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パピーの育て方:しつけから健康管理まで

ドックセラピスト
安藤夏子
[記事公開日]  [最終更新日]
生後まもないパピー(仔犬)はとても可愛しく、見ているだけでもなんでも許したくなってしまいます。

でも、それでいいの?

パピーのしつけから健康管理まで参考になること満載です。
是非、参考になさって下さい。
[ 目次 ]
パピーの育て方:しつけから健康管理まで
ペットショップに並んでいるパピーを見ると、とっても可愛いですよね。

赤ちゃんは人間に限らず、動物もとても無邪気で可愛いらしいです。
可愛いくてなんでもしてあげたい、なんでも許しちゃいたくなりますよね。

でも、ワンちゃんの事を思うと、そうとも言っていられません。

小さいうちの方がしつけはし易いですし、健康管理も仔犬のうちからきちんとしてあげた方が長生きします。

なぜしつけが必要なのか。
なぜ健康管理が大切なのか。

可愛いワンちゃんが人間社会と共に生活し、幸せな人生ならぬ犬生?を送ってもらえるよう、私たち飼い主が知っておいて欲しい事をまとめてみました。

なぜしつけが必要なのか

「しつけが悪い」「しつけしないと」としつけってなぜ必要なのでしょうか。

もちろん、どこでも構わずおしっこやうんちをされては、お家の中が大変な事になってしまいます。

拾い食いをしてはお腹を壊してしまいます。

また、噛み癖が直らないとお散歩だって連れていけません。

しかし、トイレのしつけくらいならい飼い主さんの自己責任です。

部屋が臭いのは飼い主さんが我慢すればいいのです。

ただ、拾い食いはワンちゃんの健康に関わってきます。

噛み癖は他人に怪我をさせてしまい、場合によっては保健所行きになってしまいます。

これは飼い主さんの我慢ではすみません。

最近、震災や水害など自然災害が各地で起きていますね。

避難生活を余儀なくされる事もあります。

ご存知ですか?ほとんどの自治体の避難所にはペットは持ち込めません。

持ち込めたとしても無駄吠えしたり、所かまわず排泄しては周りの人に迷惑ですし、追い出されかねません。

ワンちゃんだけ出て行かせるなんて出来ませんよね。
飼い主さんも一緒に避難所を追われる事になります。

しつけが出来ているワンちゃんは、他の人から受け入れられやすいのです。

しつけはワンちゃんの為なんです。

パピーの育て方:しつけから健康管理まで

パピーの頃から健康管理?

まだ生まれたばかりで、そんなに健康管理に注意しなくても大丈夫でしょ?と思われる方もいると思います。

しかし、パピーの頃に食事や散歩など健康面で気をつけて上げると、後々成犬になった時に違います。

例えば、餌です。
人が食べている物を欲しがります。
その仕草はとても可愛いことと思います。

「少しならいいでしょう」

軽い気持ちで与えてはいけません。

人の食べる物は味がとても濃いのです。
濃い味を一度覚えてしまうと、ドッグフードでは物足りなくなり食べなくなってしまう事もあります。

ワンちゃんの為悪い事は、初めから教えない、体験させない事です。知らなければ欲しがりません。

ドッグフードはワンちゃんの健康を考え、塩分などワンちゃんの為に作られています。ですから、ドッグフードの方がワンちゃんが長生きする事が出来ます。

散歩などで適度な運動をする事も、健康に繋がります。

パピーの頃にしつけと同様に健康管理出来ている生活に慣らすことが、健康で長生きなワンちゃんライフに繋がるのです。

パピーの育て方:しつけから健康管理まで

トイレのしつけ

最近、ペットショップで過ごしたワンちゃんは、シートで用を足す癖が7割方出来ているようです。

しかし、それはゲージの中で一日を過ごすからです。

飼い主さんのお家に来れば、ゲージの外で過ごせ、行動範囲が広がります。

そうすると、シートでない所で粗相をしてしまう事があります。

人間の子供を想像してみてください。
家ではトイレを教えてくれるのに、なぜか公園などに連れて行くと失敗してしまう事があります。

それは、公園で遊んでいると楽しくて仕方ないのです。そしてトイレに行きたいと気づいた時は、トイレが遠くて間に合わなかったり、トイレを忘れて遊んで膀胱が一杯で間に合わないのです。

ワンちゃんも一緒です。ゲージの中はワンちゃんのお家です。でも、一歩ゲージの外に出てしまうと、目新しいものがたくさんあって、遊びに夢中になってしまいます。

そして、トイレに行きたいと思っても、トイレまで間に合わなくなってしまうのです。

パピーのおしっこ間隔はあまり長くありません。ゲージの外に出したら5分~10分くらいで戻しましょう。

そして、おしっこを促し上手に出来たらまた外に出して上げます。すると、おしっこすると出してもらえるんだと覚えます。

また、パピーの頃はあまり行動範囲を広げない事です。リードを繋いで、そのリードで動ける範囲にします。

すると、トイレまでの距離が近いので、自分からトイレに戻って用を足すようになります。

失敗しても怒らないで黙って片づけましょう。

その代わり上手に出来た時は、たくさん褒めて上げて下さい。
おやつを1粒だけ上げるのもいいですね。

失敗すると何ももらえないけど、成功するとおやつがもらえたり、褒められるという流れをワンちゃんが理解したらこちらのものです。

パピーの育て方:しつけから健康管理まで

歯が生える頃の甘噛み

パピーの頃は、乳歯が生え始めて痒いのか、何でも噛もうとします。

生後間もない頃はまだ歯もなくて、噛まれても痛くありません。しかし、2ヶ月を過ぎる頃になると段々と歯が生え始めて、意外と尖っているので甘噛みとはいえ痛みを感じます。

ワンちゃんは半分遊びでじゃれているだけで悪気はありません。

でもそれを許してしまうと噛み癖になって、誰かれ構わず噛んでしまいます。

まずは噛んでもいいおもちゃを与えます。痒みを解消して上げないといけません。

次にもしも人を噛んだら、叱らずに無視をして下さい。
ゲージの外にいるなら、黙ってゲージの中に戻してその場を立ち去って下さい。

その繰り返しで、おもちゃは楽しいけど、人を噛むと独りぼっちで寂しくなってしまう事を知ります。

そして、噛んでいい物と悪い物を覚えます。

これは家族で徹底して共有しましょう。
ママはダメだけど、パパは大丈夫では、ワンちゃんは混乱してしまいます。

パピーの育て方:しつけから健康管理まで

パピーのしつけは根気

なんせ相手は赤ちゃんですから、根気がいります。

何度も何度も繰り返し教えるのはとても根気のいる事です。
しかし、途中であきらめたらまた1からやり直しです。

しつけは大変かもしれませんが、1度覚えしまえばほぼ一生ものです。

ワンちゃんの為にも飼い主さんご自身の為にも、諦めないで楽しみながら根気よくしつけて下さい。

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