寂しがり屋のワンちゃんの仕草や行動
飼い主さんの足元をついて回る
いつもいつも飼い主の後をついて回っているワンちゃんがいます。トイレに行く時も、洗濯物を干しに行く時も、お料理している時もいつでも飼い主さんの後をついて回り、足元に座っています。
そんな仕草をされたら飼い主さんは可愛くてたまりませんね。
しかしちょっと待ってください。
ただ可愛いで済ませないでください。
人間のお子さんにもよく見られる行動ですが、飼い主さんの姿が見えなくなるととても不安になるのです。
動く時は「トイレに行ってくるね~」「お風呂入って来るだけだよ~」と声をかけて上げて下さい。
それでも最初は後を追ってくるでしょうが、「トイレなら直ぐに戻って来るな!」とワンちゃんは学習してくれます。
少しずつ「大丈夫!ママは直ぐに戻る」という事を覚えさせましょう。
留守の時に吠えている
飼い主さんが留守の時に、ずっと吠えてしまいご近所から苦情が来たという飼い主さんがいます。
飼い主さんがいる時は吠えないので気が付かない事が多いと思います。
大抵はある程度で諦めるのですが、中にはワンちゃんの声がかれるほどずっと吠えている子もいます。
「ママがいないよ~どこなの~」と探しているのかもしれません。
吠えながら家から出たいと、扉をガリガリしてしまったり、部屋の窓に飛び掛かりカーテンを外してしまったという話も聞いたことがあります。
そうなるとワンちゃんの中で気持ちのコントロールが出来なくなっています。
パニック状態に近い状態です。
怪我をさせても可哀そうですから、獣医さんやトレーナーさんなどプロの方に相談して対策を考えて上げましょう。
伏せをして上目遣いで見つめる
この仕草はとても分かりやすいですね。
構って欲しいけど、ママ忙しいみたいだし…と、ワンちゃんなりに我慢している時が多いようです。
中には眠い子もいますが、「○○ちゃんどうしたの?」などと声をかけてみて下さい。寂しい時には直ぐに起き上がり反応します。
ワンちゃんは学習能力がとても高いと言われています。
作業が一段落したら、少し遊んで上げましょう。
繰り返すうちに、「今は忙しいけど、終わったら遊んでくれる」と学習します。
学習したらワンちゃんは自分で時間を過ごせるようになり、飼い主さんの手が空くのを待つようになります。
ゴミ箱やらティッシュやらいたずらをする
お留守番をさせて戻るとゴミ箱がひっくり返っていたり、ティッシュがぐちゃぐちゃになっていたり、スリッパをかじったりとやりたい放題になっていたことはありませんか?
これは思い切り遊んだというより、寂しさの表れだったりします。
ひとりぼっちの寂しさを、いたずらする事で紛らわせたりしているのかもしれません。
留守の時だけいたずらをするならば寂しい気持ちの表れかもしれないので、見極めて上げて下さい。
また、いたずらされて困る物は届かない所に置きましょう。
そしてこれはいたずらしてもいいよという物を与えましょう。
ペロペロと前足を舐める
意外に知られていないの寂しい時のワンちゃんの仕草として、前足を舐めるという行為があります。
足を舐める行為は、ワンちゃんが自分の気持ちを落ち着かせる為の事がよくあります。
また、ストレスを抱えている可能性もあります。
全てが寂しい事が理由ではありませんから、どんな時に舐めているのかとかを、しっかりと観察して上げましょう。
あまりにも舐めすぎると皮膚炎などの原因にもなりますから、止めさせる事が大切です。
無理やり止めさせるのでなく、観察して理由を解決して上げて下さい。
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