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愛犬が誤飲してしまったら?対策5選

愛玩動物飼養管理士
國澤莉沙
[記事公開日]  [最終更新日]
愛犬が誤飲してしまうと飼い主さんは焦ってしまいますよね。愛犬が誤飲した時の対処法について紹介します。
[ 目次 ]
愛犬が誤飲してしまったら?対策5選
愛犬との生活は楽しいものですが、飼っていると病気やケガなどの心配がありますよね。特に思わぬことが重大な事故につながり、愛犬の命を脅かす事態に発展しかねません。愛犬の事故で気をつけたいものとして、誤飲があります。特に食欲旺盛で食べることが大好きな子や好奇心旺盛の子犬時代は誤飲に注意が必要です。

また、どのようなものを誤飲したかにもよって対応は違ってきます。本記事では愛犬が誤飲してしまったもしもに備えるための対策を5選紹介します。

愛犬は誤飲しやすい?

犬の事故として多い誤飲ですが、犬は食べ物を食べる以外にも物を運ぶために口を使います。1番わかりやすいのは母犬が子犬の首元をくわえて運んでいる姿です。

また、犬はボールなどを調べるためにも口を使用します。そのため、犬が口にものを入れる行為は本能的な所があり、誤飲しやすいと言えます。では愛犬が誤飲してしまった場合にはどう対処するべきなのでしょうか?すぐに動物病院を受信することが望ましいでしょうが、危険か少ない場合もあります。愛犬が誤飲してしまった際の対策を紹介していきます。

①食べ物以外のものを誤飲した時は動物病院へ

原則としてやはり誤飲の疑いがある場合には速やかにかかりつけの獣医さんの診察を受けるようにします。小さなかけらや紐などでしたら後日、便と一緒に排泄される可能性は高いですが途中で詰まってしまい腸閉塞などの危険な状態になる可能性があります。

それらの不安を取り除くためにも動物病院にて獣医さんの診察を受けるのが安心でしょう。また、誤飲したものがわからない誤飲の可能性がある場合にも同様に診察を受けておきましょう。特によだれが止まらない、咳き込む、元気がなくぐったりしているなどの症状が見られる場合には、緊急性が高いことが多いので速やかに獣医さんの指示に従います。

②誤飲の原因を作らない

日常生活の中で愛犬の誤飲の原因になる石や紐などはあらかじめ取り除いておきましょう。もちろん、全ての原因を排除することは難しいですが愛犬の行動範囲に誤飲の要因になるようなビニール袋やおかしの袋、おもちゃなどは意識して取り除いて置きます。

愛犬の性格によってはおもちゃであってもかじってバラバラにしてしまう子もいます。カケラを飲み込み危険がありますので、おもちゃも飼い主さんの目が届かない時は愛犬から届かないところに保管するようにしましょう。

③自己判断で誤飲の治療は厳禁

愛犬が誤飲してしまうと飼い主さんは慌ててしまいますよね。すぐに異物を取り除こうと口に手を入れて履吐かせようとしたりするかもしれません。

「犬 誤飲」などとインターネットで検索すると例えば逆さまにして振ってみる、水を大量に飲ませて吐かせるなどの民間療法の方法がたくさん出てきます。しかし、飲み込んだものを無理やり吐かせようとすると返って奥に行ってしまったり、胃腸や気管を傷つける原因になります。また、胃にまで異物が入ってしまった場合にはまず吐かせて取り除くことは困難です。

まずは動物病院でレントゲン撮影をして、異物の場所を確認してから吐かせることは可能か、排泄物と一緒にでてくるのを待つか、外科手術によって取り除くか獣医さんに診てもらうことです。自己判断で処置を行うとかえって悪化させてしまう場合があるので、絶対にやめましょう。

愛犬の体調が良く、症状がない場合は家で様子を見ていても大丈夫か期になる場合には動物病院に電話で問い合わせてみると良いでしょう。

④誤飲の原因になりやすいものに注意

誤飲の原因になるものは様々ですが特に石や小さなおもちゃ、ペットシーツには注意が必要です。

愛犬が活発な性格であり、おもちゃやペットシーツをビリビリに破ってしまう子は特に注意が必要です。ペットシーツには吸水性ポリマーが使用されており、飲み込んでしまうと胃の中で膨らんでしまい窒息や腸閉塞などの要因になります。ペットシーツはしつけのために欠かせないアイテムですが、ビリビリ破いてしまうクセのある子は使用方法に工夫が必要です。

おもちゃはなるべく口の大きさよりも大きなものを選ぶようにしましょう。小さなものですと遊びに夢中になり、興奮している間に飲み込んでしまう危険もあります。

⑤出せのコマンドなどを教えておく

愛犬がおもちゃに夢中になって遊んでいるとそのままヒートアップしてしまい、おもちゃを離してくれないこともあります。

飼い主さんに取られたくなくて、勢いで飲み込んでしまうなどの誤飲の危険もあります。飼い主さんと遊んでいる時におもちゃを離せるように「出せ」などの遊びを終了するためのコマンドを教えておくと有効です。幼少期から愛犬をコントロールできるようにしつけを行うのがポイントになります。

まとめ

愛犬が誤飲してしまった時の対策を紹介しました。愛犬が誤飲してしまうのは本能的な部分もあり、完璧に誤飲を防ぐことは容易ではありません。

愛犬が誤飲しないようにおもちゃなどは飼い主さんの目の届く所で保管するなどの工夫が大切です。そして誤飲の可能性がある場合には、動物病院で診察を受けましょう。

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