トッピングごはんって、どんなもの?
この記事では、トッピングごはんの魅力についてご紹介をさせて頂きます。
簡単で愛犬に合ったごはん作り
毎日食べているドックフードに、食材をプラスするのを「トッピングごはん」といいます。
例えば、鶏のささみを少しトッピングするなど、試してみたこともある飼い主さまが多いのではないのでしょうか?
でも、人間とは違うワンちゃんたち。消化に良くて健康維持に効果的な調理法や愛犬に合った食材のチョイスを知ることで、更なる魅力のある食生活を送ることが可能です。
〈安心だけど少し手間もかかる完全な手作り食〉〈お手軽だけど味気なく感じるドックフード〉トッピングごはんは、それぞれの利点のみを取り込んだ、すぐに試せるいいとこ取りの愛犬ごはんなのです。
手作り食とドックフード
《手作り食のみ》
⑴ 材料を把握:NG食材を確認し、素材そのものの栄養バランスの計算が必要。
⑵ 安心できる:飼い主さま自身が選んだ素材なので中身が見える安心感がある。
⑶ 勉強が必要:栄養の偏りを防ぐため、レシピのレパートリーなどの工夫が必要。
⑷ 利便が悪い:旅行先に持って行ったり、長期の保存などがしづらい。
《ドックフードのみ》
⑴ 手軽:総合栄養食のフード+お水だけで、栄養学的には問題なし。
⑵ 不安感:何が使われているか完全には把握できない。添加物が心配。
⑶ 誰でもOK:飼い主さまが病気で作れない、また愛犬を預けたときでも安心。
⑷ 保存が効く:密閉等きちんと管理すれば、開封1ヶ月以内が賞味期限。
うちの子にこんな食事を与えたい
・毎日、同じドックフードでは味気ないから、ちょっと+プラスしてあげたい。
・大切なうちの子に、いろんな食材の味を味わせてあげたい。
・普段はドッグフードのみでも、たまにはスペシャルな食事を食べさせてあげたい。
・食が細い,太りすぎ,アレルギーなどを簡単ごはんで無理なく改善したい。
・忙しくて手作り食を作る時間はないけれど、愛情たっぷりのごはんを食べさせてあげたい。
基本の材料と分量
トッピングごはんのベースとなるのは〈完全栄養食のドックフード〉です。
普段ドックフードのみで与えている分量の約80%を目安に《ビタミンやミネラルたっぷりの野菜類》《良質のタンパク質が豊富なお肉・お魚類》をプラスしていきます。
※ここでポイント!※
ドックフード+野菜+お肉・お魚を含む1回の食事のトータルカロリーが変わらないようにすることがポイントです。カロリーのほとんどない野菜のみをプラスした場合と、ある程度カロリーの高い脂肪分の多いお肉・お魚を加えた場合とでは、ベースのドックフードを多少+増やしたり−減らしたり、臨機応変さが必要です。
トッピングごはんの効能
《野菜》
・ビタミンやミネラルがたっぷりの野菜。
でもワンちゃんは消化しづらいので工夫して取り入れると◎。
《タンパク質》
・お肉やお魚などの良質のタンパク質はワンちゃんが大好き!
嗜好性もアップし、丈夫な体作りに◎。
《ドックフード》
ドックフードのみを与える場合の約80%をベースフードとして使用。
良質なフードを選びましょう。
\うちの子にあった食材を選んでみましょう/
トッピングごはんの効果
《免疫力アップ!》
免疫力を高めることは、丈夫で元気な体作りの基本です。
愛犬に合った食材をトッピングすることで、免疫力をアップし健康維持に繋がります。
《理想体重に!》
いつものドックフードを少し減らし、その分低カロリーの食材を加えれば
おいしく食べて無理なく理想体重の維持が可能に◎。
《健康で寿命を延ばす!》
トッピング食材で嗜好性がアップし、食ムラを改善。
また愛犬が必要とする栄養を効果的に補うことで、老化防止や丈夫な体作りに効果大◎。
\まさに愛犬にぴったりの健康ごはん!/
さいごに…。
最後に、私事ではありますが、実際に感じた体験談をお話させてください。
初めて、愛犬がうちの子として家族になった時は〈ドックフードだけを与えていれば大丈夫!〉そう聞いてもいた&そう思っていたこともあって、あまりこだわらずに食事をさせていました。
ですが、愛犬が病気になってしまい…その時に色々な想いが込みあげてきて、たくさん調べていた時に、ふと出会ったのが「トッピングごはん」でした。
1番最初に、トッピングした食材は〈キャベツ〉でした。キャベツをみじん切りに細かく切り、茹でて、いつものドックフードにトッピングして食事をさせました。その時の嬉しそうに食べてくれた愛犬のお顔、今もはっきり脳裏に浮かんできます。人間と犬。同じ生きているものとして、同じ感覚なんだなと改めて思う瞬間でもありました。
また後日、メニューなども一緒にご紹介させて頂きますね。
「飼い主さま&ワンちゃんも健康第一」ハッピーな食生活が送れますように!
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