一歩間違えると大事に!ペットフードの種類と保存方法
ということで今回は、ペットフードの種類を紹介するとともに、ペットフードの保管方法についても紹介していきます。ぜひチェックしてみてください。
ペットフードの種類その1 ドライフード
ドライフードは、最も一般的な総合栄養食で、取り入れているという人も多いのではないでしょうか。肉や魚などの原料を混ぜて乾燥させたもので、噛むのが大好きな犬にとってはおすすめのフードといえます。
ドライフードの定義は水分が10%以下であることが規定されています。乾燥させているので痛みにくく、消費期限も長めなのが大きな特徴です。コスパの面で考えると最も与えやすく保管しやすいので、特に犬に疾患などがなく、元気にフードを食べてくれるというのであれば、ドライフードを選ぶと良いでしょう。
ペットフードの種類その2 ソフトドライフード
ソフトドライフードは、ドライフードよりも水分がやや多く、23〜35%ほどです。こちらもドライフード同様に加熱発泡処理して作られているのが特徴で、湿潤調整剤というものを入れてドライフードよりもしっとりとした食感に仕上げています。
ソフトドライフードは、ドライフードよりも柔らかいので、噛む力が弱い犬に適したフードです。食べやすく嗜好性もあるので、食欲がない時に与えてあげるのも良いでしょう。ただ、柔らかい分歯にもつきやすいので、歯石が蓄積しやすい点に注意しなければなりません。
ペットフードの種類その3 セミモイストフード
セミモイストフードはソフトドライフードと同様に水分含有量が25〜35%のフードを指します。発泡しているわけではなく、押し出し機を使って製造されるのが大きな特徴です。こちらもソフトドライフードと同じように湿潤調整剤というものが配合されているので、歯ざわりがよく滑らかで柔らかい食感です。
こちらも嗜好性が高いので、犬の食欲がないというときに与える臨時用のフードとしては適しています。ただ、品質を保つために添加物が多めに配合されているので、注意が必要です。
ペットフードの種類その4 ウェットフード
ウェットフードは基本的に缶詰で販売されることが多く、水分含有量75%の柔らかいフードです。ドライフードとは違って生の状態に近い原料を使用しているので香りも良く、嗜好性が高いのが大きな魅力と言えます。
犬の食欲がないというときや、バテて噛む力が弱いというときに与えてあげると、おいしく食べてくれるでしょう。年齢を重ねた老犬も噛む力が弱いので、そのようなシニアの犬にもおすすめです。
ただ、ウェットフードは添加物がたくさん使われている可能性があり、また傷みやすいのですぐに使い切らなければならないのがデメリットです。
ペットフードの保管方法1 密封して保存する
ペットフードを保管する場合には、ドライフードにしろウェットフードにしろ、密封して保管しなければなりません。外気に触れるとどんどん酸化して傷んでしまうので、その状態で犬に与えると体調悪化を招く危険性があるためです。
密封容器などに入れたら、風通しの良いところに保管しましょう。ウェットフードの場合は冷蔵庫での保管が望ましいですが、ドライフードの場合は冷蔵庫に入れている間と出した後の温度変化が大きく傷みやすくなるので、常温保管が基本です。
ペットフードの保管方法2 ウェットフードは使い切りが基本
ウェットフードは缶詰に入っているので、開封するまでは劣化することはありません。しかし一度開封すると、水分が多い分どんどん傷みやすくなってしまうので、早めに使い切らなければなりません。
ドライフードのように数ヶ月もつことはなく、すぐに悪くなってしまうので、できる限り1日で使い切るようにしてください。どんなに長くても2日間が限度なので、経過したものは速やかに捨てましょう。
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