要です。
また、かぼちゃを与えるときには必ず加熱したものを与えます。
かぼちゃは生のかぼちゃは固くて消化不良の原因になります。
加熱して冷ましたものを甘えるようにします。
火傷には、十分に注意して下さいね。
さらには、かぼちゃは中身だけ与えるようにして、皮や種は取り除きます。
種など誤って食べてしまうと窒息や異物感の原因になります。
愛犬の口のサイズに合わせてカットしたものを与えるようにします。
カボチャが喉に詰まらないように食べさせるときには、必ず飼い主さんの目の届く範囲で与えるようにしましょう。
おすすめのかぼちゃを与える時
かぼちゃは栄養価が高いため、食欲の落ちたシニア犬や弱っている療養中などに栄養補給として与えると良いでしょう。
かぼちゃは甘味が強く、嗜好性も高いため嫌がる犬が少ない食材です。
注意したいのは、かぼちゃはアレルギーが出にくい食材ですが、アレルギーがでるかのうせいもあるため、始めてかぼちゃを愛犬に与えるときには人匙分だけあたえて、注意しながら様子を観察します。
数時間しても特に変化がないようであれば、与えても問題ありません。
特に他の食材や物質に対してアレルギーを持っている愛犬に新しいものを与えるときには、注意しましょう。
もう一つ、かぼちゃは加工されていない食材そのままのかぼちゃを加熱して与えます。
かぼちゃスープやかぼちゃ味の加工品もたくさん販売されていますが、加工品には犬にとっては、味が濃すぎます。
犬にとって過剰に塩分や糖分が含まれており、添加物は消化器官に負担をかけてしまう可能性があります。
かぼちゃの加工品は便利ですが、人だけ使うようにして、犬に与えるのは避けましょう。
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