大型犬には毎日散歩が必要?散歩の意味や必要な回数など紹介
しかし、大型犬ともなると毎日の散歩は欠かせないのでしょうか。
また、時間や回数、距離や運動量も多く必要なのか気になりますよね。
そこでこの記事では、大型犬の散歩の必要性や回数、距離などを詳しくまとめました。
そんな大型犬を飼育するうえでの疑問が「散歩の有無」ではないでしょうか。
大型犬は毎日の散歩は必要なのか、また回数や時間はどのくらい行えばいいのかなど、気になることはたくさんあるかと思います。
また、散歩をしないことで起こるデメリットはあるのかも知っておきたいところです。
そこでこの記事では、大型犬の散歩は必要かや、必要な回数や時間などを詳しくまとめました。
代表的な大型犬の種類
大型犬には、どのような犬種が当てはまるのでしょう。
日本でも人気な大型犬は、以下の通りです。
・ゴールデンレトリバー
・ラブラドールレトリバー
・シベリアンハスキー
・スタンダードプードル
・バーニーズ
・ダルメシアン
・グレートピレニーズ
・ドーベルマン
・秋田犬
・サモエド
・セントバーナード
・ボルゾイ
など
散歩の意味と必要性
散歩といえば、運動不足にならいためのものと認知している方も少なくないでしょう。
確かに散歩には適度な運動という理由もありますが、実はほかにも重要な役割があります。
散歩で得られる効果は、以下の通りです。
・適度な運動
・ストレスをためない
・日光浴
・心身の強化
・社会性が身につく
・飼い主との主従関係の確立
・犬同士の会話による情報交換
犬は元来群れで行動する生き物ですので、コミュニケーションは欠かせません。
犬は臭いで情報交換をしていると考えられているため、お互いの臭いを嗅ぐことで犬同士のルールやマナー、情報交換を行っています。
人間が誰とも会話をしないとコミュニケーション能力が低下してしまうように、犬も会話をしないと社会性が身につかず、問題行動に繋がりやすくなります。
また、大型犬は特に室内だけで生活をするのは窮屈であり、長時間いることはストレスに繋がります。
外を伸び伸びと歩くことで、ストレス発散の効果を得ることができます。
また、日光浴も大切です。
日光浴では、カルシウムの吸収に欠かせないビタミンDの合成や皮膚の強化、免疫力向上などさまざまな健康効果があります。
更に、日光を浴びるとセロトニンと呼ばれる脳内ホルモンが分泌されます。
セロトニンは別名を幸せホルモンとも呼び、ストレスに強い身体を作るほか、体内時計を整え夜に眠気を促すメラトニンを精製します。
人間も日光浴をしないとうつ病にかかるリスクが高まると言われていますが、犬も日光を浴びないとストレスに弱くなり、結果無駄吠えや噛み癖など問題行動の原因に繋がります。
犬が人間社会で生きる上で、人間社会で生きるためのルールやマナーを身につけることは、ストレスなく安全に生活するうえで欠かせません。
人間やほかの犬に吠えたり噛んだりしてはいけないことや、車など危険なものがあること、拾い食いはいけないなど、散歩ではさまざまなルールを覚えることができます。
また、散歩中につけや待てなどの指示をすることで、飼い主さんがリーダーシップをしっかりと確立するためにも役立ちます。
散歩をしないことのデメリット
散歩には、適度な運動以外にも多くのメリットがあることが分かりました。
その一方で散歩をしないことは、以下のようなデメリットがあります。
・運動不足による肥満
・筋肉の低下
・心身が弱り病気にかかりやすくなる
・問題行動の促進
・社会性が乏しくなる
散歩をしないことは、運動不足による筋肉の低下や肥満促進はもちろん、免疫力が下がり病気にかかりやすくなるなどのデメリットがあります。
また、ストレス発散ができないことやや社会性が身につかないことで、問題行動のリスクが高まります。
また、普段から外の世界に慣れていないと、病院に行く際や突然の自然災害などで非難を強いられた際、第三者やほかの犬に対しパニックに陥りやすく、特に身体の大きな大型犬に本気で暴れられると成人の男性であっても抑え込むことは難しく危険です。
大型犬を飼育する場合には、あらゆることを想定して事前に解決しておくことが必要です。
毎日の散歩には、多くの問題に事前に適応できる良いトレーニングの場でもあるため、散歩は必要不可欠だといえます。
大型犬に理想的な散歩の回数や時間は?
大型犬に散歩が必要不可欠なことは分かりましたが、必要な回数や時間はどのくらいなのでしょう。
大型犬では、1日朝と夕方の2回、1回1時間ほどが理想とされています。
とはいえ、犬種や年齢、体調などによって異なるため、この数字はあくまでも目安です。
食後に運動をさせると、胃捻転を引き起こすリスクが高まるため、食前に行うようにしましょう。
大型犬だからといって飼い主さんが走ったりと無理をする必要はなく、散歩の意味や理由を良く確認しながら行うと良いでしょう。
また、散歩の時間はアバウトにしておくと、万が一その時間に散歩に行けない際に愛犬のストレスになりにくくおすすめです。
例えば朝は6~9時の間、夕方は16~18時の間に行うなど時間の設定をアバウトにすることで愛犬の待ち時間へのストレスを軽減することができます。
散歩の注意点
大型犬は特に身体が大きいため、以下のような注意点があります。
・ドッグランなどを利用して思い切り走り回る時間が必要
・ジャンプなど足腰に負担のかかる運動は控える
・大型犬は犬を飼っていない人には怖い存在であることを理解する
屋内飼育だけでは窮屈ですので、伸び伸びと歩くことのできる散歩は必須ですが、散歩だけ
では「運動不足」を解消することは難しいものです。
そこで、ドッグランや自宅の庭など、リードを外して(もしくは長くして)大型犬が自由に走り回って運動のできる時間を設けることが必要です。
休みの日に愛犬とドッグランに遊びに行くなど、時間を工夫してしっかりと運動をさせてください。
しかし、運動といってもジャンプなどを多くさせてしまうことは危険です。
大型犬は体重が重いため、そのぶん足腰にかかる負担も大きくなります。
普段から硬いアスファルトの上やソファなどの上り下りなど、ジャンプ運動をあまりさせないことが大切です。
これは飼い主さんには理解が難しいことですが、可愛い愛犬も犬を飼っていない他人から見ると、怖い生き物に感じる方も存在ます。
身体の大きな大型犬になると、飛びつかれでもしたらたまったものではありません。
大型犬を飼う飼い主さんは、第三者とすれ違う際には事前に進行方向を変えたり、リードの短く持って距離を保つなどする工夫が必要です。
愛犬家は、犬を飼っていない人も心地よく過ごせるように配慮する必要があるのです。
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