オス犬のトイレ問題!マナーベルトの使い方をチェック!
そんな時の対策として役に立つグッツがマナーベルトです。しかし、マナーベルトによっては外れやすかったり、愛犬が嫌がってとってしまう場合もあります。
マナーベルトの使用方法やオス犬のトイレ問題対策を紹介します。
片脚を上げておしっこするのはなぜ?
そもそもオス犬は何故、片脚を上げておしっこをするのでしょうか?イメージとしては、散歩などで外に出ると電信柱におしっこを引っ掛けているのを思い浮かべる方が多いかと思います。
室内飼いの方で、リビングなどの部屋で自由にさせているとカーペットやソファーなど所構わずおしっこをかけられて困ると、お困りの飼い主さんも多いです。
この片脚を上げておしっこをする行為は「マーキング」と呼ばれており、自分の存在をアピールするために行います。
強気の性格の子がより高く脚を上げてマーキングを行い、自分の存在を大きく見せようとします。
実は片脚をあげてマーキングするのはオス犬だけではなく、メス犬でやる子もいます。しかし、オス犬の方が圧倒的に片脚を上げてマーキングする子が多いです。
マーキングは犬として本能的なものであり、自分の存在を残すことで他の犬との情報交換の意味もあります。マーキングされた後の匂いを嗅いで情報を知り、自分の情報を上から重ねるという具合に犬同士の会話の意味もあるのです。
マーキング防止にはマナーベルトが便利
このようにマーキングは犬の本能的な部分が多いため、完全にしつけでコントロールすることは難しいです。
トイレトレーニングにより、犬ではトイレでおしっこをさせることはできますが、初めての外出先や犬が集まる場所は刺激がたくさんあり、マーキングしてしまうものです。場合によっては人の足にかかってしまうなんて可能性もありますね。
そんな外出先でのマーキングによるトラブルを防ぐためにはマナーベルトがオススメです。マナーベルトはその名の通り、尿とりパッドとベルトを装着して愛犬の粗相を予防するアイテムです。
主に布製のベルトにマジックテープがついたタイプのものとオムツと同素材で出来ている使い捨てマナーベルトが販売されています。
ペットショップを覗いてみると、サイズは小型犬〜中型犬を中心に展開しており、大型犬用の物はネットショップの方が種類が多い傾向にあります。
値段は素材により異なりますが、約1000円〜2000円前後で購入可能です。
布製のマナーベルトと使い捨てマナーベルトの特徴は?
それぞれのマナーベルトの特徴をまとめました。購入を考えている方の参考にどうぞ。
〈布製マナーベルト〉
・ひよこ柄など可愛いデザインがある
・マナーベルトは洗って繰り返し使える
・洋服を選ぶ感じでおしゃれにマーキング予防できる
・繰り返し使用できるので経済的
・布に匂いがつきやすい
・別に尿とりパッドを用意する必要がある
・ズレやすい
・長時間の使用はムレやすく、かぶれる可能性がある
〈使い捨てマナーベルト〉
・すぐに捨てられる
・その都度変えるので、衛生的
・安定感があり、ズレにくい
・大型犬用の大容量もある
・コストがかかる
・ゴミが増える
・愛犬によってはバラバラにちぎってしまう
・見た目がオムツのようなので、つけている感がある
それぞれの特徴を紹介しました。購入を検討している方は自分の愛犬に合うものを選んで購入しましょう。
マナーベルトの始め方は?
マナーベルトをいざつけようとして、愛犬が嫌がってしまうこともあります。初めから長時間の使用は避けて、慣れるまでは短時間使用することがポイントです。
お出かけで使用したい場合には、前日までにお家でマナーベルトを何度か装着して慣れさておくのがベストです。
また、愛犬の性格によってはマナーベルトを装着されたことがストレスになってしまい、体調を崩して下痢してしまうのもいます。愛犬の様子を見ながら徐々に慣れさせます。
短時間でも嫌がらずにつけていることができたら、おやつを与えて褒めてあげると良いでしょう。また、布製のマナーベルトでも使い捨てマナーベルトでも3時間に一回は新しいものに交換して愛犬がかぶれないようにしましょう。
特に梅雨時期や夏場などは湿気が多く、デリケートな部分が蒸れやすくなるため注意が必要です。
また、おしっこかぶれは菌も繁殖しやすく、重症化すると膀胱炎や包皮炎などになることもあるため、清潔に保つようにします。
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